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ブロンズ・アルミキャスト

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2006年09月27日

ブロンズ像のヒミツ PART

こんにちは!
アルミ鋳物、アルミキャスト専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。

このブロンズ像は、京都青年会議所が
21世紀を迎えるにあたり、傳來工房でブロンズ(青銅)鋳造し
創立記念事業として2000年12月に寄贈されました。

「大文字の送り火」、「鞍馬の火祭り」、「広川原の松上げ」の
京都の代表的な「3つの炎」をなんと12月31日に集め、
このブロンズ像最上部のステンドグラスの球内に
新年のカウントダウンと同時に
「永遠の炎」として点火されました。

この炎は24時間365日そして永遠に
灯し続けるのですが・・・・

このブロンズ彫刻の中は一体どうなっているのか?

《ブロンズ像 ヒミツPART 

このブロンズ像は、実は最新のロボットのようなものです。

昨日、京都市総務部より大阪ガスがメーター交換をするために
当社に立会いの依頼がありました。

そしてこのブロンズ像の下部のフタをあけたところ、
ガスの専門家が歓声を上げているのです。

《凄い!凄すぎる!このブロンズ像は、ロボットですか!》

最新のセンサーなど安全装置や検知器がこのブロンズ彫刻内に
所狭しと組み込まれているのです。

傳來工房のブロンズ像には

「炎」と同時に「魂」も入れ込みます。


2006年09月25日

さいたまスーパーアリーナ(前)

やっと秋らしくなってきましたね。
杉村です。

今回の物件紹介は「さいたまスーパーアリーナ」です。
さいたま新都心内に建設されました多目的ホール。
格闘技好きの方にはPRIDEの聖地として、また
関東圏では最大規模のコンサートホールとしても有名です。

さて、傳來工房はこの場所でどんなお仕事をさせて頂いたのか。
はい、カメラさん引いて下さい〜

もう少し引いて下さい〜

はい、こちらはアリーナに隣接する「けやきひろば」
埼玉県の木であるけいやきが200本並んでいます。

「そんで、傳來工房の作品はどこ?」
実はこの「けやきひろば」の写真の中に出ています。
そうです、床です。
もう少し詳しく言うと、「グレーチング」
よく御覧頂くと、石と金属製のグレーチンが交互に並んでおり、
床が構成されているのがお分かりになると思います。
この「グレーチング」こそ、アルミ鋳物By傳來工房なのです。

床に鋳物を使用する場合には通常のアルミであれば傷が付き、
そこから腐食を始めます。
アルミの場合は腐食といっても、酸化皮膜を自ら作り出しますが、
見た目はムラムラと、汚くなってしまいます。
この問題を解決する為に、素材を厳選。
鋳造方法も圧力を掛けて行なうダイキャストとしています。
メンテナンス用軽トラックに耐えるように強度計算もしてあり、
盗難防止の為、締め付けボルトも特別な仕様となっています。


さて、それでは、カメラさん、もっと引いて下さい〜
こちらは「けやきひろば」前の合同庁舎。
この建物を支える支柱にも傳來工房の柱パネルが付いています。
こちらもアルミ鋳物製で、「和紙」をイメージしたテクスチャー、
そして少しのリブを付けています。



コンサートに、格闘技観戦に行かれた時には思い出してやって下さい!

2006年09月02日

銀色に輝くインゴットは?

こんにちは、
アルミ鋳物、アルミキャスト専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。

昨晩あたりから急に過ごしやすくなりました。

爽やかな風を感じながら寝つき、
そして目覚める幸せを感じるのは私だけでしょうか。
(マザーテレサも言っていましたが?
お金のかからない幸せは真の幸せです。)


さて、銀色にまぶしく輝くインゴットの正体は・・・

アルミ鋳物用のアルミ地金(じがね)です。
これが黄金のゴールドだったらと不埒な事をおもってはいけません。

実はこのアルミ地金、
今年に入り中国需要や世界的な自家用車需要の影響により
とんでもないくらい急騰しました。一年前の約1.5〜2倍です。

現在、ようやくアルミ地金相場も落ち着いてきましたが
高値での落ち着きはアルミ鋳物メーカーとしては影響が大きく
まだまだ油断はできない様子です。

当社のアルミ鋳物の主生産ラインである「Vプロセス」で
このアルミ鋳物用インゴットを約760度で溶解し、製品を鋳造します。


このアルミ鋳物用インゴットをきれいにイゲタに組んだ状態のまま、
一気に溶解炉に投入します。
溶解炉の中はまさしく燃えるように真っ赤に準備されています。

傳來工房で鋳造しているアルミ鋳物用インゴットは、
建築外装材や屋外のランドスケープの材料として
耐候性、耐腐食性、造型性、加工性共、アルミ合金の中で
群を抜く性能を保有する「JIS規格 AC3A」を使用します。


この材料を使い、JR二条駅前に現在建設中の
「立命館学園本部法科大学院」(設計:山下設計 施工:大成建設)の
大型デザイン門扉やフェンスを鋳造しております。


この大型デザイン門扉・フェンスのデザインは、
立命館や京都の歴史を意匠化し提案いたしました。

当社のデザイン提案は、
3次元つまり立体的な高い完成度を前提としたものが特徴で、
特に学校法人や宗教法人の風格ある主要な物件には
施主や建築家の皆さんから喜んでいただいております。


9月からも神戸学院大学ポートアイランドキャンパス
(設計:日建設計 施工:竹中工務店)の
アルミ鋳物によるデザインバルコニーの鋳造製作に腕を揮います。

《ご参考に当社の主な学校法人の実績をご紹介します》

神戸女学院、女子美、立命館、同志社、関西大学、
京都大学、龍谷大学、四天王寺大学、文教大学、
華頂短大、松下政経塾など全国実績多数     (順不同)


長くなりましたが最後に

ぜひ、各種法人の施設担当者の皆さんや
若い建築家やアーチスト、デザイナーの皆さんへ
傳來工房のアルミ鋳物工場に視察に来られませんか。

作品や意匠を考える上でものづくりの現場は大変参考に
なると思いますよ。ご連絡いただければ喜んでご案内します。

そういえば、ずいぶん前に
フィリップ・スタルク
大きな体を揺らしながらアルミ鋳物作品の相談にきました。

そしてアルミ鋳物の鋳造工程を案内し
大変参考になったらしく、大喜びでした。

その時、なぜかアルミ鋳物の塊りを
ZEROのアタッシュケースに大事に持っており、
「それは何か」と聞くと現在設計中の建築模型だと
自慢げに言っていました。

私は、過去色々な建築模型を見ましたが
無垢のアルミ鋳物の建築模型を見たのは初めてでした。

でも私から見ると出来があまりよくなく、
傳來工房で作ればもっと良いものを作るよと笑いながら言うと
ヒゲ面の笑顔で「次回はぜひ頼む」と言っていました。


スタルクのデザインは
独特の曲線や曲面デザインの為に
彼の作品は、型に流し込んで製作する
アルミ鋳物が一番適しているようです。

ポストモダン以降、
日々激変しているデザインシーンの中で
彼はインテリア、ID、建築など
世界中のあらゆる場面で活躍してますね。

ミスタースタルク、今度日本に来たら、京都で待ってまっせ!