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2009年03月28日

滋賀県立琵琶湖博物館

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

日本一大きな湖と言えば、京都のお隣さん、滋賀県の琵琶湖ですね。
京都や大阪の人は琵琶湖の豊な水の恩恵を受けています。
また、レジャーとしても海水浴やバーベキュー、キャンプ、釣りなど
関西人としては琵琶湖周辺で過ごす機会は多いものです。

この琵琶湖の湖東、草津市に滋賀県立琵琶湖博物館があります。
設計は日建設計、施工は竹中工務店。
1996年(平成8年)に開館しました。


この博物館、メインは水族館なのですが、他の水族館とかなり違うところがあります。
他では珍しく、淡水魚を中心とする施設となっており、
湖をテーマにした博物館としては日本で最大規模との事です。
琵琶湖以外の淡水魚や、プランクトン、そしてお約束のトンネル水槽等も有り、
充分に楽しめる施設となっています。


さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお世話になったのは、外装部分です。
壁の一番上の笠木と呼ばれる部分です。
博物館の低層部の笠木部分で約400mにもなりました。
奥行は360mmとなっており、見上げた時に意匠部のカナメになっています。



屋根部分に施工するものですから水じまいには特に気を使います。
鼻先部分で雨水が壁に垂れないように、
また割付部のコーキングが破断した場合にも備えている設計となっています。


見上げて見える部分というのは少ないのですが、
建物全体を引き締めるような実用性の有る意匠となっているのではないでしょうか。

春に向けてあちこちと出かける機会が増える今日この頃。
琵琶湖博物館の近くには平山郁夫作品、佐藤忠良作品が常設の佐川美術館も有り、
なかなか楽しめるエリアだと思います。

2009年03月12日

古美術工藝の復元

ブロンズ・アルミ鋳造専門メーカーの
京都の傳來工房専務の橋本です。

今春、レッドクリフのPART兇上映される。

ご存知、三国志の最も有名な合戦である「赤壁の戦い」を
ジョン・ウー監督が映像化した後編だ。


その三国志の時代から中国の年表を遡ること約1900年。
西暦では紀元前1700年頃か。

いくら京都でも中国の3700年前の歴史では太刀打ちできない。

当時は、殷(いん)の時代。高い文化と同時に優れた技術があった。

殷周銅器(いんしゅうどうき)という言葉を聞かれた人も多いと思う。

この時代の銅器鋳造技法に謎が多く、今まで色々な学説があったが
それらの説を鋳造製作によって証明されたことはなかった。

今回、日新電機衢佑琉様蠅砲茲衫啗米猊弋都大学名誉教授のご指導のもと、
松丸道雄東京大学教授の独自の殷周銅器鋳造説をわれわれ傳來工房が
その学説の具現化に初めて青銅鋳造に取り組んだ。

殷周銅器に刻まれる象形文字や文様は当時、銅器に掘り刻む鉄器が
存在しなかったため、どのようにして型を作られたかが最大の謎である。

そこで松丸先生は現在の鋳造型ではありえない
なんと!獣などの皮に文字や文様を書きそれを繰り抜き凹凸の型にする説を
発表された。

さすがに驚いた。

無事完成し、そして殷周銅器の謎がひとつ証明された。
味わい深い、素晴らしい出来栄えです。

青銅鋳物(ブロンズキャスト) 緑青発色仕上げ 傳來工房鋳作


盤の中には
苟日新。日日新。又日新。

《苟(まこと)に日に新(あらた)にせば、
日日に新に。又日に新なり》と記されている。


少し解説を
当時、「酒池肉林」の夏の桀王(けつおう)を滅ぼし、
殷の時代を築いた湯王(とうおう)という優れた帝がいた。

その湯王が自分の使用する盤(洗面器)に自ら戒める句を刻み
毎朝、顔を洗うときに読んだという。

その由来よりこれを「湯王の盤」と名付けられた。

今回、「湯王の盤」を傳來工房で10個鋳造し
内1個は、現在京都国立博物館にも所蔵されている。

《余談》
今回は、チョット仕事の内容がカタ過ぎたのでお時間のある方だけ
少し柔らかい話題を息抜きとしてどうぞ。

レッドクリフに出演している女優リー・チーリンをご存知でしょうか?

最近、テレビで見る機会があった。

写真ではわからないが、今まで見た東洋系女優の中でもダントツでは・・・

単なる美しさだけではなく、可愛さ、上品さ、色気さ、知的さ、清潔さ、

透明さ、温かさ、きめ細やかさ、可憐さ、スタイル・・・

(自分でもこれだけ褒められるのかと驚きます・・・)

残念ながらレッドクリフPart1を見ていないが
見た人によると天女のようだという人が何人もいる。

Part1はDVDで見るとして、Part2は、ぜひ三国志の勉強に行こう。

いや、リーに会いに映画館に行こう。