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2011年01月29日

ウェリスライオンズ ザ・セントラル

みなさん、こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です!

さて、やってきました。
ここは名古屋市内です。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房では
以前からマンション物件を多くお手伝いをさせて頂いております。
主にはポーチ門扉なのですが、
今回は特注で外構関連のお仕事を頂きました。

ウェリスライオンズ ザ・セントラルという19階建て、
124戸のマンションです。

設計は日建ハウジングシステム
施工は清水建設

アルミ鋳物メーカーの傳來工房が設計の方からのご依頼を受けた製品は
エントランス部のフェンス、そして外構部門扉とポーチ門扉です。

まずはフェンスです。
高さはGLから2020mm、縦格子の幅は40mmで厚みは12mmです。
意匠性を考えて後ろ側に柱を控えています。

意匠は梨地です。

若干のアールを付けていますので、立体感が出ておりカッコいいです。

そして、フェンスに隣接して同じ意匠の門扉です。

電気錠を組み込んであり、ヒンジ部はオートヒンジ仕様となっています。

もちろん、アルミ鋳物の格子コレクション2(ハンマートーン)
も最上階部に施工しています。

さらに、人気のアルミ鋳物プランター、CONEタイプも
エントランス正面に鎮座しております。

今回は灌水も出来るように設計されています。


外構部、特にエントランス部はその建物の「顔」になる部分。
若干お値段は張りますが、是非オリジナル商品のお問い合わせ、
お待ちしております!!

2011年01月22日

NHK大河ドラマ2011

アルミ鋳物による彫刻レリーフ、モニュメントの鋳造製作メーカーの
京都傳來工房の専務の橋本昇です。

「江  〜姫たちの戦国〜」

1月9日(日)からスタートしたNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」
宮崎あおいの「篤姫」を超える久々の大ヒットになる予感がする。


信長、秀吉、家康が揃って破竹の活躍する時代を背景に
悲劇の夫婦から生まれた三姉妹(茶々、初、江)が時代の権力者の伴侶となり
女性から見た戦国時代を描く。

主人公は、お江役の上野樹里。元気さがはまり役。

その二人の姉たちが美しい。
茶々役の宮沢りえ 

演技も美貌も円熟さが出てきた。茶々から成長しどんな淀君になるか楽しみだ。


初役の水川あさみ 

目立たないが透明感溢れる美しさ。


このドラマの北近江、現在の湖北町に関係する仕事をしました。

これが始まる前に現地に取材に行きたかったのですが、
滋賀県北部は年末年始の大雪で行けず、
今回ようやく行くことが出来ました。

現地では、まだ雪が沢山残っており、さらに雪が降っていました。

《雪の北陸道 木之本インター》


この三姉妹のふるさと小谷城は、現在の長浜市湖北町に位置する。

われわれ傳來工房は、その湖北町庁舎(現 長浜市湖北町支部)が新築される時、
この三姉妹の両親である「浅井長政、お市の方」をモチーフにした
アルミ鋳物による彫刻レリーフの依頼があり、製作のお手伝いをした。


《長浜市湖北町支部  設計:森野建築設計事務所》



《アルミ鋳物レリーフ 松煙イブシ仕上げ W:3600×H:1200mm》

長政とお市の姿を造形するにあたり、行政及び設計事務所からの要望により
歴史資料を写実的にアルミ鋳物で立体表現することとなった。


《アルミ鋳物レリーフ》
壁面彫刻レリーフは、立像や胸像など通常の立体造形よりも造形難易度が高い。

それは、限られた凹凸高さの中で上下左右全方向から、彫刻として
成り立つ立体表現をしなくてはならないからである。

彫刻家の中でもこの技術を本当に駆使できるのは
限られた彫刻家しかいないと思う。

今回、レリーフ造形の経験豊かな京都芸大出身の藪下実先生にお願いした。



《藪下実作品展にて 左が藪下先生、右が私》


最後に
私達の彫刻の題材となったお市の方役は
11年ぶりのドラマ出演となる美形の誉れ高い、鈴木保奈美。


今年は、毎週日曜日夜が楽しみだ。

《あとがき》
大雪の中、よく取材に行ったとお思いですが、私のお楽しみもありました。

まず、ちょっと前フリを・・・

この湖北町奥であの有名な賤ヶ岳の戦い(しずがたけのたたかい)があった。

羽柴秀吉と柴田勝家との戦いであるがその戦いで活躍したのが
秀吉の子飼い7人の家臣衆、通称《七本槍しちほんやり》 

福島正則、加藤清正、加藤嘉明、脇坂安治、平野長泰、糟屋武則、片桐旦元。

私のお楽しみはもうひとつの《七本槍》です。

《七本槍》

《冨田酒造》


《冨田酒造店内》 

この酒蔵は、

稀代の美食家 北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)が愛飲した酒蔵です。


今回私は、純米大吟醸、純米吟醸を1本づつ調達しました。

味わった感想を
純米大吟醸は木樽の香りを感じ、さすが中取りだけに
蔵の個性が感じさせる芳醇な味わいでした。

純米吟醸は、香り良し、喉越し良し、あと味良しの3拍子でした。

ぜひ、北近江に歴史と銘酒をたずねてどうぞ!