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2012年04月18日

東京建物八重洲ビル

みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回のアルミ鋳物メーカー、傳來工房「探訪日記」では
東京は八重洲にやって参りました。
八重洲口前郵便局の北側の通りをちょいと東に入ると
最近オープンした「東京建物八重洲ビル」があります。

設計施工は竹中工務店。

アルミ鋳物メーカーの傳來工房で
ファサード部のアルミ鋳物面格子をご担当させて頂きました。

高さは4700mm、幅が2100mm
このサイズで合計5枚を建物正面の2F部分に施工をしました。

今回特にご注目頂きたいのが奥行きです。
深さが200mmもある鋳物なのです。

しかし、このような複雑な形状ではアルミ鋳物は型から抜けません。
そこで、前と後ろの2枚の透かしパネルをそれぞれに鋳造し、
真ん中を別のアルミ鋳物部材にて橋渡しをする納まりとなっています。

さらに縦方向4ピースになって鋳造されたアルミ鋳物パネルを
ジョイントし、継ぎ目のない1体のパネルとしています。
溶接でまとめるのですが、溶接跡は当然にあとから見て
分からないように仕上げます。

表面テクスチャーは弊社で得意にしています「ハンマートーン」
モコモコとした叩き風の模様が光の陰影で映えています。

東京駅から歩いて数分の場所にありますので、
機会があれば是非、アルミ鋳物メーカー傳來工房の作品をご覧ください!

2012年04月12日

ワコール本社 ブロンズ像

京都のアートワーク、ブロンズ像専門メーカーの
傳來工房専務の橋本昇です。

本日の京都は、まさに春爛漫(はるらんまん)。
最高の季節になりました。

傳來工房の近くにワコール本社ビルがあります。
そこの紅桜も綺麗に咲き誇り、白いビルに映えています。

新本社ビル計画当時、
ワコール会長の故塚本幸一氏が
建築家の高松伸さんに
「世界一美しい建築を頼む」と依頼された。


設計:高松伸建築設計事務所


その美しい建築の西側に咲く桜の前に
我々傳來工房の仕事があります。

《ブロンズ像 青銅鋳造 緑青発色仕上げ 鋳作:傳來工房》

では、正面から

作品名: 天 地 人  
作  家: 杉村 尚  

《ブロンズ像 青銅鋳造 緑青発色仕上げ 鋳作:傳來工房》

このブロンズ像は、ワコール創業30周年を記念し製作されました。

当時、日展作家として活躍されていた杉村先生に塚本オーナーが
「世界一美しいブロンズ像を!」と杉村先生に依頼されたにに違いない。

三十数年経過した現在もその美しさは、変わりません。

ブロンズ像 青銅鋳造 緑青発色仕上げ 鋳作:傳來工房

《余談》

私の結婚披露宴には
ワコールオーナー故塚本幸一さんに
主賓として素晴らしいご祝辞を頂いた。

これからの人生も、
ワコールのブロンズ像のように
「美しく、美しく、より美しく」
生きたい。

合掌