みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。
今回のアルミ鋳物メーカー、傳來工房「探訪日記」では
東京は八重洲にやって参りました。
八重洲口前郵便局の北側の通りをちょいと東に入ると
最近オープンした「東京建物八重洲ビル」があります。
設計施工は竹中工務店。
アルミ鋳物メーカーの傳來工房で
ファサード部のアルミ鋳物面格子をご担当させて頂きました。
高さは4700mm、幅が2100mm
このサイズで合計5枚を建物正面の2F部分に施工をしました。
今回特にご注目頂きたいのが奥行きです。
深さが200mmもある鋳物なのです。
しかし、このような複雑な形状ではアルミ鋳物は型から抜けません。
そこで、前と後ろの2枚の透かしパネルをそれぞれに鋳造し、
真ん中を別のアルミ鋳物部材にて橋渡しをする納まりとなっています。
さらに縦方向4ピースになって鋳造されたアルミ鋳物パネルを
ジョイントし、継ぎ目のない1体のパネルとしています。
溶接でまとめるのですが、溶接跡は当然にあとから見て
分からないように仕上げます。
表面テクスチャーは弊社で得意にしています「ハンマートーン」
モコモコとした叩き風の模様が光の陰影で映えています。
東京駅から歩いて数分の場所にありますので、
機会があれば是非、アルミ鋳物メーカー傳來工房の作品をご覧ください!