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2012年05月28日

京都のコンベンションセンター《みやこめっせ》

日を追うごとに
ようやく初夏を感じる日が多くなってきました。

デザイン的なアルミ鋳物専門メーカー
京都の傳來工房専務橋本昇です。

明治維新後、京都の企業は海外からの技術導入や
独自の技術開発により、全国の文明開化のスピードを加速させた。

その新技術や新製品を発表する場として
京都岡崎に初めて京都市は「勧業館」を建設した。

明治28年、大規模な「内国勧業博覧会」がこの勧業館で開催された。

そして100年後、この場所に平安遷都1200年記念事業のひとつとして
新しいコンベンションセンター「京都市勧業館みやこめっせ」が建設された。

設計:川崎 清 1996年

この周辺は明治時代の最新技術によって整備され、現在でも活用されている。

その代表的なものは琵琶湖の水源を利用し
京都市中に引いた「疎水(そすい)」です。

みやこめっせの西側、南側に今も引かれ、100年経過した今でも
京都の文化ゾーンである岡崎周辺の環境に役立っています。


この周辺は、桜の名所でもありますが
初夏だけに桜の大木の緑が水面に映えます。

ここに我々傳來工房の仕事があります。

見えますか?

厚さ40mmの無垢のアルミ鋳物によるシンプルな角格子フェンスです。

小さく見えますが一枚のアルミ鋳物フェンスサイズは
横幅約1700mm×高さ1300mmのサイズです。


このアルミ鋳物によるデザインフェンスを
勧業館みやこめっせ周囲約200m以上の製作施工のお手伝いをしました。

耐食性の高いアルミ鋳物によるデザインフェンスは、
これからの100年も腐食することなく
京都岡崎の景観を間違いなく保全することでしょう。

《余談》
皆さんの仕事の励みに
私の大好物、これから旬に入る雲丹(うに)料理を紹介します。

《雲丹鍋》
生雲丹を卵でとじたお鍋です。最高どす。

美味しそうすぎて、皆さんのお仕事の邪魔をしたようで・・・・


2012年05月21日

アルミ鋳物 バルコニー手摺

みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回は兵庫県の最東南に位置する西宮市にやってきました。
西宮市は関西を代表する高級住宅地としても有名な市です。
財界人や文化人の邸宅が多く建ち並ぶ閑静な高級邸宅街の
代名詞となっている地域が市内に点在しています。

思い出します。30年前。
免許を取って間もない学生時代。
彼女を助手席に乗せて「豪邸ツアー」デートを楽しんだ、あの頃。。
「すっごぉ〜」、「土地デカすぎて家、見えへんやん!」等と
はしゃいでおりました。

そんな西宮市で今回、アルミ鋳物メーカー傳來工房が
お世話になったのはマンションです。

ローレルコート夙川レジデンス

デベロッパーが近鉄不動産
デザイン監修が三菱地所設計

外装部でバルコニー部分のアルミ鋳物持ち出し面格子、
及び手摺部を担当致しました。

デザインはすっきりとしたアルミ鋳物縦格子。

アルミ鋳物縦格子のテクスチャー(模様)作りには時間を掛け
鍛鉄(ロートアイアン)風のデザインとしました。

支柱、そしてトップレール(手摺)もアルミ鋳物製です。

コーナー部は溶接にてまとめています。

当然にポーチ門扉も妻住戸側にアルミ鋳物製を設置。

また1Fのファサードには化粧ルーバーとして
アルミ鋳物縦格子を壁に施工しています。

門扉、ルーバー共デザインをバルコニー手摺と同じにして
統一感を持たしています。


マンションに限らず、建築物に価値をプラス出来るアルミ鋳物。
ご相談下さい!