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2012年12月26日

河井寛次郎のうさぎ

今年も残すところわずかとなりました。

アルミ鋳物、ブロンズ鋳物による
アート作品製作専門メーカーの傳來工房専務の橋本です。

この師走に京都五条坂にある《河井寛次郎記念館》より
「兎(うさぎ)」の彫刻作品の製作依頼がありました。

作品名:兎(仮称)
河井寛次郎作 傳來工房鋳造
材質:シルミン(アルミ合金鋳物) 松煙イブシ古美仕上げ
寸法:620mm

この作品は、《河井寛次郎記念館》が開館15周年を記念し
寛次郎が晩年創作された木彫から10体を金属鋳造化された作品のひとつです。

我々傳來工房が記念館の依頼を受け、全面的にご協力いたしました。


この作品はブロンズ鋳造(青銅)ではなく
現代的な素材「シルミン」(アルミ合金鋳物)で鋳造した貴重な作品です。


一対の兎が向き合い愛らしい造型ですが
視点を変えると何か不思議な顔にも見える。


寛次郎の本の中で、こういう話があったことを記憶しています。

「私は、道路に出て車を見るのが好きだ。
車のフロントがまるで色々な生き物の表情として語りかけてくる。」

寛次郎の作品は陶作、木彫、金工など多面に渡り展開され
美術工藝作品として国際的にも非常に高い評価されていますが
その理由はこの作品からも読みとれると思います。

寛次郎の作品を見ていると、新しい世界がぐんぐん広がり
深く入っていく。

まさに寛次郎の世界ですね。

《あとがき》 お時間があれば・・・

私が河井寛次郎いや、作品と出会ったのは、今から30数年前。

寛次郎自身が木彫作品を金属にしたいと語った記録があり
生前成し得なかったブロンズ化を
記念館が企画され私が製作の担当をしました。

担当するにあたり、河井家の皆さんから本、作品以外の
寛次郎の話を聞けば聞くほど
今までの私の美術感には、なかった寛次郎の世界にドップリ漬かった。

それ以来、私の座右の銘は、

「手考足思 しゅこうそくし」  (手で考え足で思う)

新年平成25年も 傳來工房の《ものづくり》の一人として
この言葉を実践し、さらに高めていきたいと願っております。

来年も傳來工房を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


2012年12月20日

プラウドタワー覚王山(アルミ鋳物プランター)

皆様、こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

年も押し迫ってきました。
街中ではイルミネーションが鮮やかになって、
まさにカッポーたちの季節ですな。
と、若かりし頃の思い出にひたる私です。

今回のアルミ鋳物メーカー、傳來工房の「探訪日記」ですが
名古屋は千種区でのマンション物件のレポートです。

物件名はプラウド覚王山。
設計は鳳コンサルタント環境計画研究所です。
デベロッパーは野村不動産ですね。

正面の入り口に鎮座しているのがアルミ鋳物製のプランターです。
そのデザインの綺麗さから数々の物件にてご使用を頂いております。

水を使ったランドスケープ設計なのですが、
アルミ鋳物なので錆が出る事もありません。
アルミ鋳物なので、ムクの質感や重厚感が有ります。

エントランス周りのデザインに最適な使用例ではないでしょうか。

アルミ鋳物オーダー製品を多く手掛ける傳來工房ですが、
ご紹介したプランターや、ポーチ門扉、ボラード等の
アルミ鋳物の既製品も多く製作をしております。

今回、傳來工房のホームページにてプランター、ポーチ門扉の
アルミ鋳物製品の図面がダウンロードできるようになりました!

URLはここをクリック!


設計に一花添える商品として、アルミ鋳物の傳來工房製品を
お考え頂ければ幸いです。