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2013年04月30日

香道の仕事

アルミ鋳物による意匠キャスト専門メーカーの
京都の傳來工房専務の橋本昇です。

京都は桜も散り、いよいよ初夏の季節に入りました。

この季節、茶道、華道など
日本の伝統文化の催し物が京都ではたくさん開催されますが
今回の傳來工房の仕事は、「香道(こうどう)」に関わる紹介です。

香道とはひとことで言うと、
香りを焚き、味わい、楽しむというものですが
実は非常に奥深く
作法、書など日本人として香りを通して
磨くべき感性を高めるものといえます。


その香道の中で非常に大きな役割が「お道具」です。

傳來工房では古くから志野流、御家流(おいえりゅう)の
金属によるお道具を納めさせていただいたおります。

【林檎のような形の焚き殻入れ】
材質:錫(すず)
仕上げ:鏡面磨き仕上げ


手に取ると大きさがおわかりりだと思いますが本当に小さなお道具です。


灰押さえや箒(ほうき)など香炉の中に使うお道具を入れる
【建 たて】
材質:錫(すず)
仕上げ:鏡面磨き仕上げ

手で持つと、本当に小さなものですが
ものづくりとして高い完成度を求められます。

傳來工房の仕事は、
建築デザインに関わるアルミ鋳物内外装や
モニュメントなどアートワークの大きな金属の仕事だけではなく
香道や茶道など日本独特の凝縮された世界のお手伝いを
現在も行っております。

付録【京都の風景】

京都上賀茂 大田神社の約25000株の
杜若(かきつばた)がポツポツと咲き始めました。

上賀茂神社のすぐ近くにあり、平安時代から名所として
色々な歌に詠まれ、雅な京都の初夏を感じられます。


2013年04月16日

北ヤード 間もなく開業です

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

大阪の超ビッグプロジェクトと言えば?
ピンポーン! 

大阪最後の一等地と言われる場所でのプロジェクト、
「うめきた先行開発地域プロジェクト」です。


通常は「北ヤード」の名前で知られていますね。
でも正式な施設名称は「グランフロント大阪」と呼ばれます。
150mを超すビルが4棟同時に建設される様子は圧巻でしたね。

これだけのプロジェクトです。
アルミ鋳物メーカーの傳來工房、黙ってはおりませぬ。
まず、アルミ鋳物製のプランターを数十台、設置をしています。


<アルミ鋳物 プランターコレクション>


が、これはまた近々にご紹介するとして、
今回は、一番北側に建つ地上174m、分譲マンションでのお仕事です。
「グランフロント大阪オーナーズタワー」と言いまして
開発事業者さんは12社で構成。


アルミ鋳物メーカーの傳來工房でのお仕事は
アルミ鋳物製門扉です。

シティエントランスと呼ばれる入口のアルミ鋳物門扉がこちら
W2000×H2800の両開きです。


そしてフォレストエントランスのアルミ鋳物門扉
W1500×H2250の両開きで、
ドアクローザ、電気錠仕様です。


四周の枠(一体成型)は見込みを60mm取っており、
重みを感じさせます。
テクスチャーは鋳鉄(ロートアイアン)風のタタキです。


それぞれ擬宝珠(金色に光ってる矢じり)は真鍮の鋳物製です。
真鍮は黄銅とも言いますね。色が綺麗です。


4月26日に商業施設等が開業との事。
次回はアルミ鋳物プランターのご紹介をしたいと考えています!!