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2015年10月29日

横浜三井物産ビル

皆さま、こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

さて、今回の「探訪日記」は横浜です。
大さん橋埠頭から日本初の西洋式街路である「日本大通」を通り、

横浜スタジアム方面へ向かうと
「KN日本大通ビル」という建物があります。

旧ビル名称は「横浜三井物産ビル」です。

設計は横浜で活躍された遠藤於菟(えんどうおと)
1911年竣工したこの建物は日本初の全鉄筋コンクリート造であり、
関東大震災時でも倒壊を免れたとの事です。

さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房。
改修時に正面扉(自動)をお手伝い致しました。

扉の大きさはW1540个領尚き戸。
高さは3200个任后

内部にステンレスの鋼材で下地を作って、
その上にアルミ鋳物のパネルを前後にサンドイッチしています。

建物の外観に合わせた重厚なデザインに加え
最終の塗装仕上げにもテクニックを使っています。

ウレタン塗装ですが、2色仕様としています。
メタリックシルバーを下地色とし、凸部に
ダークグレーを彩色する事により、
ムクのアルミ鋳物に更なる重厚感を出しています。

これからイチョウ並木が色付いて行きますね。
更にクリスマスが近づくとライトアップも綺麗な場所。
ヨコハマ。プライベートでも立ち寄りたい街です!


2015年10月16日

池坊本部ビル

池坊本部ビル

今週の京都は、素晴らしい秋日和に恵まれ、
紅葉シーズンが待ち遠しい季節になりました。

京都傳來工房副社長の橋本昇です。

前回、草月流の勅使河原宏氏(故人)との仕事を書きましたので
今回も華道に関わる傳來工房の仕事の紹介です。

京都市内の中心地には、今でも歴史あるお寺がたくさん残っています。
烏丸六角通りにある紫雲山頂法寺というお寺もその一つで、
聖徳太子の幼い頃から縁(ゆかり)のあるお寺です。

京都地元では「六角堂(ろっかくどう)」、
「六角さん」の呼び名のほうが馴染みがあります。

六角堂のすぐそばに聖徳太子が沐浴(もくよく)された池跡が
今もありますが、そのそばにあった小野妹子を始祖と伝える僧の住まいを
「池坊(いけのぼう)」と呼ばれていました。

現在の華道池坊の祖先がそこに朝夕、花を供えていたことから
「池坊の生け花」として広がったようです。

さて、京都には素晴らしい現代建築の作品がありますが
私の中でも好きな建築がその六角堂のすぐ横にあります。

『池坊本部ビル』
設計;今里隆(杉山隆建築設計事務所)
竣工:1977

華道では、最も古い歴史のある池坊さんの本部ビルです。
上品なピンクの混ざった御影石の外装は、低層部にかけR面になり
柔らかなファサードが烏丸通りに広がります。

この建築物の南側に烏丸通りからデザインパーティションポール越しに
前述の聖徳太子を祀った太子堂が望めます。

そのデザインポールを傳來工房が製作のお手伝いをいたしました。

材質:アルミ合金鋳物(アルミキャスト)
仕上:槌目模様、ブロンズイブシ風塗装

近づいて見ると、力強い槌目(つちめ)のテクチュアがキャスト(鋳物)らしい。

京都六角堂見学の後は、ぜひ池坊本部ビルも視察ください。