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2015年12月24日

ノートルダム学院小学校のブロンズ像

ブロンズ像、デザインアルミキャスト専門メーカーの
京都の傳來工房副社長の橋本昇です。

今日は、クリスマスイブ。
イエスキリストに関わる仕事のご紹介です。

約180年前、ドイツで「国際平和に貢献できる人間を育てる事」と
「子ども達の色々な可能性を伸ばす環境作り」の為に、
一人のシスターがキリスト教を基盤とした教育活動を開始された。

それがシスター・マザーテレジア・ゲルハルディンガ―が設立した
「ノートルダム教育修道女会」である。

その後、ヨーロッパ、アメリカ本土に渡り世界各地に活動が広がった。
第二次大戦敗戦後、荒廃した日本に4人のシスターが「教育による復興」を
目的に1948年京都に来られ、1954年に京都北山野々神町に
ノートルダム学院小学校が開校しました。

さて、傳來工房でお手伝いした仕事は2つ。
一つは、創立者マザーテレジアのブロンズ像。
このブロンズ像を製作された彫刻家は、当時傳來工房の顧問をお願いしていた
野島二郎氏が原型製作され、傳來工房京都本社工場で鋳造いたしました。

作家:野島二郎
鋳作:傳來工房
材質:ブロンズ(青銅鋳物)
仕上:硫化イブシ古美仕上げ

もう一つは、数年前増築された新校舎のデザイングリルをお手伝いしました。

デザイングリル
設計:梓設計様
施工:清水建設様
鋳作:傳來工房
材質:アルミ合金鋳物(アルミキャスト)
仕上:アクリルウレタン樹脂塗装
寸法:H2000×W513mm

余談:お時間があればぜひ・・・

ノートルダム学院小学校の第9回卒業生でもある私は、
6年間の事を今でも明確に覚えております。
スパルタ教育までは厳しくありませんでしたが、
非常に厳格なシスターや先生方に幼少、少年期のご指導いただき
今日の私があるのも、そのお陰と心から感謝しております。
特にシスター・メリー・キャロラインに怒られ、叱られたあの紅顔時代も良き思い出です。


私が通学した京都北山の開校当時の校舎です。 当時、大変モダンな建築でした。

キリスト教カトリックの小学校なので、
毎年クリスマスになると、キリスト誕生劇が
小さな1年生から大きな6年生の有志で楽しく行われました。