大文字の送り火も終わり、少しは暑さも和らぐはずが
今年も京都の残暑は厳しい。
アルミキャスト(アルミ鋳物)によるデザイン門扉、フェンスなど
ランドスケープデザイン製品専門メーカーの傳來工房副社長の橋本昇です。
そんな京都で、日が落ちた黄昏(たそがれ)の北山通りに
傳來工房の仕事を訪ねました。
今回、ご案内するのは《京都府立植物園》
あまり知られていませんが大正13年、92年前に
日本で最初に出来た公立の植物園で
四季を通して楽しむことが出来ます。
私も幼稚園の遠足から知っていますが、とにかく広い。
面積24ヘクタールの広大な敷地に
約12000種類、約12万本の植物が植えられている。
日本の四季の花が見られる花壇や洋風庭園、
熱帯植物を集めた温室がある。
また、北半分は半木(なからぎ)の森と呼ばれる
自然に近い森を利用した生態植物園などがある。
以前は今でも正門のある北大路側しか入口がありませんでしたが
北山通りがオシャレな店が多くなり人通りが増え
時代に合わせて北山門が出来ました。
その時、傳來工房でお手伝いし私が担当いたしました。
傳來工房で鋳造製作施工した大型デザイン門扉です。
ちょうど閉門された時で久しぶりに全容の姿を見る事が出来ました。
京都府立植物園 北山門 大型デザイン門扉
材質:アルミキャスト(アルミ鋳物)
仕上げ:アクリルウレタン樹脂塗装
寸法:W6000×H2000mm
鋳作:傳來工房
この大型門扉上部に、英語表記で
「THE KYOTO BOTANICAL GARDEN」と
風格ある凸文字一体鋳造に出来るのも、アルミ鋳物による良さです。
この他にこの植物園には、デザインベンチやデザイン照明など
数多くの仕事を傳來工房でお手伝いいたしました。
デザインベンチ
材質:アルミキャスト(アルミ鋳物)
仕上げ:アクリルウレタン樹脂塗装
鋳作:傳來工房
この暑さも夏休みまで。
晩夏、初秋の素晴らしい季節に、ぜひご入園ください。