建築空間にアルミ鋳物でお役に立てる事を喜びとする
《アルミ鋳物専門メーカー傳來工房》専務の橋本昇です。
建築デザインの潮流の中でポストモダンを
最初に提唱された国際的な建築家、磯崎新氏。
その設計事務所である磯崎アトリエのご依頼でたくさんの
これまでにない新しいアルミ鋳物のお手伝いをしてまいりました。
静岡県コンベンションアーツセンター《グランシップ》
1999年 設計 磯崎新アトリエ
巨大な船をイメージされたデザインです。
こちらは子供たちがサッカー(さすが静岡ですね)や
鬼ごっこで一番利用されている広場側です。
こちらのデザインも圧倒されますね。
その巨大なメインゲートのアルミ鋳物を傳來工房がお手伝いしました。
久しぶりに見るとなんとなく、中世の鎧のように感じました。
このアルミ鋳物の仕上げは、美術工芸界でいう「虫食い模様松煙仕上げ」です。
7mm厚ムクのアルミ鋳物の質感と温かみある独特のテクスチュアーが
現代建築の構成の中に溶け込みます。
ポストモダンの要素「伝統的意匠の引用」を
実践されたひとつの例がこれかもしれません。
国内の色々な磯崎新アトリエと創り上げたアルミ鋳物の仕事を
このブログの中でご紹介してまいりますのでこうご期待!
《余談》
磯崎新氏と同じ東京大学丹下教室に一時期、黒川紀章氏がおられました。
今回の黒川さんの都知事選挙出馬は、
難解な磯崎新著作「ポスト・モダン原論」より理解に苦しみます。
