アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。
すっかり朝夕は秋めいて来ました。
と、同時に京都市内は朝から観光バスラッシュです!
お寺さんや嵐山の紅葉が色付いて来て。い〜季節ですぅ。
さて、今回ご紹介のアルミ鋳物物件は京都、
東西に走る姉小路(あねやこうじ)通りと
南北に走る御幸町(ごこまち)通り、麩屋町(ふやちょう)通りの中間点。
京都の中心部で近くには柊屋、俵屋という創業200年〜300年という
老舗有名旅館が立ち並ぶ京都らしい町屋の多い地域です。
アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお手伝いさせて頂いたのは
あるブティックの改修工事の外装アルミ鋳物パネルです。
設計は京都の辻村久信+株式会社ムーンバランス。
通常のアルミ鋳物外装パネルでは無く、外装のサッシから約200mm空間を開けて
透かしのアルミ鋳物パネルを設置するという商品です。
基本的なデザインは設計事務所さんの方で構想を錬られ、
アルミ鋳物鋳造の技術的な打合わせを何度も重ね仕様を決めて行きます。
木型としては2種類。
基準のサイズは横875mm×高さ1000mm。
縦桟の見付けは35mmです。
上下型を使用する事によって、前面と後面の2パネルを
重ねたようなデザインになっています。
京都の観光地の寺町や新京極からも近く、
休日になれば観光客や修学旅行生が町屋やショップを求めて来られる地域。
ブラブラと散策が心地いい季節ですねぇ!