アルミキャスト、ブロンズキャスト専門メーカーの
京都傳來工房、副社長の橋本昇です。
大手町の某現場打合せの後、久しぶりに皇居に立ち寄りました。
傳來工房の仕事をご紹介するこのブログも知らぬ間に
7年半、174回を数えました。その間、お読みいただいている
御施主様、デベロッパー様また、大手設計事務所様、大手建設会社様の
皆様からお会いした時やメールでも励ましのお声を頂き大変感謝しております。
その最初のブログがこの《皇居の仕事》からでした。
私の関わった仕事の中でもひと際、思い出深い仕事でもあります。
約20年を経過した青銅鋳物の発色である《緑青ろくしょう》も
程好く落ち着き、歴史ある皇居正門付近の風景に馴染んでいます。
当時担当いただいた環境庁皇居外苑事務所、建設省関東地建皆さんの
二つの管轄省庁共、省格上げ、省名変更に月日の早さを
感じられずにはいられません。
限られた予算、工期の中でも《後の世に誇れるもの》を合言葉に
傳來工房の職人達が腕と知恵を振るいました。
今でもあの二重橋前の青銅高欄をした傳來工房として
多数色々な場面でご紹介いただくこと、仕事冥利に尽きます。 感謝