京都のアルミ鋳物、ブロンズ専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。
東日本大震災から一ヶ月半が経過し、
被害の大きさと福島原発問題でいっこうに明るい兆しが見えない。
しかし、全国から温かい支援や励ましの声は衰えることなく続いているのが
何よりも嬉しく、私自身も少しでもお役に立てることを実践し、
一日も早い復旧復興を祈るばかりです。
さて、今年は稀代の陶芸家、いや本人自ら「陶工とうこう」と呼び、
国内だけではなく海外からも今だに高い評価と根強いファンがいる
河井寛次郎生誕120周年です。
本日、4月20日からようやくこの寛次郎生誕120周年展覧会が
地元京都高島屋で開催されます。
私は、今週東京横浜出張中でオープンには残念ながらいけませんが
今度の日曜日には、何が何でも行きたいと思っています。
展覧会紹介サイト↓
よくありがちなアカデミックな陶芸や権威象徴的な陶芸とはまったく違う、
人の心に響き渡る「炎の藝術」です。
《この作品は、川勝コレクションだと思いますが
寛次郎の作品の中でも私が最も愛する作品です。
そう言えば随分前に故井上靖先生のご自宅に伺った時に
このシリーズの一対の作品が応接室に置かれていました。》
この機会にぜひ、
建築家、デザイナーの皆さんに寛次郎の世界を見てほしいと願っております。
我々傳來工房は、
京都五条坂にある「河井寛次郎記念館」開館十五周年を記念し、
寛次郎自身が生前希望していた木彫作品の金属化(ブロンズ・アルミ鋳物)の
お手伝いをいたしました。
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鋳作作品写真:東出清彦
この担当を私自身がしたとき、
河井家の皆さんや寛次郎が生前懇意にされていた各界重鎮の方々と
直接お話しをお聞きする機会があり、作品や書籍から見えない
《心の巨人・寛次郎》の姿を学ばせていただきました。
今回の展覧会で寛次郎の孫にあたる鷺珠江(さぎ たまえ)さんが
トークショーとしてお話しされる企画もあります。楽しみです。
珠江さん、頑張って!!
4月20日(水)、23日(土)、24日(日)各日 午前11時、午後2時
《あとがき》
寛次郎の世界の虜になり25年。
私の座右の銘は、寛次郎の詩からいただきました。
「手で考え、足で思う」
合掌
