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2014年04月24日

七十七銀行 本店外装

デザインアルミキャスト(アルミ鋳物)外装専門メーカーの
傳來工房副社長の橋本昇です。

先週、出張で東北五県を駆け足で回りました。

最終日、仙台で青葉通りを移動中に懐かしい
七十七銀行本店のアルミキャスト外装の前を通り、
しばし車中からウォッチング。

《七十七銀行本店》 1977年竣工 
アルミキャスト外装鋳造:傳來工房

一度リフォームをされているらしいがアルミキャストは当時のままと思われる。
築37年の経過をアルミキャストは感じさせない素材は、
さすがと言わずにいられない。

この七十七銀行は明治維新後、
明治11年東北にも初めて第七十七国立銀行として設立された。

設立にあたっては特に日本資本主義の父と云われた《渋沢栄一》が注力され、
当時頭取をしていた第一国立銀行から人材も派遣するほどであった。

七十七銀行の評価は今も昔も「石橋を叩いても渡らない」と評されるほど
堅実そのもので、近年のバブル期でも健全経営を貫いている。

設立当初から証券業界の株式売買の清算に関わる
決済銀行(場勘業務)として位置付けである。

本店が地方にある銀行としては特筆すべき事であり、
現在は東京支店が場勘業務を継続されている。

前述で懐かしいと書きましたが少し解説を・・・

この七十七銀行アルミキャストパネルを傳來工房鋳造当時、
私は大学生でありましたが夏休みのアルバイトとして
このパネルの仕上げを行いました。

見込みの深いマリオン(方立て)は特に印象的で、
今でもハッキリ仕上げを行っていた頃を覚えています。

アルミキャストは無垢のパネルにステンレスボルトを鋳ぐるみにし、
躯体側のブラケットに施工します。

したがって耐震性は外装の中でも極めて高く、
アルミキャスト外装は東北大震災でも大きな被害の報告はされていません。

こんなところにもアルミキャストの強みは発揮されています。

《お知らせ》


昨日、小宮コンサルタンツ様(代表 小宮一慶氏)主催の
傳來工房環境整備見学会が行われました。


全国から27名の経営者が参加され、弊社全従業員で20年間継続して
実施しております環境整備(礼儀・規律・清潔・清掃・安全・衛星)について、
主に従業員から3定(定位置・定品・定量)や活動内容について説明されました。

環境整備活動は、単なる整理整頓活動だけではなく、
お客様満足度と品質の向上を目的に
全社員で仕事の基礎力を高める全社員活動です。

営業車も環境整備活動で乗換えまで「30万km目標」に
徹底的に磨きこまれ、この車の18万km走破していますが新車同様です。

この事により、思わぬ効果として事故や違反もなくなり
燃費まで向上しているのは驚きです。

また工場や事務所見学後、
テーブルディスカッションが行われ、
参加者の皆さんの熱心なご質問に刺激をいただきました。

最後に、27名参加者の全員の皆様から
大変ご満足度の高い《お客様のお声》は、
我々従業員一同のこれからの環境整備活動の何よりの励みとなりました。
ありがとうございました。

お施主様、クライアント様、デベロッパー様、
設計事務所様、ゼネコン関係者様皆様の
傳來工房工場の環境整備見学を
従業員一同心からお待ち申し上げます。