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2018年06月27日

クロスホテル京都

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

鉾や山を持っている町内で、毎夜「コンコンチキチン」と祇園祭お囃子の
練習の音が京都中心部で聞かれます。

祭りとしては1ヶ月間続くのですが、15日からの宵宵山、宵山、そして
山鉾巡行と京都風物詩のクライマックスを迎えていきます。

今月、御稚児さんが決まって先日、門川京都市長に挨拶してるニュースが流れていました。
御稚児さん、京都の商売人のご子息、お孫さんが多いですね。


さて近年、ここ京都だけではなく、訪日される海外の方が増えており、
受入のホテルが足りなくなってきているのか、
京都でもホテル新築ラッシュが続いています。

そのホテルの中でオリックス不動産様が手掛けられる
とてもグレードの高いホテルが京都に今週オープンします。

「クロスホテル京都」
https://www.crosshotel.com/kyoto/

場所は河原町通りと三条通りの交差点近く。
京都で一番賑やかな場所でホテルの裏手には碾鸚遏
こちらの高欄パネルはアルミ鋳物メーカー、傳來工房製です。

他に先斗町(ぽんとちょう)の歌舞練場が有ったり、
飲み屋さん、食べ物屋さん、各ショップ等、何でも調達できる場所です。

ホテルは10月1日より予約が入るようになっていますが、
建築としては今月末に竣工を予定しています。

設計は日建設計様
施工は熊谷組様

アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお世話になったのは、
アプローチ部の壁面と欄間グリルパネルです。
クロスホテル様のロゴマークを基調にしたデザイン。

基準パネルの大きさはW2100×H1325です。

アルミ鋳物の特長を活かし、クロス部は凹凸を出して、
表面は梨地模様を出しており、意匠性を高めています。
クロス部のラインは見付け15弌
見込みが15个17.5个箸靴討い泙后

また夜には裏面LED(電気工事)が間接的に灯り、
クロスホテル様のロゴがシルエットで浮かびます。


アルミ鋳物のデザイン透かしパネル
意匠デザインの要としてご活用、ご相談ください!

2018年05月23日

横浜共立学園中学校・高等学校様

こんにちは
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回の傳來工房の「探訪日記」は
街の明かりがとても綺麗ね、よこはま〜、の横浜です。

横浜中華街の近くのJR駅、石川町で下車の
横浜共立学園中学校・高等学校様でのお仕事です。

明治4年に創立され、神奈川県内では有数の
名門女子高です。

JRの石川町駅で下車して、
乙女坂と呼ばれる坂を上ります。
元気よく上って行かれる学生さんの横で
手摺につかまり息を切らせて上りきるとキャンパスです。

もともと建築はウィリアム・メレル・ヴォーリズが
手掛けており、古い校舎にその面影を感じますね。

さて学園では校舎等再整備計画を進めておられ、
その第一期工事として新校舎が建築されました。

設計は日本設計様
施工は安藤・間様

道路側に面したとこでバルコニーのデザイン手摺を
アルミ鋳物にて制作施工いたしました。

アルミ鋳物製品はその凹凸感が自由に表現できます。
最初のデザインは平面なので、
お施主様にご理解頂けるように、モックアップを作成。

今回は2種製作しました。

意匠デザインのピッチや縦横桟の勝ち負け等、
立体にすることでよくわかりますね。

今回の手摺ではディテールでこだわりをプラス。
向かって右上なのですが、学校様の校章をレリーフとして
表現しています。

通り過ぎるだけでは分かりにくい小さいレリーフですが、
学園様だけのオリジナル手摺として新校舎の重要な意匠の
お手伝いができたかなと思っています。

国分寺駅前再開発

こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

東京、JR中央線沿いって言えば住みたい町としても有名ですね。
特に中野から三鷹あたりが人気なのですが、
今回の探訪日記はちょいと足を伸ばして「国分寺」でのお仕事です!!

ニュースにもなりましたので、
皆さんもうご存知かと思いますが、国分寺駅の真ん前に
高さ135mのツインタワー、「ココブンジ(cocobunji)」が4月に誕生しました。

上層部は住友不動産の駅直結マンション、
低層階では三越伊勢丹グループの商業施設である「ミーツ国分寺」が
4月7日にオープンです!!

設計施工は竹中工務店様
延べ職人さん30万人を掛けて完成だそうです。

竹中工務店さんからお声を掛けて頂き、
アルミ鋳物メーカーの傳來工房が今回お世話になったのは。。。

一目瞭然です!

そうです、外装透かしパネルです。

アルミ鋳物の透かしですが、実は2枚のパネルを重ねています。
表にはアールのパネル、そして裏にはフラットのパネルです。
通常のパネルでは表現でき得ない立体感がスゴイ!

また表面のテクスチャーやデザインにもこだわりが。。

正面から見ると、「国分寺市の市章」を
モチーフにしたデザインが随所に。

鋳物ならではの梨地とフラットのテクスチャーの陰影も綺麗に出ています。
色もこだわりの調色で、少し紫がかかっています。
「和」にも見えそうな、良い色です。

そしてこれ。
国分寺市の花である「さつき」です。
鮮やか目の色にして、ランダム風に配置しています。

駅に降り立つとすぐに目に飛び込んでくるので
みなさん、是非、国分寺へお越しください!!

2018年03月29日

お寺さんのお仕事

こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

いきなり温度が上がって、営業中でもハンカチを額に当てる機会が増えました。
先週末は都内をあちこち移動していましたが、

ちょうど桜が本当に綺麗で、道行く人は立ち止まり、
アマチュアカメラマンは大きなカメラを抱えてベストポジションを狙い。。
という光景が随所で見られました。

さて、アルミ鋳物メーカー、傳來工房、
今回の「探訪日記」は東京都は北区にやってまいりました。

アルミ鋳物メーカー、傳來工房は歴史を辿るとその起源は
1200年前の平安時代にさかのぼります。
当時はアルミ鋳物ではなく、ブロンズ鋳物製品、香炉や五具足を
東寺さんや西本願寺さんへ納めていました。


お寺さんとのつながりは減ってはきたものの、
平成になった今日も神社仏閣関連のお仕事は頂いており、
大小関わらずお世話になっています。

今回ご紹介は正光寺さんという浄土宗のお寺さんです。
山門からして厳かな雰囲気ですね。

さて、アルミ鋳物メーカー、傳來工房がお世話になったのは
築地塀に等間隔に設置している透かし角格子パネルです。

サイズはW1800×H1000
角格子の大きさで100角くらいです。
型材では表現できない、凹凸が太陽光のもとで陰影となって綺麗です。

お寺さん境内の様子が垣間見れたり、風通しも良さそうです。

春を感じる花と寺社建築、そして角格子がいい塩梅で癒合しています。

石畳には桜がもう散っており、花びら絨毯状態です。
まだ踏まれておらず、思わず見とれて撮影してしまいました。

お寺さんでのお仕事は他にも山門やご本尊前扉、
三方、宝珠台、梵字銘板などなど。。
数多く実績がありますので、ご計画がある際にはお声がけください!!

さぁ、週末です。京都でも桜堪能してきます!

2017年08月30日

アルミキャスト照明ブラケット

皆さま、こんにちは。
アルミキャストメーカー、傳來工房の杉村です。

今回のアルミキャストの探訪日記は
東京、永田町からお届けします。

永田町界隈と言えば、政治の中心地。
アルミキャストメーカー傳來工房では
あちらこちらでお仕事をさせて頂いています。

衆参議員会館のボラードや

国会議事堂の幕板、
迎賓館の照明ポール等
アルミキャストに携わってきた傳來工房の歴史探訪が出来ます。

この永田町の北側、平河町に都道府県会館という
公益財団法人の建物があります。
ここでもアルミキャストにて多数お手伝いをしています。


まずは内部
あちこちにありますデザイン照明ブラケットが
すべてアルミキャスト製です。

こんなデザインも

ドアの両サイドにも

そして外構に移ってもブラケットとしてお使い頂いています。

全てテクスチャーは梨地にて。
アルミキャストは意匠性を自由にして頂ける事、そして
厚みも最低7mm程度はあるので、質感が出ますね。
テクスチャーも自由な発想で作り込みが出来ます。

永田町界隈、アルミキャスト巡り、いかがでしょーか!

2017年05月30日

大手町パークビルディング

こんにちは。
アルミ鋳物メーカーの傳來工房、杉村です。

日中は蒸し暑くなってきました。
鴨川の納涼床も建ち始めており、確実に夏はそこに来ていますね。

さて、今回の「探訪日記」は今年1月に竣工しました
「大手町パークビルディング」です。

地上29階地下5階塔屋2階、事務所・店舗・サービスアパートメント等で
構成する複合ビルです。

設計は三菱地所設計様
施工は竹中工務店様

アルミ鋳物メーカー、傳來工房がお世話になったのは
日比谷通りを通っていると一目瞭然です。


サービスアパートメントへの入り口、
吸気口をカバーする為に壁面緑化とアルミキャストが
並んでいます。

デザインは建物全体に施されている「落ち葉」
設計さんのイメージをモックアップにて立体化して
製作を進めました。

緑化との対比で映えますね。

コーナー部も葉っぱが折れ曲ったように
忠実に溶接でまとめます。


同じ意匠で地下への降り口にもレリーフのように施工
撮影時、雨上がりだったので雨滴が綺麗に映っています。



外構ではベンチの背もたれやテーブルの架台でご使用頂きました。


さらにメトロへと続く地下通路にはニッチにアルミキャストです。


実物も立体表現をしているのですが、
それ以上に凹凸感がよく出ています。


大手町を通られる機会には是非、ご覧ください。


2017年01月31日

アルミ鋳物製品施工例

皆さま、こんんちは。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

傳來工房では環境整備を進めており、
毎朝30分程度、全社員で会社内外を掃除、磨き込みを
行っています。

先日、棚を整理していたところ
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の「歴史」を発見。
ちょっとご紹介をします。

販促でしょうか、施工事例のリーフレットが出てきました。
表紙がこちら ↓

そして気になる中身は。。。。

大阪の新地?でしょうか。外装の透かしパネルです!
今も透かしパネルは非常に得手としています。

こちらはアールヌーボー風お屋敷での事例です。
門扉、バルコニー手摺、内部の階段手摺に至るまで
アルミ鋳物、アルミ鋳物、アルミ鋳物。。。。

さて、傳來工房本来の得手は造形技術です。
作家先生の作品のお手伝いを多々いたしました。

中には無くなってしまったもの、移転したものもあるようです。

1200年の歴史に培われた造形、鋳造の技術を誇る
アルミ鋳物メーカー、傳來工房。
建築に携わって半世紀になります。
これからもよろしくお願い申し上げます!!

2016年11月25日

商業施設デザイン格子

みなさんこんにちは!!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回の「探訪日記」は兵庫県は神戸からお届けします!

ここは神戸の三宮。
昔から神戸は皮製品、靴等が安く、豊富な品ぞろえで有名で、
学生の頃は三宮のJR高架下は大変よくお世話になったものでした。
三宮から元町までの区間、たくさんのお店が軒を連ねています。

そんな三宮駅前に今回の探訪日記物件、「ミント神戸」が有ります。

ミント神戸は神戸新聞社所有のビルディング、正式名称は神戸新聞会館。
もともとは村野藤吾設計のビルが阪神淡路震災で取り壊されたらしいです。

10年前に竹中工務店にて設計施工の建物ですが、
この度改修工事が行われ、傳來工房のアルミ鋳物透かしパネルをご採用。

2階のデッキからのエントランスに
意匠性豊かにアルミ鋳物がお出迎えです。


デザイン、そして色の違う2枚の透かし鋳物パネルを
2枚重ねて、更に透明ガラスで覆うという納まり。


大きいサイズでW800×H1200のパネルです。


小さい欄間風のパネルでW1000×H600。


裏面の金色パネルではMINT神戸のMのロゴを入れ込んだ意匠ですね。


質感もバッチリ、色も綺麗で照明の入り方もデザインを際立たせています。


神戸の駅前複合施設、シネマもあるのでお立ち寄りの際は
目に留めてやってください!


2016年03月29日

外構アルミ鋳物フェンス(杏林大学井の頭キャンパス様)

こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

傳來工房では数々の学校法人様の門扉やフェンスを
オーダーにて製作をしておりますが、

今回の「探訪日記」では三鷹にあります
医科大学の「杏林大学様 井の頭キャンパス」様をご紹介します。

さて、キャンパスへ行くには中央線の吉祥寺で下車。

さすがに「住みたい街ランキング1位」を長年継続してきた街です。
駅周辺は賑やかさはあれど高層ビルも少なく、ゴチャゴチャ感がないし、
少し離れれば井の頭公園やジブリ美術館もあって、
ほんとに緑が多くて雰囲気バツグンですね。


さて、井の頭公園をもう少し南下すると
今回お世話になった、杏林大学様井の頭キャンパス様が見えてきます。

設計:株式会社松田平田設計様
施工:株式会社竹中工務店様

杏林大学様は今年50周年を迎えられるとの事です。
その節目としてのキャンパスでもあるそうです。

さて、アルミ鋳物メーカー、傳來工房がお世話になったのが、
もうお分かりでしょうが。。
外構のアルミ鋳物製フェンスです。

サイズはW2000弌△修靴胴發気剣先の先っぽまでで1500个任后

叩き模様、そしてネジリを組み合わせた
アイアン風のテクスチャーです。

撮影の日は超が付くほどの快晴で、
新しい学舎と青空とが素晴らしいコントラストでした。
植樹された木が緑に茂ってくるとこれまた綺麗そうですね。

それと、後日、アルミ鋳物製ボラードもお問い合わせを頂き、
無事にお届けしました!


アルミ鋳物製ボラードについてはこちらから!


杏林大学井の頭キャンパス様、2016年4月に開設となります!!


2016年02月29日

京都駅ビル(アルミ鋳物製行灯)

みなさん、こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

先日、散歩をしていたら綺麗な梅の花を発見。

まだまだ朝晩は冷えますが、確実に「春」が来ていますね。

さて、春と言えば京都では観光シーズンが到来です。
京都観光で多くの方がスタート地点とされる場所
それは「京都駅」ですね。

京都では景観条例の高さ制限が設けられており、
市内中心部では60mを超える建築物は基本的に建てられないため、
高さを60m以下に抑えてはいるものの、
横に470mと横長の駅ビルとなっています。

当時、京都仏教会や市民団体からの猛反発を受けながらも建築が進み、
京都の玄関口として1997年に開業しました。

さて、京都駅ビルの中には伊勢丹や、京都劇場、グランヴィアホテル等、
様々な店舗が入っていますが、
今回、アルミ鋳物の傳來工房が改修工事にてお世話になりました。

それが、「京都おもてなし小路」です。

お施主様はジェイアール東海関西開発様

場所は京都駅南側の新幹線口である八条口に開店です。
より京都らしさを感じられるようにと改装されたレストラン街は、
瓦屋根、出格子(でごうし)、犬矢来(いぬやらい)など
京町家風な外観に生まれ変わりました。

この各店舗様の軒を飾る行灯が、傳來工房製です。
よく京都の街では老舗のお店等がこの行灯を使っておられますね。

例えば。。。こんなのです。

通常は高さ600伉度のサイズで、銅版等を打って製作されています。
しかし、今回は駅ビル内の店舗ということで
サイズを縮小(高さ400弌法∩悩爐皀▲襯瀉鯤を使い、
仕上げにはブロンズ緑青風の塗装を施しています。

ズラッと並んだ行灯は町屋風デザインに溶け込み、
お客様の暖かいおもてなしの気持ちでお迎えいたします。

京都へお越しの際は是非、お立ち寄りください!!

2016年02月25日

銀座の仕事

アルミキャスト意匠鋳物専門メーカーの傳來工房副社長の橋本昇です。
先日、久しぶりに銀座に行く機会があり最近の傳來工房の仕事を見てきました。

新しくなった銀座6丁目の資生堂本社ビルに
世界に誇るフレンチレストランがあります。


「L'Osier (ロオジエ)」


資生堂が「美しい生活文化の創造」という経営理念を
食を通して実現するために43年前に銀座にこのレストランを創業されました。
当時から、最高の素材と最高のシェフ、
そして最高のサービスを追求されるお店です。

ロオジエとは「柳」のこと、銀座並木通りのシンボルツリーから屋号が決められた。

新築された資生堂銀座ビルに合わせてロオジエも新装となり、
メインファサードのデザイングリル、デザイン扉、門扉を傳來工房でお手伝いしました。

部位:ファサードグリル 門扉ゲート
素材:アルミキャスト(アルミ鋳物)
製作:傳來工房京都本社

引用された意匠は、バラのように見えますが、
資生堂さんのシンボルマークでもある「椿つばき」をデフォルメし造形いたしました。

素晴らしい仕事のお手伝いができ、大変嬉しく思っております。


ぜひ、一度は最高峰のフレンチ「L'Osier (ロオジエ)」へ!

2015年11月24日

京都南警察署のお仕事

こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

京都で「弘法さん」と言えば世界遺産にも登録されています東寺を指します。


毎月21日はこれまた「弘法さん」と呼ばれる縁日が境内で催され、
確実に京都の風物詩の一つと言えます。

この弘法さんから少し南へ下った(南に行く)ところに
京都府南警察署が有りました。

1957年に竣工した庁舎は国内に現存する最古の警察庁舎だったそうです。
警察署入口の表札は管内にある東寺の僧侶が毛筆で書いたもので、
旧庁舎時代のものをそのまま転用しているとの事。

老朽化に伴い、また手狭にもなっていたようで、近くに移転新築されました。

設計は日本設計
施工は藤井組JV

さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお世話になった部位は
正面玄関の鋳物デザイン格子です。

自動ドアの防護柵としてご使用を頂きました。

サイズはW1500×H850です。

意匠デザインは網代風に組んだ形状をアルミ鋳物で表現しました。

アルミ鋳物なら編んだような形状もスッキリ表現出来ますね。

こんなの出来ないかな?とお悩みの方は是非一度ご相談ください!!

2015年10月29日

横浜三井物産ビル

皆さま、こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

さて、今回の「探訪日記」は横浜です。
大さん橋埠頭から日本初の西洋式街路である「日本大通」を通り、

横浜スタジアム方面へ向かうと
「KN日本大通ビル」という建物があります。

旧ビル名称は「横浜三井物産ビル」です。

設計は横浜で活躍された遠藤於菟(えんどうおと)
1911年竣工したこの建物は日本初の全鉄筋コンクリート造であり、
関東大震災時でも倒壊を免れたとの事です。

さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房。
改修時に正面扉(自動)をお手伝い致しました。

扉の大きさはW1540个領尚き戸。
高さは3200个任后

内部にステンレスの鋼材で下地を作って、
その上にアルミ鋳物のパネルを前後にサンドイッチしています。

建物の外観に合わせた重厚なデザインに加え
最終の塗装仕上げにもテクニックを使っています。

ウレタン塗装ですが、2色仕様としています。
メタリックシルバーを下地色とし、凸部に
ダークグレーを彩色する事により、
ムクのアルミ鋳物に更なる重厚感を出しています。

これからイチョウ並木が色付いて行きますね。
更にクリスマスが近づくとライトアップも綺麗な場所。
ヨコハマ。プライベートでも立ち寄りたい街です!


2015年08月21日

アルミ鋳物製ボラード

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。


・店舗の前の駐輪を防ぎたい。。。
・カラーコーンの赤はイヤだし、白を置いてみたが、デザインが。。。。
・お店の格を考えるとプラスチックの簡易なものでは物足りない。。。
・休日の時だけ車輌出入りを止めたい。。。

と、お悩みの方に最適なボラードが
アルミ鋳物製の「ボラードコレクション」です。

以前お使い頂いた事例では、


ヤオコー川越美術館(設計:伊東豊雄建築設計事務所)


フェスティバルタワー

が有ります。

今回、ご紹介したいのが大阪の通称アメ村に今年オープンした
「ニトリ」さん。
繁華街の真ん中にオープンされるのは珍しいですね。

アメリカ村って言うと大阪では若い人たちのメッカ的な場所です。
なので、閉店時にはちょっとヤンチャな人たちが
アプローチの階段に座ったり、浸入してきたりする事があるかもしれません。

そこで、アルミ鋳物メーカー傳來工房のボラードの登場です。

お店の雰囲気を壊さず、固定しておく必要が無く、
女性でもヒョイと持ち上げられるボラードです!


撮影時には女性スタッフが朝の掃除をされておられ、
ヒョイと持ち上げ移動、サッサと掃いておられましたよ。

カタログのご請求はこちらからどうぞ!

http://www.denraikohbo.jp/mail-bronze/index.html

2015年08月19日

国立民族学博物館の仕事

8月16日の大文字の送り火が終わり、
京都もようやくお盆前の猛暑から一服しております。

アルミ鋳物、アルミキャストによる建築デザインパネル専門メーカーの
傳來工房副社長の橋本昇です。

ここ数年、建築家、設計事務所の皆さんから《キャスト回帰》と感じるような
色々な部位、多様な意匠のアルミキャスト(アルミ鋳物)の
ご用命をいただいております。

とりわけ、デザイングリル、デザインルーバーなど
アルミキャストの造形性の利点やコストメリットを生かした
設計意匠のご提案に大変興味深く、喜んでおります。

さて、現代建築分野でアルミキャストのデザインルーバーの原点とも
云えるのが38年前に竣工した「国立民族学博物館」の
エントランス天井ルーバーだと思います。

国立民族学博物館 1977
建築設計:黒川紀章都市建築設計事務所



エントランスロビー
天井デザインルーバー



材質:アルミ合金鋳物(AC3)
仕上げ:鋳放しバフ仕上げ
鋳造:株式会社傳來工房

手の指紋をモチーフにされた意匠は、
世界の文明や民族の力強い潮流を感じさせます。

傳來工房での製作にあたり、数多い曲線パネルの原型コストを抑えて
型を作るのかが大きな課題でした。

色々な素材、型製作方法など傳來工房で検討いたしました。

そして採用されたのは、厚手のゴム板を使った木型原型でした。
ひとつひとつのパネルの意匠曲線をゴム板を使って木枠にセットし、
それを鋳型用の型として採用し鋳造しました。

今でもこの国立民族学博物館のエントランスロビーに
初めて入られた来場者から天井を見上げながら歓声やため息が聞こえます。

《余談》お時間があれば・・・

大阪万博後のスイスパピリオン跡地横に
この国立民族学博物館が計画された時、
一人の学者が中心となり尽力された。

色々な逸話があるらしいが、
この博物館名を政府から
「国立民族博物館」と呼称を計画されたことに
「国立民俗学博物館」でなければならないと力説し
関係大臣、官庁を説き伏せた。



その人は、後のこの博物館の初代館長となる梅棹忠夫氏(1920−2010)



実は、梅棹さんは私の父方の親戚筋で
ご多忙の中、私の結婚式にも親族として参列頂き、
スピ―チまで頂戴した。

「世界中からガラクタを集めた国立の古道具屋の梅棹です。」と
ユーモアに溢れた自己紹介をされ、会場が沸いた。

「本来なら親族なので末席に座るべきところ高い席で失礼します。」と
挨拶されたことなどその時のことを今でもよく覚えており
大変有り難く、懐かしい。 

合掌

2015年06月24日

パークハウス鎌倉若宮大路

にんんちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

さて、やってきましたっ!
サザンオールスターズのメッカ、茅ケ崎、湘南、江の島、鎌倉etc…
中学の頃でしょうか、「勝手にシンドバット」がヒットしたのは。

当時は友達と、おもろいコミックバンドが出てきたなぁ〜、なんて
話をしていたのを思い出します。

あれから40年近く。
好きです、サザンオールスターズっ!

と言うわけで先日、由比ガ浜から江の島あたりまでの海岸線を
通ってきました。

車中では当然に、
おっ、江の島や!
江ノ島が見えてきた俺の家も近い〜(勝手にシンドバット)と口ずさみ、

おっ、稲村ケ崎やんけっ!
稲村ケ崎は今日も雨〜(君こそスターだ)と音程狂わしながら熱唱。

わっ、でっかいサーフボードを自転車に積んではるっ、スゴッ!

と語り出したら夜が明けるのでここいらで割愛します。

さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房の今回の物件ですが、
由比ガ浜まで200mちょっとに立地するマンションです。

「パークハウス鎌倉若宮大路」

デベロッパーは三菱地所レジデンス。

アルミ鋳物メーカー、傳來工房がお世話になってのが
エントランスを入って真正面に出迎えてくれるオブジェ。

ではなくて、オブジェの後ろの透かしパネルです。

透かした先にはエレベータホール、そして中庭までが臨めます。

綺麗に組まれた格子の表面には鍛鉄の叩き模様。
横幅は1000mm、高さが2300mm。
縦桟をメインに横桟を2.5mm段落ちさせています。

エントランス、或いはファサードへの部分的なデザインに
お考え頂ければ幸いです!

由比ガ浜。。
お洒落なカフェで夕日を見ながらコーヒー、
レトリーバーと一緒に浜辺のお散歩。。。
等と白日夢は際限がありません。。

2015年01月20日

アルミ鋳物製ルーバー

日本で有数の種苗メーカーの中には
京都に本社を置く企業が有ります。
今回ご紹介する「タキイ種苗」様は創業が1835年(天保6年)、
現在国内で流通しているトマト・ナスの約70%、他にも
多くのシェアを誇っておられる会社です。

関東支店としてつくば市の研究都市駅近くに新築です。
つくばと言うことで歩道に設置の標識には

「ロボットが通ることがあります。ご注意下さい」との表示。
こんな標識、他では見当たりませんよね。

さて、研究学園駅から徒歩5分。
タキイ種苗様の関東支店が完成です。

設計は京都のアールセッション様
施工は奥村組様

アルミ鋳物メーカー、傳來工房のお仕事は
建物のファサード、サッシ廻りのルーバーです。


ご覧の通り、各ルーバーは大きさ、高さ、角度が
それぞれ違います。


角辺の組立する角度を決定する為に3Dキャドを使用しながら
試行錯誤を繰り返し形状が決定。

製作についても、角辺一枚一枚を鋳造し、
各コーナーを歪みに注意しながら溶接まとめをします。

紆余曲折、苦労をしましたが、
ようやく納まりました!!

2014年07月22日

ザ・梅田タワー

こんにちは
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

本日は大阪梅田のほんの少し北側にやって参りました。

ザ・梅田タワーというマンションが有ります。

タワーの真前にはロフト、キタの繁華街も数分の徒歩圏内、
阪急梅田、JR梅田からも当然に近い。
という素晴らしい立地にある地上43階、385戸の超高層マンションです。

デベロッパーは丸紅様
施工は鹿島建設様

アルミ鋳物製ポーチ(アルコーブ)門扉が得意な傳來工房ですが、
超高層マンションの時は内廊下が多く出番はあまりありません。

でも、今回はエントランスホールに彩り(高級感)を加える
お手伝いをしております。

エントランスを入って内装壁面部分です。
非常にシンプルなデザインの角格子です。

一番大きな「面」でW190mm×H7400mm、5分割としています
2階部分はW200mm×H2700mm、2分割です

格子ピッチは71mm、厚みは20mm取っています

縦桟、横桟の交差部が同じ面ですが、
どちらかを落とす、或いは上げるって事も自在で
立体感が出ますね。

シンプルで飽きのこないデザインながらも素材自体の
質感が高級な感じを醸し出します。

2014年04月24日

七十七銀行 本店外装

デザインアルミキャスト(アルミ鋳物)外装専門メーカーの
傳來工房副社長の橋本昇です。

先週、出張で東北五県を駆け足で回りました。

最終日、仙台で青葉通りを移動中に懐かしい
七十七銀行本店のアルミキャスト外装の前を通り、
しばし車中からウォッチング。

《七十七銀行本店》 1977年竣工 
アルミキャスト外装鋳造:傳來工房

一度リフォームをされているらしいがアルミキャストは当時のままと思われる。
築37年の経過をアルミキャストは感じさせない素材は、
さすがと言わずにいられない。

この七十七銀行は明治維新後、
明治11年東北にも初めて第七十七国立銀行として設立された。

設立にあたっては特に日本資本主義の父と云われた《渋沢栄一》が注力され、
当時頭取をしていた第一国立銀行から人材も派遣するほどであった。

七十七銀行の評価は今も昔も「石橋を叩いても渡らない」と評されるほど
堅実そのもので、近年のバブル期でも健全経営を貫いている。

設立当初から証券業界の株式売買の清算に関わる
決済銀行(場勘業務)として位置付けである。

本店が地方にある銀行としては特筆すべき事であり、
現在は東京支店が場勘業務を継続されている。

前述で懐かしいと書きましたが少し解説を・・・

この七十七銀行アルミキャストパネルを傳來工房鋳造当時、
私は大学生でありましたが夏休みのアルバイトとして
このパネルの仕上げを行いました。

見込みの深いマリオン(方立て)は特に印象的で、
今でもハッキリ仕上げを行っていた頃を覚えています。

アルミキャストは無垢のパネルにステンレスボルトを鋳ぐるみにし、
躯体側のブラケットに施工します。

したがって耐震性は外装の中でも極めて高く、
アルミキャスト外装は東北大震災でも大きな被害の報告はされていません。

こんなところにもアルミキャストの強みは発揮されています。

《お知らせ》


昨日、小宮コンサルタンツ様(代表 小宮一慶氏)主催の
傳來工房環境整備見学会が行われました。


全国から27名の経営者が参加され、弊社全従業員で20年間継続して
実施しております環境整備(礼儀・規律・清潔・清掃・安全・衛星)について、
主に従業員から3定(定位置・定品・定量)や活動内容について説明されました。

環境整備活動は、単なる整理整頓活動だけではなく、
お客様満足度と品質の向上を目的に
全社員で仕事の基礎力を高める全社員活動です。

営業車も環境整備活動で乗換えまで「30万km目標」に
徹底的に磨きこまれ、この車の18万km走破していますが新車同様です。

この事により、思わぬ効果として事故や違反もなくなり
燃費まで向上しているのは驚きです。

また工場や事務所見学後、
テーブルディスカッションが行われ、
参加者の皆さんの熱心なご質問に刺激をいただきました。

最後に、27名参加者の全員の皆様から
大変ご満足度の高い《お客様のお声》は、
我々従業員一同のこれからの環境整備活動の何よりの励みとなりました。
ありがとうございました。

お施主様、クライアント様、デベロッパー様、
設計事務所様、ゼネコン関係者様皆様の
傳來工房工場の環境整備見学を
従業員一同心からお待ち申し上げます。

2014年03月25日

プラウド千代田富士見レジデンス

皆さま、こんにちは。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回の「傳來工房の探訪日記」は
春の陽気に浮かれて
東京は飯田橋から徒歩4分。

「プラウド千代田富士見レジデンス」にやって参りました。
プラウドと言えば野村不動産様ですね。

都心のど真ん中、千代田区富士見町にて
ハイグレードな高層マンションをこの度建築されました。

この富士見町は学校や大使館が多く集中する場所でもあり、
昔は武家屋敷が多く点在し、富士山が綺麗に見えたとの事。

デザイン監修は西山建築デザイン事務所
施工は前田建設工業

アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお世話になったのは
エントランスホールの壁、そして天井に繋がる
アルミ鋳物です。

パネル全体の横幅は5,700弌
そして壁面の高さが1800

デザインのピッチは約300个箸覆辰討い泙后
表面は鍛鉄に使われる「叩き模様」が入っています。

今商品で特に難しかったのが、壁から天井に繋がる
アールパネル部分です。

通常であれば別に1型製作をして、鋳造するのですが、
今回は平パネルをアール曲げして加工を施しました。

ん〜、なかなか綺麗に出来とる。。
と、自画自賛。

裏面から間接照明にてシルエットが強調されており、
マンションのロビーが高級ホテルみたいになっています。
アルミキャストは決して安価な素材では無いのですが、
意匠の「カナメ」にほんの少し使用する事で
建物のグレード感に高付加価値を付してくれます。

ドシドシお問合せを!!

2013年10月31日

京都ホテルオークラ

京都のデザインアルミ鋳物専門メーカーの傳來工房専務の橋本です。

明日から11月、京都もいよいよ紅葉シーズンに入ります。
今年の紅葉は、いつもより市内を囲む山沿いが色付きが早いようです。

上洛される人も、国内の観光客はこれからですが
今年初旬からの円安効果もあり市内の海外観光客も
昨年と比較するとあきらかに増えているように思います。

国際観光都市を目指す京都にとって喜ばしいことですが
その観光客の受け皿となるホテル施設も
近年、ハイアットリージェンシーH京都、グランビア京都H、
ロイヤルパークH京都がオープンしました。

現在、リッツカールトンH京都やフォーシーズンズH京都など
アッパークラスの施設が次々と建設中です。

その先鞭となったのが、「京都ホテルオークラ」です。

設計:三菱地所設計・清水建設様
施工:清水建設・西松建設JV様
竣工:1994

京都の中心部にあった名門ホテルが新しい時代に向け
新たにオークラの冠を付け、10年前に新築オープンされました。

我々傳來工房がこのホテルでお手伝いしたのは、なんと初めての部位でした。

それは、建築用語に云う「卯建(うだつ)」です。

少し話の横道を

「ウダツの上がらない男」と揶揄される言葉なら
一般の方でもご存じでは・・・

ウダツとは、切り妻様式の屋根の端部などに防炎壁として
使われる部位です。

先程の例えは、ウダツの上がる大きな建物は
建てられない器量の男ということかもしれません。

さて、このホテルの何処にウダツが・・・

ズームアップして見ると

アルミキャスト卯建(ウダツ)
材質:アルミ鋳物
寸法:800×1000mm 約180箇所

各客室の屋外バルコニー上部にある防炎垂れ壁が
少しだけ判別出来ますでしょうか・・・ 
(これ以上ズームは出来ませんでした。)

画像ではよく見えませんが、アルミ鋳物表面に
外装意匠と同じ格子デザインを凹凸のレリーフ調に仕上げてあります。

アルミキャストの自由な意匠性、造型性の良さを
意匠設計家がこの部位にご利用されました。

京都の名門ホテルだけに、設計のご担当者が
伝統的な部位用語「卯建」にこだわれたのかもしれません。

《余談》
改築前の名門京都ホテル2Fに思い出のBARがあった。
Bar Target (バー ターゲット)
チークの無垢材を贅沢に使われ、京都では昔から
アッパークラスのBarとして存在していました。

そのBarのグランドピアノの後に、大きな彫刻レリーフがあり
われわれ傳來工房で鋳造製作したものでした。

上質で大人の空間にマッチしていたのが懐かしい。

現在のこのホテルのBarにはありませんが、
あのレリーフは何処に行ったのか?

惜しい・・・

2013年08月19日

横浜中華街でのお仕事です!

街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ〜 ブルーライトヨコハマ〜

1968年、いしだあゆみのヒット曲に乗せて、今回も「傳來工房の探訪日記」開幕です!

1968年って少年ジャンプが発刊された年で、
小学校低学年の私が友達の本屋で立ち読みにふけっていた頃です。

ハレンチ学園に興奮し、男一匹ガキ大将に男気を学びと、
同年代の皆様は涙がちょちょびれる程に懐かしい昭和ですね。

さてさて、横浜と言えば、ここ、中華街ですね。

1968年ネタは必要なかった情報でしたかっ!!

とにかく! ここは横浜中華街。
500店舗以上が軒を連ねる東アジア最大の中華街だそうです。

そして、数あるお店の中でも有名処なのが、「招福門」さんです。

広東料理で特に有名で、フカヒレ専門のフロアーや、
飲茶の食べ放題もやっておられます。
特に飲茶は行列が出来るとの事。

さて、アルミ鋳物メーカー、傳來工房のお仕事ですが、
お店の正面に三方枠が有り、それぞれが内照明になっています。

この照明の外側にアルミ鋳物をご使用頂きました。

サイズは幅が17cmで高さは1mのパネルを基準としています。

昼間はアルミ鋳物の凹凸感、
そして夜になればデザインのシルエットが綺麗です。


中華街お越しの際は是非、招福門、招福門をよろしくお願い申し上げます。


2013年06月19日

哲学の道(沿い)でのお仕事です!

こんにちは! アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です!

本日はお日柄もよく、南禅寺からスタートしましょう!
南禅寺と言えば境内にある琵琶湖疏水を運ぶ水道橋と、
近くに点在する「ゆどうふ」屋さんで有名ですね。

南禅寺を通過すれば、わが母校「東山高等学校」が有ります。
思えば南禅寺の参道が通学路ってのは幸せな事だったのです。。
が、こんなことって歳取らないと気付かないのが残念。

この東山高校の隣がこれまた有名な永観堂です。

永観堂は「秋」がお奨め。
ちなみに「永観堂」で写真をググってみると、出るわ出るわの秋景色。
まぁ、綺麗な事、綺麗な事。
お寺に紅葉、お寺に小雨、大好きな組み合わせです。

さて、まだまだ続きます、京都の旅。
永観堂を通り過ぎれば「哲学の道」に突入です。

この小路をしばらく歩くと「法然院」、
そして「銀閣寺」と観光スポットだらけなのです。

さて、この哲学の道沿いに和輪庵という建物があります。

施主は京都を代表する企業である、京セラ。
名誉会長の稲盛さんは超が付くほどに有名な方ですね。
洋風と和風の2棟あり、当然にお庭も素晴らしい場所です。

鳩山元首相と小沢さんが会談され、総理辞任を決めたと言われている
この和輪庵は京セラの迎賓館として建築されました。

さてさて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房。
ファサード部の玄関を担当致しました。

まずは柱型です。

この柱が支える庇の破風(はふ)部分もアルミ鋳物です。

複雑な形状もお手の物。

そして、扉です。


砂肌風のテクスチャーに塗装は松煙仕上。
2色を巧みに使用して重厚感を醸し出しています。

京都ではあと10日ほどで祇園祭です!
京都の夏はすぐそこまで来ています!

2013年04月16日

北ヤード 間もなく開業です

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

大阪の超ビッグプロジェクトと言えば?
ピンポーン! 

大阪最後の一等地と言われる場所でのプロジェクト、
「うめきた先行開発地域プロジェクト」です。


通常は「北ヤード」の名前で知られていますね。
でも正式な施設名称は「グランフロント大阪」と呼ばれます。
150mを超すビルが4棟同時に建設される様子は圧巻でしたね。

これだけのプロジェクトです。
アルミ鋳物メーカーの傳來工房、黙ってはおりませぬ。
まず、アルミ鋳物製のプランターを数十台、設置をしています。


<アルミ鋳物 プランターコレクション>


が、これはまた近々にご紹介するとして、
今回は、一番北側に建つ地上174m、分譲マンションでのお仕事です。
「グランフロント大阪オーナーズタワー」と言いまして
開発事業者さんは12社で構成。


アルミ鋳物メーカーの傳來工房でのお仕事は
アルミ鋳物製門扉です。

シティエントランスと呼ばれる入口のアルミ鋳物門扉がこちら
W2000×H2800の両開きです。


そしてフォレストエントランスのアルミ鋳物門扉
W1500×H2250の両開きで、
ドアクローザ、電気錠仕様です。


四周の枠(一体成型)は見込みを60mm取っており、
重みを感じさせます。
テクスチャーは鋳鉄(ロートアイアン)風のタタキです。


それぞれ擬宝珠(金色に光ってる矢じり)は真鍮の鋳物製です。
真鍮は黄銅とも言いますね。色が綺麗です。


4月26日に商業施設等が開業との事。
次回はアルミ鋳物プランターのご紹介をしたいと考えています!!

2013年02月19日

中央大学付属横浜中学校・高等学校

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。
京都はまだ雪が降っています。
この2〜3日、底冷え状態です。。
鼻がズルズルします。

今回のアルミ鋳物メーカー、傳來工房の
「探訪日記」は。。
街の灯りがとてもきれいね ヨコハマ〜 ブルーライトヨコハマ〜

と、いしだあゆみの楽曲に乗せてご紹介です!!
思わずメロディーと共に口ずさんでしまった あなたっ!
昭和30年代以前のお生まれですねっ!!

さて、横浜中心部をブルーラインに乗って北へ北上し
(ん?頭が頭痛ってのと一緒ですか!?)
センター北という駅で下車します。
地元の人には「セン北」との愛称で呼ばれていますね。

駅から東へ10分歩くと、まっさらな学校が現われます。
中央大学横浜山手中学校・高等学校です。

新築移転され、「中央大学附属横浜中学校・高等学校」と校名が新しくなり
2013年4月に開校の学校です。

設計は三菱地所設計
施工は大成建設

アルミ鋳物メーカー、傳來工房でお仕事を頂いたのが
外構フェンスです。
高さ1500弌Wは基準品でW1800个任后

縦格子のシンプルなシルエット、しかしアルミ鋳物のムクの質感。
モダンデザインであり、且つ重厚感があります。
この双方をアルミ鋳物で上手く表現出来ているのではないでしょうか。
見付けは細く、見込みを分厚く(40弌砲垢觧で
斜めからの目隠しにもなっています。

さらに支柱にも工夫を凝らしています。
正面からの連続したデザインを崩さないように、
アルミ鋳物で中央部をくり抜いたデザインで、
断面が三角形になっており、おシャレなのです。

フェンスデザインに合わせた門扉もご用意。

アルミ鋳物メーカー、傳來工房では同じデザインで
H2000のフェンスをこの春に発表致します。
よりディテールにこだわり、ボルト等が表に出てこない設計です。
資料等、ご希望の方はこちらまで!
  ↓
sugimura_osa@denrai.co.jp

2013年01月29日

御所近くの小学校門扉

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。
京都では特有の「底冷え」が続いておます。
皆さま、寒さに負けてないでしょうかっ!

さて、今回のアルミ鋳物メーカー、傳來工房の
「探訪日記」は地元、京都です。
ここは京都御所。


昔、天皇が「ちょっと別荘(皇居)へ行って来る」と京都を離れてから
「しばらくしたら帰って来はる」と未だに信じてる
京都人が多くいるそうです。。ほんまかいな。

そんな京都御所の真南に今回、ご紹介する
「御所南小学校」が有ります。


京都市中心部の児童数減少に伴い、近隣の5校を統廃合して
平成7年に開校した小学校です。
文部省が認定した「コミュニティースクール」で地域との連携、
学力の向上など、全国でも当時から有名な小学校だったそうです。

人気小学校の為、近隣にマンションが多く建設され、
統合当時は約600名だった児童数が今では1200人を超えてるそうです。
当然に教室が足りなくなり、校庭にプレハブ校舎を建てて
対応されているようです。

さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房のお仕事は
お得意のアルミ鋳物「門扉」です。


大きさは横6000个領廠き、高さは1500个任后
特長的なのは各パネルに一体鋳造している7種の昔遊びのレリーフです。


かごめかごめ、とび馬、ゴム跳び、縄跳び、
長縄跳び、鬼ごっこ、ドッジボール、のぼり棒。


まさに、「Always 三丁目の夕日」遊びです!
昭和の皆様! 涙もんです。

他にも、今は増設プレハブでほとんど見えなくなってしまいましたが
外構のフェンスが有ります。
木調の模様を付けて、板張りのように前後に交互にビス留めしています。


小学校の真横には「京都地方裁判所」が有り、
こちらでも門扉、外構フェンスをアルミ鋳物メーカー
傳來工房がお手伝いをしております。


この一帯、まさにアルミ鋳物の傳來工房のプチプチショールームなのです!

2012年11月22日

三嶋大社斎館

みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

静岡県三島市にある「三嶋大社」に行って来ました。
ここは全国の三島神社の総本社ですね。


アルミ鋳物メーカーの傳來工房では以前に、この大社「宝物館」の
お仕事を致しました。


外装で梨地に横リブ、そして松煙仕上と意匠にこだわったパネルです。
詳しくは橋本の「探訪日記」をご覧ください。
http://www.denraikohbo.jp/denraiblog/2007/01/post_12.html

さて今回、アルミ鋳物の傳來工房がお世話になったのは、
「三嶋大社斎館」という建物です。


神官が身を清める為の施設との事です。
設計は宝物館と同じく企業組合針谷建築設計事務所。
本体の建物には木曽ヒノキ材がふんだんに使われています。

傳來工房が承ったのは
アルミ鋳物の門扉、そして同じくアルミ鋳物のフェンスです。

まずは扉ですが、シンプルな格子デザインに電気錠、
そしてオートヒンジ仕様となっています。
サイズは高さ約2000个領廠きです。


後ろを振り返ると大きなフェンスが有り、
こちらも縦横約2000个箸覆蠅泙后


他にも打ちっ放しの開口の間に同じ意匠の
面格子パネルをご使用。合います。


撮影した日は西日がフェンスに差し込んで、
格子のシルエットが「なかなかええやん」的な雰囲気でした。
今回、角格子だったのですが、縦格子も含めて
普遍的なデザインにムクの質感が加わり、ヒノキに負けない素材やなぁ〜、
と自画自賛させてくれた物件です。


2012年10月22日

アルミ鋳物格子意匠天井

デザインアルミ鋳物専門メーカーの京都傳來工房専務の橋本昇です。

暑かった京都もさすがに、朝夕に秋の訪れを感じる季節となりました。
それと同時に世界中から観光客が京都に来られ、いよいよオンシーズン。

今回は観光や名所旧跡ではなく
珍しく京都市内オフィス街の傳來工房仕事の紹介です。

京都のビジネスの中心地、四条烏丸。(しじょうからすま)

三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、住友信託銀行などが
交差点角の一等地を固めます。


《三井住友銀行京都支店》

《三菱東京UFJ銀行京都支店》

その南西角に位置する住友信託銀行がある
「四条烏丸ビル」に傳來工房の仕事があります。


《四条烏丸ビル》
設計:日建設計大阪

この建築の1F吹き抜け「格子天井」をアルミ鋳物でお手伝いいたしました。


《意匠格子天井 材質:アルミ鋳物 仕上:アクリルウレタン樹脂塗装》

アルミ鋳物が採用された理由は、
断面形状や割付けが自由で
耐震性のある意匠天井が施工出来ることです。

自由な造形性のあるアルミ鋳物の内外装、
そして天井など新しい使い方に《ものづくり》として期待しております。

《あとがき》お時間があれば、どうぞ

本日10月22日、素晴らしい晴天の中、
京都三大祭りである「時代祭」が行なわれました。

このお祭りは、皆さんご存知の「啼くよウグイス、平安京」の794年の
10月22日に長岡京から平安京に遷都された日を記念して
明治28年に始まりました。

祭りの内容は、明治維新から江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、
藤原、延暦と8つの時代をタイムマシンのように逆戻りしながら、
牛や馬を含む総勢約2000名で構成される時代仮装行列です。


綿密な時代考証を重ねられた衣装、祭具、調度品は
京の伝統の技をもってそれぞれの時代を細部まで再現されており、
その豪華絢爛な行列はまさに“生きた時代絵巻”です。


2012年08月24日

いずみホール

意匠アルミ鋳物専門メーカーの京都の傳來工房専務橋本昇です。

来週末には9月に入るというのに、厳しい暑さが続いていますが
朝夕には秋の気配を感じる日も少しづつ増えてきました。

今回は、少し涼しげな旋律が聞こえそうな傳來工房の仕事の紹介です。

住友生命が60周年を記念し、住友生命OBPブラザビル内に
クラッシック専門のコンサートホールの建設を計画された。

《OBPプラザビル外観》

1990年

コンサートホールの名前は、江戸時代から続く住友家の屋号(やごう)
「泉屋(いずみや)」から《いずみホール》と命名。

《いずみホール全体》

設計:日建設計 
ホールデーター: 821席(1階713席、2階108席)

このホールの計画にあたり、世界でもトップクラスの音響評価である
《ウィーン学友協会大ホール》をベンチマークとして、
超一流の音響のために内装意匠・材質はもちろん、
照明シャンデリアまで音響効果と意匠の両立を徹底された。

われわれ傳來工房がお手伝いしたのは、
2階のバルコニー席前の透かし手摺りと
意匠腰パネルをアルミ鋳物で鋳造製作した。

《2階バルコニー席   鋳作施工:傳來工房》
・アルミ鋳物製透かし手摺り
・アルミ鋳物製意匠腰パネル

このいずみホールにアルミ鋳物採用された理由の少し説明を・・・

シューボックス型のコンサートホールの2階に位置する
バルコニー席の音響効果を確保するため、
シンプルですが気品を感じさせる菱格子の意匠をアルミ鋳物で鋳造しました。

《透かし菱格子手摺り 材質:アルミ鋳物 鋳作施工:傳來工房》

《透かし菱格子手摺り 材質:アルミ鋳物 鋳作施工:傳來工房》


この透かし格子により音響効果と同時に
2階観客席からの視界範囲と安全性を確保できました。


そして、傳來工房として特にこだわったのは、
2階観客席のコーナー席の手すりと意匠腰パネルのR加工です。


通常、R面は専用の深い型を作るか、加工で曲げるかの選択ですが
コストアップに繫がる型費を抑えることを考え、加工を選択しました。

しかし、肉厚7mm以上あるアルミ鋳物はこんな深いR面は通常不可能です。

そこで傳來工房としてアルミ鋳物の地金の合金配合を微妙に変えながら、
熱と荷重によるR面加工に挑戦しました。


いずみホール竣工後、当時設計部長をされていた日建設計の与謝野さんから
お褒めの言葉を頂戴し、職人達と一緒に大変喜んだたことを思い出します。

品位高い、素晴らしい仕事のお手伝いが出来たことは、
傳來工房の誇りであり、私にとってこれからの仕事の大きな励みです。

ありがとうございました。

《余談》 お時間があれば・・・

このいずみホールでお世話になった与謝野部長や与謝野グループの皆さんに
当時よく傳來工房にお声を掛けていただき大変感謝しております。

その与謝野部長のおじい様とおばあ様が
歌人の与謝野鉄幹と与謝野晶子だったとは・・・!

当時,お会いするといつも「ものづくりの気持ち」を汲み取っていただき、
親切に丁寧にお話いただいたことを思い出します。 
益々のご活躍をお祈りしております。  感謝

2012年05月21日

アルミ鋳物 バルコニー手摺

みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回は兵庫県の最東南に位置する西宮市にやってきました。
西宮市は関西を代表する高級住宅地としても有名な市です。
財界人や文化人の邸宅が多く建ち並ぶ閑静な高級邸宅街の
代名詞となっている地域が市内に点在しています。

思い出します。30年前。
免許を取って間もない学生時代。
彼女を助手席に乗せて「豪邸ツアー」デートを楽しんだ、あの頃。。
「すっごぉ〜」、「土地デカすぎて家、見えへんやん!」等と
はしゃいでおりました。

そんな西宮市で今回、アルミ鋳物メーカー傳來工房が
お世話になったのはマンションです。

ローレルコート夙川レジデンス

デベロッパーが近鉄不動産
デザイン監修が三菱地所設計

外装部でバルコニー部分のアルミ鋳物持ち出し面格子、
及び手摺部を担当致しました。

デザインはすっきりとしたアルミ鋳物縦格子。

アルミ鋳物縦格子のテクスチャー(模様)作りには時間を掛け
鍛鉄(ロートアイアン)風のデザインとしました。

支柱、そしてトップレール(手摺)もアルミ鋳物製です。

コーナー部は溶接にてまとめています。

当然にポーチ門扉も妻住戸側にアルミ鋳物製を設置。

また1Fのファサードには化粧ルーバーとして
アルミ鋳物縦格子を壁に施工しています。

門扉、ルーバー共デザインをバルコニー手摺と同じにして
統一感を持たしています。


マンションに限らず、建築物に価値をプラス出来るアルミ鋳物。
ご相談下さい!

2012年04月18日

東京建物八重洲ビル

みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回のアルミ鋳物メーカー、傳來工房「探訪日記」では
東京は八重洲にやって参りました。
八重洲口前郵便局の北側の通りをちょいと東に入ると
最近オープンした「東京建物八重洲ビル」があります。

設計施工は竹中工務店。

アルミ鋳物メーカーの傳來工房で
ファサード部のアルミ鋳物面格子をご担当させて頂きました。

高さは4700mm、幅が2100mm
このサイズで合計5枚を建物正面の2F部分に施工をしました。

今回特にご注目頂きたいのが奥行きです。
深さが200mmもある鋳物なのです。

しかし、このような複雑な形状ではアルミ鋳物は型から抜けません。
そこで、前と後ろの2枚の透かしパネルをそれぞれに鋳造し、
真ん中を別のアルミ鋳物部材にて橋渡しをする納まりとなっています。

さらに縦方向4ピースになって鋳造されたアルミ鋳物パネルを
ジョイントし、継ぎ目のない1体のパネルとしています。
溶接でまとめるのですが、溶接跡は当然にあとから見て
分からないように仕上げます。

表面テクスチャーは弊社で得意にしています「ハンマートーン」
モコモコとした叩き風の模様が光の陰影で映えています。

東京駅から歩いて数分の場所にありますので、
機会があれば是非、アルミ鋳物メーカー傳來工房の作品をご覧ください!

2012年03月28日

京都の花街

みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回の「ほっこり便り」の現場は京都の花街です!

花街(はなまち)とは遊女屋や芸妓屋が集まっている区域を指す名称ですね。
もともとは遊女と芸妓さんが集まっている区域をさしますが、
近年では芸妓遊びが出来るお店を中心に形成される区域となっています。


この花街って呼び名ですが、本来は「かがい」だそうですね。
これが三善英史の「円山・花町・母の町(まるやま・はなまち・ははのまち)」のヒットで
「はなまち」が定着したそうです。


まるやま〜、はなまち〜、はは〜のま〜ち〜、っと思わず口ずさんでるあなた!
かなりの人生経験をお積みと。。。。


さてアルミ鋳物メーカー傳來工房本社が所在する京都市内には
5大花街というのが有り、祇園甲部、祗園東、先斗町、宮川町、
そして上七軒となります。
祗園の2つ、そして先斗町、宮川町は市内の中心部に位置していますが、
上七軒だけは西陣といわれる地域に位置しています。

そうです、西陣と言えば西陣織で有名な地域で、
昔と比べると大変少なくなってきましたが
今でも裏通りを歩けばガッチャンガッチャンと
機織りの音が聞ける区域が残っています。


この西陣界隈、学問の神様を祀る北野天満宮の東隣に
花街の上七軒があります。


お茶屋さん10件ほどのこじんまりした花街ですが、
京都の花街の中では最も古く、風情の残る街になっています。

各花街には紋章があるのですが、上七軒は「五つ団子」です。
秀吉が大茶会をした際に出された御手洗団子が気に入ったのが由来です。


街並みを保存する為に「ゆうちょ」もこんな姿に。。


「京都市歴史的風致維持向上計画」の認定を京都市が受け、
今回上七軒通の無電柱化ならびに石畳の計画を進める中、
街並みを壊さない街灯のデザインが提案されました。

アルミ鋳物メーカー、傳來工房がお世話になったのは
街灯の胴体部分を鋳造致しました。


表面は岩肌風に模様をつけ、塗装にて石風にまとめています。
石畳や街並みにうるさすぎず、派手すぎず、すっきりまとまった街灯となりました。


今の季節、各花街で舞妓さん、芸妓さんの花舞台となる「〇〇をどり」が始まっています。
(祗園甲部での「都をどり」は海外でも有名ですね)


上七軒では「北野をどり」となり、撮影日には舞妓さんの姿も(後ろ姿ですが。。)


京都の桜が神社仏閣、歌舞練場を背景に綺麗になる季節です!!


2012年02月22日

下北沢(代沢)マンション

みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回のアルミ鋳物メーカー、傳來工房「探訪日記」では
三軒茶屋を北へ、下北沢を南へ。。
世田谷の代沢にやって来ました。
代沢と言えば閑静な住宅地で、かつて佐藤栄作、竹下登邸もあったそうですね。

さて、下北沢駅を若い人が賑わう通りを南下して、

三軒茶屋までの中間地点くらいでしょうか。。
プラウド代沢というマンションが通り沿いに見えます。


デベロッパーは野村不動産
設計は西山建築デザイン事務所
施工は淺沼組

アルミ鋳物メーカーの傳來工房では
以前からデベロッパーさん向けの「オリジナルポーチ門扉」を
鋳造してきました。
同じくしてアルミ鋳物メーカーとしての「オリジナル門扉」である
「格子コレクション」、「格子コレクション2」も発表し、
10年を経った今でもシンプルでモダンなデザインが好評を得ており、
継続して生産を続けています。


(格子コレクション2外構使用例)


さて、プラウド代沢ですが、今回は外部でご使用を頂きました。
正面エントランス横にあるアルミ鋳物面格子です。
ひとつの模様サイズが400角で、縦2列で1枚のアルミ鋳物です。


デザインはシンプルな幾何学模様ですが、
近づいてみるとアルミ鋳物の利点であるテクスチャー(模様)が
付いています。


今回の模様は鍛鉄風ハンマートーンです。
モコモコとたたきの模様を付けて、陰影がカッコいいのです。
撮影時には全体にツタを絡まして
植栽工事をされていました。

下北沢近辺の散策の際にはご覧下さい!

下北沢(代沢)マンション

みなさん!こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回のアルミ鋳物メーカー、傳來工房「探訪日記」では
三軒茶屋を北へ、下北沢を南へ。。
世田谷の代沢にやって来ました。
代沢と言えば閑静な住宅地で、かつて佐藤栄作、竹下登邸もあったそうですね。

さて、下北沢駅を若い人が賑わう通りを南下して、

三軒茶屋までの中間地点くらいでしょうか。。
プラウド代沢というマンションが通り沿いに見えます。


デベロッパーは野村不動産
設計は西山建築デザイン事務所
施工は淺沼組

アルミ鋳物メーカーの傳來工房では
以前からデベロッパーさん向けの「オリジナルポーチ門扉」を
鋳造してきました。
同じくしてアルミ鋳物メーカーとしての「オリジナル門扉」である
「格子コレクション」、「格子コレクション2」も発表し、
10年を経った今でもシンプルでモダンなデザインが好評を得ており、
継続して生産を続けています。


(格子コレクション2外構使用例)


さて、プラウド代沢ですが、今回は外部でご使用を頂きました。
正面エントランス横にあるアルミ鋳物面格子です。
ひとつの模様サイズが400角で、縦2列で1枚のアルミ鋳物です。


デザインはシンプルな幾何学模様ですが、
近づいてみるとアルミ鋳物の利点であるテクスチャー(模様)が
付いています。


今回の模様は鍛鉄風ハンマートーンです。
モコモコとたたきの模様を付けて、陰影がカッコいいのです。
撮影時には全体にツタを絡まして
植栽工事をされていました。

下北沢近辺の散策の際にはご覧下さい!

2011年12月13日

あの新市長が登庁する大阪市庁舎

アルミ鋳物による建築意匠金物専門メーカーの
京都傳來工房専務の橋本昇です。

先般の熱い大阪市長選で圧勝された橋下徹氏が
いよいよ来週12月19日、正式に新市長として
改革の本丸である《大阪市庁舎》に登庁される。

大阪市庁舎  設計:日建設計様

中ノ島にある風格ある大阪市庁舎の建築には、
アルミ・ブロンズ鋳物の意匠手摺りやFIX格子を中心に
様々な建築デザインの仕事を我々傳來工房がお手伝いした。

まず、これから毎朝橋下新市長が登庁する御堂筋側正面入り口にある
ブロンズ鋳物による大型意匠照明灯。

ブロンズ鋳物(青銅鋳物)大型照明灯 H:3500mm
仕上げ:緑青発色仕上げ
鋳 作:傳來工房

このブロンズ照明灯は、市庁舎四方東西南北玄関に2基づつ設置されている。

傳來工房では、重要文化材復元など今まで色々な大型照明を作ってきましたが
これほど存在感溢れる照明は、なかなかありません。
オーラを感じるのは私だけはないと思うほどです。
いつも、この照明の前に行くと必ずポンポンと触り、ブロンズの質感を確認します。

大阪市役所正面には、色々な形状のアルミ鋳物による意匠格子や
デザインバルコニー手摺りがあります。

アルミ鋳物製FIX面格子、バルコニー 
アクリルウレタン樹脂塗装仕上げ
鋳 作:傳來工房


これら手摺りや面格子は、
大阪市役所の市章である「澪(みお)つくし」を意匠化されたデザインです。

正面エントランスロビーを入ると
アルミ鋳物意匠天井パネルがあります。
鋳 作:傳來工房



これら意匠天井を囲むようにエントランスの回廊手摺りがあります。


回廊手摺り アルミ鋳物製 アクリルウレタン樹脂塗装仕上げ
鋳 作:傳來工房


その他のレリーフ意匠天井パネルもアルミ鋳物でお手伝いしました。
鋳 作:傳來工房


この市庁舎の中に市民ロビーがあり
傳來工房がお手伝いした彫刻作品が展示されています。

小田信夫 作 「あおぞら」
ブロンズ鋳造: 傳來工房

大阪市内には、多くの小田先生の大型作品があり
ブロンズ鋳造作品のほとんどを傳來工房でお手伝いしました。

小田先生は、現在も二科会で活躍されております。
先生は大変気さくで親切な彫刻家で、現代美術や
現代建築デザインのことなど、色々なことを教えていただきました。
ありがとうございます。

最後にこれから
マスコミが色々な場面で大阪市役所を取り上げられると思います。
大阪市役所が画像を見られる時には
ぜひ、傳來工房の仕事も思い出していただくと幸いです。

《余談》 お時間があればぜひ・・・

2年がかりのNHKドラマ《坂の上の雲》がいよいよラスト2話となった。

とりわけ次回は、この物語の最大の見どころである
東郷平八郎率いる日本国海軍とバルテック艦隊が激突する
《日本海大戦》です。

主力戦艦三笠参謀・秋山真之役の本木雅弘の演技が光る。

この役者の演技は、失いかけている《男子の覚悟》を思い出してくれる。

大阪市長選、大阪知事選を勝利し
これから大阪都構想に向けスタートされる。

まさに《天気晴朗なれども波高し》かもしれない。

2011年11月29日

三木ホースランドパーク

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。
今回も傳來工房の輝かしい?軌跡を紹介して参ります!

皆さん、競馬にはご興味がありますでしょうか?
兵庫県の三木市というところに「三木ホースランドパーク」という施設が有ります。
ホースランドパーク − まさに馬土地公園です。


馬が絡むということは。。
そうです、JRA(日本中央競馬会)と三木市が共同で建設した施設です。
敷地は甲子園球場40ヶ分、
入園料/駐車料金共に無料という正にパラダイスです。

当然ながら馬に関連した設備として、乗馬教室や馬術大会の開催、
そして体験や見学等が施設内で出来ます。

話飛びますが、乗馬の恐怖って知ってはりますかっ??


私は一度、小さな山を馬に乗って上下したのですが、
目線が地上3mくらいになり、且つ、下り時には人馬共前のめりになるので
非常に怖かったのを思い出します。
下り坂を地上3mの高さから前のめりに降りる。
しかも命を預けてるのが馬です。あのほそ〜い前脚です。
想像してみて下さい。前脚、ガクッって事態。お〜怖っ。。


話を戻しましょう。
三木ホースランドパーク内には乗馬関連だけでなく、
宿泊施設にキャンプ場、研修センター、レストラン等が有ります。
家族連れが多い施設ですね。

設計は安井建築設計事務所
ゼネコンは大林組

アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお世話になったのは
まず天井のグリルです。
通路のところどころで明かり取りの役目にもなっています。

粘土で原型を作り込んでから、アルミ鋳物にしていきます。

アルミ鋳物用の粘土原型を傳來工房のスタッフが油粘土をこねながら
デザインを作りこんでいきます。

そしてこちらは厩舎になります。

この厩舎の正面上、時計が有りますが、この文字盤が
アルミ鋳物なのです。


いずれもオーダーアルミ鋳物製品ですが、ここはぞ!!という
意匠のカナメに是非、ご相談下さい!

2011年11月14日

琵琶湖の仕事 その2

デザインアルミ鋳物専門メーカーの
傳來工房専務  橋本 昇です。

日本最大の湖「琵琶湖」。
中央部に大きな琵琶湖大橋が東西を繋ぐ。


(琵琶湖大橋)

湖東側がリゾート地として発展し、
その中核となるのがリゾートホテル「ラフォーレ琵琶湖」です。


(ホテル全景)
設計:株式会社レイモンド設計事務所

ホテル前の美崎公園から北方向を見ると対岸が見えず
琵琶湖がどう見ても海にしか思えませんね。

(美崎公園から湖北方面を見て)

沖にはオリンピック種目でもある琵琶湖で昔から盛んな470級や
Lasar級のヨットレースがよく行なわれています。

(ヨットレース風景 風を掴むのが難しい琵琶湖から
たくさんのディンギーの名選手が生まれています。)

さて、我々傳來工房は恵まれた環境にあるこのラフォーレ琵琶湖の
一階ロビー周辺のインテリアのアルミ鋳物の仕事をお手伝いいたしました。

一階メインロビー


(アルミ鋳物デザインパネル アクリルウレタン樹脂塗装)


EVホール


(アルミ鋳物デザインパネル アクリルウレタン樹脂塗装)

ラウンジ側


(アルミ鋳物デザインパネル アクリルウレタン樹脂塗装)

アルミ鋳物の表面テクスチュアは、オーナーから
湖面の漣(さざなみ)をイメージするように依頼があり
傳來工房アトリエにて粘土原型を数点作りご提案し、決定されました。


(アルミ鋳物デザインパネル  表面テクスチュア)

また、ホール壁面内部には設備やメンテ用機材があり
その開閉のためのディティールもアルミ鋳物は自由に対応できるのもメリットです。


(アルミ鋳物 デザインパネル開閉錠部)


アルミ鋳物は、外装や外構だけではなく内装などインテリアの素材としても
自由な造型対応力の強みが発揮出来ます。もちろん幾何学的な意匠もOKです。


《余談》 ご存知の方も多いと思いますが、お時間があればどうぞ・・・

全国にラフォーレの冠(かんむり)が付くリゾートホテルや商業施設が
たくさんありますね。ラフォーレ原宿 ラフォーレミュージアム六本木などなど

《ラフォーレ》とは、フランス語で翻訳すると「森」のこと。

そうですね

これらラフォーレのホテルや大型施設のオーナーは
「森」が付く《森ビルグループ》、《森観光トラストグループ》様です。

2011年10月28日

京都 錦市場はよいところ

みなさんこんにちは。
アルミキャストメーカー、傳来工房の杉村です。

いきなりさぶ~くなってきましたね。
お風邪に気を付けて下さい。

さて、今回の傳來工房「探訪日記」は京都、錦にやってまいりました。
京都で錦と言えば、「京の台所」と呼ばれる錦市場の事です。
調べてみるとナント!ビックリ!400年の歴史がある市場だそうです。
京野菜、京漬物その他、湯葉・鰻・佃煮・蒲鉾・干物・乾物などから
茶・菓子・寿司・豆腐に至るまで何でも手に入ります。


京都は細い通りが多いのでも有名ですが、
この錦市場がある錦小路通り、特にヒョロ~っと狭いのです。
これから年末、お節料理の食材買い出しや
観光の人で狭〜い通りに人があふれる風景が良いのです。


この錦小路通り(東西の道)と麩屋町通り(南北の道)が交差するところを
チョイと20mおど上がる(北へ行く)りますと。。
今回、アルミキャストメーカーの傳來工房が
お世話になったお店「風天堂(ふうてんどう)」が有ります。
お店のロゴには大黒さんがいてはります。


このお店、京都の染物の会社がオーナーさんで
和の要素を取り入れた当社オリジナルのストリートファッションを
展開したいとの思いで始められました。


商品はTシャツや数珠(ブレスレット)、そして油取り紙等を販売。
基本的には「和」ですが、普段使い出来るモダンなデザインを取り入れられています。

さて、アルミキャストメーカー、傳來工房のお仕事ですが、
正面両サイドに施工しました、アルミキャスト製柱型です。


幅835弌高さ2600个捻βΔ涼譴榔行き460个△蠅泙后
それぞれのアルミキャスト柱型は一体鋳造品です。


型は1型で左右の柱で天地を逆に施工する事で
左右の柱テクスチャーが違ったように見せてるのです。

今回特にこだわられたのはテクスチャー(模様)です。
ランダムに小さなクボミが全体としては流れるように配置されています。


錦市場という観光名所の近くですので、京都に来られた際にには
是非お立ち寄り下さい!!

2011年10月12日

琵琶湖湖畔の仕事

京都の意匠アルミ鋳物専門メーカー傳來工房専務の橋本昇です。

絶好の秋日和が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしたか?

先日、私は愛犬を連れ、ボートのメッカ琵琶湖にレース観戦に行ってきました。

ボートレース観戦といってもモーターボート競艇ではなく、
純粋なスポーツのボートです。


《琵琶湖東岸 比叡山を背景に近江大橋も見えます。》

そのレースコース前に我々傳來工房がお手伝いしたリゾートホテルがあります。



《ロイヤルオークホテル  設計:吉村建築設計事務所》

エントランス正面の両サイドのレリーフ袖パネルを製作施工しました。



《アルミ鋳物レリーフパネル アクリルウレタン樹脂塗装》



《アルミ鋳物レリーフパネル 葉脈をイメージした造形が印象的です。》

この様に袖パネルや柱型パネルなど、接触頻度の高い部位に
アルミ鋳物を選択される大きな理由が2つあります。

1つは、自由な造型性。

それは粘土、樹脂、石膏、木彫など色々な素材の意匠造型を
高い耐候性素材アルミ鋳物によって建築仕上げ材として置き換えられます。

2つ目は、高い耐震性、施工性です。

肉厚6〜7mmの無垢アルミ鋳物パネルをSUSファスナーを利用し躯体に固定し、
層間変位にも対応できます。

最近、国内外の建築デザインの中で有機的な意匠を取り入れられるケースがあり、
大変心地よい温かさを感じることがあります。

私自身もアルミ鋳物を外装などの大きな面積ではなく、
人の行き交う空間を高める造型素材として、このようにこだわりの部位として
活用されることを建築デザイナーの皆さんに期待するところです。



《ロイヤルオーク前の琵琶湖湖畔より》

2011年08月12日

京都の熱いビルディング

京都のアルミ鋳物専門メーカーの傳來工房専務 橋本 昇です。

本日の京都は、この夏最高の暑さと思うくらい気温が上がっている。
私の車に表示されている現在の外気温は、42度。


そう言えば、京都の中心地に暑い?
いや、熱い建築物のお手伝いをしたことを思い出し
炎天下の中、チョイロケに行ってきました。

御池通り室町北東角にある
「OIKE KOTO BLDG」 1992竣工


正面にある熱い太陽をデフォルメしたファサードレリーフを
われわれ傳來工房がお手伝いした。

《アルミ鋳物ファサードレリーフ》 W12400×H9200
材質:アルミ鋳物 AC3A アクリルウレタン樹脂美術塗装
設計:大杉喜彦建築綜合研究所

建築意匠として一体化された金属造形物としたは、世界でも類を見ないスケールと言えます。


熱い太陽のレリーフの前を、暑い本日はさすがに皆さん日傘をさいて歩いています。

《アルミ鋳物ファサードレリーフ》

あまり知られていませんが、このレリーフは正面外側だけではなく、
室内側にも反転さした全く同じものが設置されています。
日に昇る太陽の炎がちょうどガラスを挟み込むように設計されています。


まさに建築意匠と立体造形のコラボレーション。
デザイン、技術共、非常に高い完成度だと思います。

京都中心地のランドマークとなる仕事を
傳來工房でお手伝いできたことに感謝。

《お時間があれば・・・・》

この建築の前にも傳來工房でお手伝いした
ランドスケープの仕事があります。

御池通り辻標(つじひょう)  設計:GK KYOTO

本体材質:アルミ鋳物 AC3A アクリルウレタン樹脂塗装

この辻標が西の堀川通りから東の木屋町通りまで数十基設置しました。
各辻標には、それぞれの通りの歴史的な云われを、日、英、韓、中の4ヶ国語で
ステンレスエッティングで刻まれています。


2011年07月13日

夏・京都・アルミ鋳物外装

京都のアルミ鋳物外装専門メーカー傳來工房専務の橋本です。

先週末、京都も梅雨明けし、いよいよ本格的な夏のシーズンに入りました。

と言うか、今日も7月前半にしては信じられないくらいの暑さです。
本日の社用車の外気温表示は、42度!

その暑い京都にも震災後、姿を見なかった大勢の観光客の皆さんが
新幹線に乗って戻ってきました。


皆さんの到着される新幹線八条口の前に、
我々傳來工房のアルミ鋳物外装の代表的な作品があります。


京阪ホテル  設計:東畑建築設計事務所
外装:アルミ鋳物製(AC3A) アクリルウレタン樹脂塗装


この外装のアルミ鋳物カーテンウォールパネルの製作を
当社がお手伝いいたしました。


アルミ鋳物の特長である表面の凹凸テクスチュアは、
夏の京都住居の設え(しつらえ)の代表である籐網代(とうあじろ)が採用されました。


↓ アルミ鋳物カーテンウォールパネル


アルミ鋳物の有機的な表情の中にモダンな和を感じます。


隣接する商業施設アバンティビルのアルミ鋳物外装も当社が担当しました。


ぜひ、JR京都駅新幹線八条口に到着されましたらご覧ください。

余談:
いよいよ、今月7月17日の祇園祭山鉾巡行に向け夏一色になりつつあります。
昨日、その先陣を切って鉾(ほこ)の引き初め(ひきぞめ)がありました。


私も今週末の宵山(よいやま)には、浴衣でキメて?友人達が乗ってる山鉾へ
冷やかしに繰り出す予定です。

そしてもう一つのお楽しみは、
前田のベビーカステーラです。

祭りは、いくつになっても楽しみですね。

2011年03月31日

京都市立月輪中学校

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回は京都での物件ご紹介をしようと思います。
これから春を迎え新緑を迎える季節、
多くの観光客で賑わうお寺群の中に泉湧寺(せんにゅうじ)、
そして東福寺(とうふくじ)があります。

両寺はJR東海の「そうだ 京都、行こう。」ポスター、CMで
当然のことながら早くに登場済みです。

泉湧寺は皇室にゆかりが深く、歴代天皇の陵墓があり、
国宝、重要文化財があちこちにいっぱい点在しているお寺です。

東福寺は臨済宗東福寺派の大本山で、新緑の季節もいいのですが、
京都でも有数の紅葉の名所として有名なお寺です。

非常に緑が多い両寺なので、春になればポカポカの中、
ブラブラと散策が気持ちいいのです。

と、新緑の京都観光案内を終了して本題に移りましょう。。


この泉湧寺と東福寺に挟まれた場所に、アルミ鋳物メーカーの
傳來工房がお仕事をした「月輪中学校」が有ります。

校門を抜けて正面に校舎が現れるのですが、
正面のガラスブロックの壁面にアルミ鋳物の方立としてお使い頂きました。
サイズは幅が120、奥行きで150あります。


そして、2階部分でステンレスとアルミ鋳物格子のバルコニー手摺
としても使用頂きました。

アルミ鋳物の角格子は普遍的なデザインですが、
今回はトップレールもアルミ鋳物で製作しています。
奥行きが150mm有り、且つ厚みも40mmと、
ガッシリ、ドッシリしたムク材です。
このアルミ鋳物のムク材を支えるブラケットもアルミ鋳物で作っています。
支柱であるステンレスのフラットバーでサンドしています。


両寺、特に泉湧寺へ赴かれる際にはちょうど参道の脇に
この中学校が位置していますので、思い出してチラッとご覧いただければ。。

2011年02月22日

大阪市東洋陶磁美術館

みなさん、こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回の探訪日記では大阪のど真ん中にやってきました!

大阪市役所を中心とする中之島周辺では多くの
傳來工房の実績が密集しています。
みなさん、ご存じでしたか??

ちょいと並べてみると。。


日本銀行大阪支店 照明灯


大阪市庁舎 手摺、照明灯




大阪中央公会堂(重要文化財) 復元手摺、面格子


中之島公園 照明灯

などなど。。。
おっと、公園の照明ポールは再整備工事で無くなってしまいましたが。。。


この真ん中に今回ご紹介する東洋陶磁美術館が有ります。

1977年に経営破綻した総合商社の安宅産業の会長さんが
個人的に所有していた東洋陶磁のコレクションの所有権を
住友銀行が引き継ぎ、大阪市に一括寄付したそうです。

個人コレクションと言っても約1000点と膨大で、
その後、各コレクターからの寄贈も有り、
現在では国宝2件、重要文化財13件、所蔵約4000点との事。

改修工事にてアルミ鋳物製軒天井でアルミ鋳物メーカーの
傳來工房がお世話になりました。

設計は日建設計

アルミ鋳物パネルですが、サイズは1500弌600弌
模様としては小さいリブが全体に通っています。
平坦なパネルと違い、
少しの模様を付ける事にで陰影が出てきて
意匠性を引き立てています。


これから春に向かい、中之島界隈は行楽に最適の場所ですね。
散策された際にはアルミ鋳物メーカー、傳來工房の仕事を
思い出して下さい!

2010年12月21日

三重県松阪市の仕事

京都のアルミ鋳物専門メーカーの傳來工房専務の橋本です。

皆さん、三重県松阪市と言えば何を連想されますか?

もちろんこれですね。

《松阪牛》 


そしてその元祖 和田金(わだきん)

松阪市内に入ると、至るところに和田金さんの看板が目に入ります。

《和田金電柱看板1》


世界中のグルメに鳴り響く牛肉ブランド《松阪牛》を有名にした
明治11年創業の老舗です。

《和田金本店》


そして和田金本店です


施工:竹中工務店名古屋

この外装の庇瓦(ひさしかわら)をオーナー指名により
アルミ鋳物(アルミキャスト)で我々傳來工房がお手伝いしました。

《アルミ鋳物瓦 

《アルミ鋳物瓦◆

低層部のアルミ鋳物瓦棒軒先には、和田金さんの紋が入りました。

《アルミ鋳物瓦低層部》


もちろんアルミ鋳物製です。

《アルミ鋳物製紋入り瓦》


なぜ、この建築の瓦にアルミ鋳物が使われたか・・・

その理由は、オーナーの松田社長が

「瓦を使う意匠は賛成だが、台風など外部要因で
瓦を飛ばし、ご近所には絶対に迷惑にならないように」と
強いご意志が第一の理由です。

その他メンテフリーなどのご要望もありましたが、
材質や仕上げ、耐久性など大変こだわりをお持ち
アルミ鋳物をご承認いただきました。

そう言えば、オーナーご夫婦とご子息でわざわざ京都まで
アルミ鋳物製品検査、工場見学に来ていただきました。

大変ありがたく感謝しております。

この本店が完成してから、社員による施工見学会で
和田金さんへ見学ついでに《寿き焼き》(和田金さんではすき焼を
このように書きます。)を食したのも良い思い出です。


上等でしたが、美味かったなァ〜


では、いつもの

《あとがき》

お時間のある方だけどうぞ


松阪で もう一つ牛肉の他で連想できることは・・・

三井グループの方なら簡単ですね。

私は、全く知りませんでした・・・・

少し、解説を

案内看板には、三井家発祥の地と書かれていますが
正しくは、旧三井財閥の三井グループ創始者の生誕の地です。

この松阪で創始者となる三井家一族が酒・味噌などを扱う「越後屋」を創業。


その一族の「三井高利」が素晴らしい商才を発揮した。

京都から反物を仕入れ、江戸本町で呉服店「越後屋」を創業。

事業拡大により両替商にも展開。その後、三井財閥へと発展していく。

呉服店は、「三井」の「越後屋」から名を取り、「三越」と改名改組し、
現在の三越百貨店に至る。
(なるほど・・・)


三越の前身となる越後屋の事業拡大の最も大きな要素は、

従来の呉服屋販売方法の常識を覆した
「現銀掛け値なし」という新商法を掲げ実践されたことと書かれてあった。


簡単に言うと、「現金正札販売」だ。
これを三井高利は、国内で初めて考えついた。

当時、呉服屋は、大名、武家を対象に反物見本を見せながら売る販売や
わざわざ先方へ訪問する外商中心だった商い方法を
店頭で一般庶民相手に定価を決め現金販売した。

これにより、
大名武家相手なら6月12月の年2回の掛売りによるロスが
一般庶民なら現金で販売できるため、
現在の財務でいうキャッシュフローが改善し、販売価格にも反映した。

とにかく、価格が明確で商品も店頭で色々選べた。

そのため、庶民から大変に人気があつまり、大繁盛した。

どんな時代も
的確なマーケティングと
競合他社との明確な差別化を
お客さまの喜ばれる視点で実践すれば
成功するはずです。
 
松阪に行き、色々と勉強になりました。

三井グループの創始者三井高利生誕の地
 三井家正門(松阪市)


2010年10月21日

愛媛県、松山市

ここは海を越え四国の愛媛県、松山市です。
松山市と言えば、1番に思い浮かぶのが「道後温泉」ですね。
日本三大古湯として非常に有名です。
3千年前からあったそうです。スゲェ〜。

慌しい毎日。。
のんびりと温泉に浸かってボッケーとしたいものです。


さて、歴史の古い傳來工房が、またまた歴史の古い道後温泉で一体何を?!
歴史対決か、はたまた歴史コラボか。。?
と御期待の皆様! 申し訳ございません。
今回、道後温泉を後にします。

夏目漱石の小説「坊ちゃん」の中に道後温泉は登場するのですが、
登場人物が道後温泉に行く時に利用した電車が
後に「坊ちゃん列車」と親しみを込めて呼ばれるようになったそうです。


さぁ、「坊ちゃん列車」に乗り込みましょう。
運営会社は伊予鉄道さんで、
昔はほんまもんの如く、石炭を燃やし蒸気の力で駆動していたとの事ですが、
今走ってる電車は復元ヴァージョンで、ディーゼルエンジンを使用しているらしいです。
このように駅に着くと駆動車輌を線路上で回転させて方向を変えます。


さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房、この坊ちゃん列車で一体何を?!
と御期待の皆様! 再び申し訳ございません。
このまま終着駅まで坊ちゃん列車に揺られます。。

坊ちゃん列車の最終駅は「松山市駅」と呼ばれるのですが、
これはJRの「松山駅」と混同を避ける為だそうです。


さてさて皆様、大変お待たせしました!!
今回はひじょ〜に前フリが長くなってしまいましたぁ。
アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお手伝いしましたのが、
この「松山市駅」です!!


設計は石本建築さん
施工は大林組さん

アルミ鋳物を多く使われた駅舎となりました。
外柵です。


軒部の透かしパネルです。


そして柱の上のカバーもアルミ鋳物となっています。


これは形状複雑になっており、設計、製作担当者がかなり苦労をしました。
そして、工事自体も夜間工事となり、街が寝静まった夜中に職人さんお疲れ様でした!


今回の松山観光の旅はいかがだったでしょうか?
失礼致しました。。

2010年09月28日

オペーク丸の内

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

アルミ鋳物はその造型性の良さ、ムクであるが故の重厚感から
多用途に使用される商品です。

内外装のデザインがそのショップ、或いは企業様のイメージに繋がるように
統一されたデザインを決めて、他地域のショップや支店さんへの共用をされた例が有ります。

今回ご紹介するのは婦人服のオペークさんです。


神戸に本社があるワールドさんが展開されているブランドです。
キャリア女性を対象にされており、お店の内装も重厚感を出されています。

写真はオペーク丸の内。
丸の内MYPLAZAの1階、2階にお店があります。
アルミ鋳物メーカーの傳來工房が意匠部をお手伝いしました。

ガラスウインドウ内側です。


2階ではエレベーターとのパーティションとして使用。


この意匠はオペークさんのホームページのバックデザインとしても使われています。
ブランドイメージをデザイン化されているようです。


同じアルミキャストは大阪のオペーク梅田阪神さんでも御使用頂きました。


特注アルミ鋳物製品は初期コストとしてどうしても木型費が掛かってくるのですが、
オペークさんのようにお店単位で展開されたり、あっちこっちに支店があるようなお店、企業さんであれば木型を保管しておく事でコストを抑えられ、また企業/お店イメージの統一が出来ます。

企業のオリジナルイメージ作りのお手伝いが出来た事、感謝です!

2010年09月19日

永田町の仕事

アルミ鋳物、アルミキャストによる建築内外装を製作しております
京都の傳來工房専務の橋本昇です。

ようやく、朝夕に秋らしさを感じるようになりました。

先週の東京出張時、
民主党党首選挙開票翌日にたまたま東京永田町近くを通り、
永田町界隈の傳來工房の仕事を思い出し車を止めた。


日本の政治の中心「永田町」。

昔のように各業界のドンが胡散臭い匂いを漂わせていた時代から
かなりこの町も変わったように思える。

その永田町のアクセスの玄関となる
都営地下鉄の陸上エントランスを傳來工房でお手伝いした。

《永田町 傳來工房鋳作 アルミ鋳物製品写真》



《格子部、柱型 全てアルミ鋳物(アルミキャスト)》
 アクリルウレタン樹脂塗装

久しぶりに現場で近くで見ると
無垢のアルミ鋳物(アルミキャスト)に現代的な重厚感を感じる。
  
特に肉厚の大型格子意匠パネルには、アルミ鋳物が
軽量の利点(SUS比重の約3分の1)や
ディティールの仕上げの良さなどで他の金属よりアドバンテージを感じる。

《デザイン柱型 デザイン笠木 アルミ鋳物写真》


永田町出入り口奥の壁面にもアルミ鋳物による装飾をお手伝いした。

《デザインオーナメント・柱型 アルミ鋳物製》

《デザイン照明 アルミ鋳物製》

《余談》
このあと、国会議事堂の前を通ると沢山の報道陣が見られたが、
この時期に国会議事堂がリニュアル工事中であった。

《国会議事堂リニュアル写真》


議事堂だけではなく、われわれ国民は、
菅新内閣に日本の政治、経済の本格的なリニュアルに期待するしかない。

2010年07月27日

日本造型藝術研究センター

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

京都に「京都造形芸術大学」という大学があります。
傳來工房では昔からお付き合いが有り、本学内や附属レリーフ等を納めさせて頂いていました。


今回、「京都造形芸術大学」が姉妹校である山形県の「東北芸術工科大学」と共同運営で
「日本文化藝術研究センター」という学校を開設しました。
場所は東京の神宮外苑。JR信濃町をちょいと南へ行ったところで
開校は2010年10月です。

設計は日建設計。
施工は間組が担当しました。

「東京から世界に向けて日本の芸術文化を発信していく」ことを目的とし、
「世界に向けて『藝術立国』を発信する」をコンセプトに、
年間多数の講座を展開する予定との事。
センター長には茶道裏千家の家元・千宗室さんが就任されました。

さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房のお仕事は
建築本体ではなく、外構部分での「顔」。
そうです、学校名の銘板です。


銘板の場合、素材をアルミにするか、ブロンズにするか、
選択肢があり、今物件は最初アルミ銘板にて御相談を受けていました。
が、やはり、ここは学校さんの「お顔」です。
総長さんのお声で、ブロンズに変更です。
ブロンズ鋳物ですと、経年変化で何年か後、或いは何十年か後に
綺麗な緑青がふいてきて、ブロンズ鋳物の良さが増していきます。

施工ですが、壁に穴を開け、下地金物を取り付け、
この上にブロンズ鋳物銘板を横からビス留めして取り付けます。

サイズはW1800×H530で、書道の先生による文字をそのまま
一体鋳造としています。


神宮は訪れる方も多いと思います。
通られた際には是非ご覧を!

2010年07月21日

華頂短期大学

意匠アルミ鋳物専門メーカー傳來工房専務の
橋本昇です。

京都には、ご存知のよう何千ものお寺があり
その各宗派の総本山が京都にたくさん存在します。

その総本山には、人材育成や布教を目的とした学校法人が設立され
現在も歴史ある学校としてたくさん残っています。

今回は、その中からわれわれ傳來工房がお手伝いした
総本山系の学校施設の仕事のご紹介です。

1.知恩院(ちおんいん)(浄土宗総本山 元祖法然上人)

木造三門としては、日本最大 現地に立つと凄いスケールです。

浄土宗徒であった徳川家康は慶長3年(1608年)から知恩院の寺地を拡大し、
2代将軍徳川秀忠に引き継がれ、現存の三門は元和7年(1621年)に建設された。

学校法人:華頂短期大学 (かちょうたんきだいがく)
物件名:図書館棟 アルミ鋳物(アルミキャスト)外装空調カバー


設計:日建設計  施工:竹中工務店

一見、腰壁外装意匠パネルに見えますが、
前述のように機能性を保有した《空調意匠カバー》です。

窓下の細かい格子デザインパネルが空調カバーアルミ鋳物パネルです。

アルミ鋳物の場合、自由な意匠性はもちろんですが
素材の特徴である約7mmの肉厚が色々な用途として活用され、
それがアルミ鋳物を採用される理由となるケースが多い。

言い換えると単なる意匠素材だけの選択理由では
《アルミ鋳物のベネフィット》は、生まれにくい。

アルミ鋳物の7mmの肉厚形状による

‥生仝や役物製作時の加工性の良さ、
▲爛の素材感のある本来の高い耐久性、
そしてスチールの約1/3近い軽量によるあらゆる部位の対応性
と慣欧稜伝導率の高さ
などなど

あまり知られていないが現代建築にアルミ鋳物が採用される理由の多くが
意匠性造形性と同時にこれらに当てはまる。

言い換えれば、石、ガラス、PC、金属パネルなど
他素材で対応できない部位がアルミ鋳物なら
ほとんど解決できるのがアルミ鋳物の選択理由でもあり、
最大のベネフィットかもしれない。

《あとがき》
知恩院さんは、大晦日NHKゆく年来る年の
除夜の鐘で有名ですね。

鐘楼(しょうろう)としては、国内最大です。
上の写真では、大きさがわからないのでもうワンショット

ちょっと驚く大きさですが、鋳造の専門であるわれわれが見ても400年前に
これを鋳造した技術には、あらためて驚きと同時に大きな敬意を感じます。

この鐘楼は、知恩院さんの山の一番上の南側にあり、円山公園側からも入れます。

高校時代、友人が円山公園の一番奥の料亭の家だったので
よく、この鐘の廻りで遊びました。

さて、学校名の華頂(かちょう)とは、
その知恩院(ちおんいん)の山号「華頂山」にちなんだものです。

明治44年に知恩院敷地内
「華頂宮邸(かちょうのみやてい)」跡地にこの学校が創設された。

浄土宗山号と宮家の名前が一緒?・・・・
皇族は、今も昔も神道(しんとう)では・・・
皇族や公家が寺に入り門跡の話はよく聞くが・・・


調べていくと色々な事がわかった。

伏見宮(ふしみのみや)那家親王の第12王子博経親王が
知恩院に入山したが明治維新後、還俗された。

その時、知恩院さんに世話になった関係で
新しく、華頂宮(かちょうのみや)をいう新しい皇族名を
明治天皇の了解を得て、創設された。

時代の変遷を経て、皇族華頂宮家は、一時継承者がなく途絶えたが
本家伏見宮の博信王が今度は、伯爵として新たに《華頂伯爵家》を創設し、
華頂宮家も継承した。

したがって華頂の名は、
すべてがこの浄土宗総本山 《知恩院》に結びつく。

鎌倉にある旧華頂宮邸が現在も残っており、
庭園と外観は公開されているのでぜひ、一度!

まさか、この洋館と知恩院が関係しているとは・・・

設計:宮内省 竣工:昭和4年 

2010年06月18日

WINS浅草

みなさん、こんにちは!
アルミ鋳物メーカーの杉村です!

今回はアルミ鋳物の外装パネル施工例のご紹介をしますっ!

傳來工房のお仕事でWINS浅草のリニューアル工事にて
アルミ鋳物パネルを製作、施工。


思い起こせば学生の頃、WINS京都周辺で競馬のお客さんの誘導バイトをしていた。
WINS京都は花見町通りに有り、また北隣は祇園甲部歌舞練場
という超観光地の中に位置していた。

馬券を買いに来られるちょいとコワモテのおじさんに、
「そこ駐車禁止です!」とお車の移動をお願いするなど、
なかなか度胸の要るバイトだった事を思い出す。

さて、閑話休題。
時は流れて2000年。
WINS浅草の外装パネルとしてアルミ鋳物が採用。


関東にお住まいの方の中には、「おっ、見たことある!」と
片手に競馬新聞を持っている自分を思い出す人もおられるでしょう。

設計は松田平田
施工は竹中工務店

珍しく日本の古典柄をモチーフとしてデザインをされた。
キャストパネル全体の横幅は5200mm、高さは19mに及ぶ。

古典柄としては、
1・青海波(せいがいは)
2・流水(りゅうすい)
3・紗綾形(さやがた)
4・麻の葉文(あさのはもん)
の4種。
友禅職人の息子の私にとって、小さい頃から着物反物として
家の中に転がっていた柄だったなぁ〜、と思い出す。



この4種の柄に対して、色は6種を使用。
柄の凸部をシルバーでまとめ、地を色を変えて変化を持たしている。


魅せるアルミ鋳物外装パネルの出来上がりです。

2010年05月29日

京都建築大学校(大型門扉)

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

京都の北西の方に南丹市という町があり、
この駅前に「京都建築大学校」という専修学校が有ります。

名前が示す通り、建築全般を学ぶ大学です。
在学中に二級建築士の受験資格が得られたり、
インテリアプランナーの資格を取れたりと、
建築関係の仕事を志す学生さんが日々勉学に勤しんでおられます。


JR園部駅を少し進むと目の前に学校の入口が有り、
校舎までには、まず大階段を上って行くようになっています。
今までオープンなアプローチだったのですが、
今回、大きな門扉、そしてフェンスを取り付ける計画が上りました。


デザインが縦格子なので他の素材、
例えばアルミ型材やスチールのフラットバー等が候補にも
ありましたが、ここはやはり学校の「顔」になる部分。
理事長が是非、「良いモノを」との要望でアルミ鋳物メーカーの傳來工房に
お問合せが舞い込んで来ました。


縦格子のフェンス、そして門扉を製作しました。
ただ、型材のフラットな縦格子ではなく、そこはやはり鋳物です。
表面にはロートアイアン風の小タタキ模様を表現しています。


引戸はW8000の両引き。
アルミ鋳物の縦格子の見込みは60mmを取っており、
しっかりと重量感有る門扉に仕上っています。

フェンス支柱にはステンレスのフラットバーを使い前面からも
スマートになるように納めました。


門扉の枠は当初スチール製で図面が描かれていたのですが、
後々のメンテナンスを考慮し、ステンレス製で製作をしました。

施工が終わり写真を撮影した日がちょうど入学式の日でした。
やや緊張した初々しい学生さんが傳來工房製の門扉を通って
大階段を上がって行かれます。


暖かくなれば階段に座ってダベる学生さんの姿が想像できそうです。

2010年01月19日

京都のスカイライン

デザインアルミ鋳物専門メーカーの
傳來工房専務の橋本昇です。

景観保全と経済効果の議論が
いつの時代も絶えない遷都1200年都市、京都。

しかし戦災を受けなかった古い町並みを
地元民間と行政が見事に協調された通りが京都にある。

『烏丸通り(からすまどおり)』だ。

京都御所から南に連なる中層ビルの両側のスカイラインは、
決して広くない烏丸通りから見上げられる空の面積と
ビル群の自然な連なりを両方とも見事に確保している。

スカイラインをこれ以上高くすると都市としての採光の問題、
これ以上低くすると建築の経済価値を損ねる微妙なラインだ。

さて、その烏丸通りにスカイラインのベンチマークとなる
築35余年を全く感じさせない建造物がある。

《アルミ鋳物全景写真 

1975年
京都新聞本社  設計 清水建設建大阪設計部
われわれ傳來工房は、このアルミ鋳物外装の鋳造を担当した。


特にガッシリとしたマリオン(方立)が印象的だ。

《アルミ鋳物マリオン写真´◆

アルミ鋳物の最大の特徴ある凹凸模様(テクスチュア)は、
最上の床柱となる京都北山杉の木皮を豪快に剥いだ造形だ。

《アルミ鋳物テクスチュア》

これが外装になるとなんとも上品な心地良い意匠に見える。

35年経過したこの建築外装を見ると
アルミキャスト・アルミ鋳物の飛びぬけて高い耐候性耐久性は
アルミ鋳物専門のわれわれものづくりもあらためて驚く。

この材料をこれからの新しい意匠で活用しない理由はない。
本物を求める建築家に期待したい。

《アルミ鋳物全景写真◆

《お知らせ》

一昨日の《京都新聞》朝刊に
2010年1月3日に永眠しました
弊社取締役会長橋本奈良二のお別れ会の
ご案内を掲載をいたしました。

皆様からの永年のご厚情に感謝いたします。

《お別れの会》
日時:2月2日(火) 開始 午後1時より
             献花 午後2時半まで

場所:ホテルグランヴィア京都 3階 「源氏の間」 
    (JR京都駅ビル内)


「伝統を伝えるということは
   感性を引き継ぐことで
     伝統に反逆して初めてできることである。」

          故 橋本奈良二 享年83歳

2009年12月24日

皇室ご用達 奈良ホテル

意匠アルミ鋳物専門メーカーの傳來工房、専務の橋本昇です。


昨日、天皇陛下76歳の誕生日を祝う一般参賀が皇居でありました。
特に天皇皇后両陛下の仲睦まじいお二人の笑顔が印象的でした。


先日、取引先の会で久しぶりに奈良大仏さんが居られる
東大寺近くの≪奈良ホテル≫に行ってきました。


奈良ホテルは、明治時代当時の姿を残された貴重な建築物で、
(桃山御殿檜造りの木造2階建て瓦葺き)今年が開業100周年になります。

設計した建築家は、ご存知!辰野金吾・片岡安。

明治時代から関西に皇族が来られたときの
定宿の一つとして使われるほど格式がある名門です。

現在の天皇皇后両陛下もお若い頃から何回もご利用されています。

また、海外VIPクラスはもちろんチャップリンなどの著名人の宿泊履歴も沢山残っています。

さて、われわれ傳來工房がお手伝いしたのは、
昭和に入ってから建設された新館棟のバルコニーをアルミ鋳物で鋳造しました。


とりわけ一体鋳造した横幅約3500mmの
両サイドに少し懐があるバルコニー手摺りは
モダンでしかもドッシリとした風合いはアルミ鋳物ならでは。


ぜひ、奈良観光の際には、名門!奈良ホテルのラウンジでちょっと宮様気分。
おすすめです。


2009年11月30日

横浜港のアルミ鋳物

アルミ鋳物外装、意匠キャスト専門メーカーの
京都の傳來工房専務の橋本昇です。

昨日から、いよいよ司馬遼太郎原作NHK特別番組「坂の上の雲」が始まった。


いよいよと言うのは、2つの楽しみがあるからです。

1つは、随分前に読んだあの好古・真之兄弟
そして友人・子規の姿がどんなビジュアルにより物語が進むか。

2つめは、真之役のモックンこと俳優・本木雅弘だ。


この役者の演技を見ると日本人が忘れかけている
日本男子の《気概》や《憂い》を思いださせてくれる。


この物語の背景となる日露戦争で日本が超大国ロシアに勝利した後、
日本も経済や文化も本格的な国際化が進む。

その大きな窓口となる横浜港に先日行く機会あった。
横浜港には当時の国際化の象徴ともいえる「氷川丸」が今も係留されている。

《氷川丸 ひかわまる 1930-1960》

その氷川丸の前に由緒あるホテル「ホテルニューグランド」がある。



《ホテルニューグランド本館》

隣接する高層建築新館のアルミ鋳物外装をわれわれ傳來工房が鋳造した。


《ホテルニューグランド新館》

材質:アルミ合金鋳物(アルミキャスト)JIS規格 AC3A
塗装:アクリルウレタン樹脂塗装



テクスチュアーは、私の大好きな傳來工房オリジナルのモダンな揉み和紙調。
コーナーパネルは勿論、軒天、ボーダーパネルなど役物もアルミ鋳物は
意匠、強度、機能共、フレキシブルに対応できるのが特長。


アルミ鋳物の高い耐候性は、港の潮風も全く問題なく使えるのも大きな特徴です。

余談:丁度、氷川丸の反対側の岸壁にイージス艦が来ており、
    もし、真之が現代の人だったら乗っていたかもしれない船か・・・

ドラマと並行してもう一度、「坂の上の雲」を読み返してみようか。
年末年始の楽しみが増えた。


2009年10月19日

アルミ鋳物天井

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

今回の探訪日記はここ高田馬場にやってまいりました。
以前に、アルミ鋳物製の天井透かしパネルをブログにて
ご紹介をしました。

過去記事です → http://www.denraikohbo.jp/denraiblog/2006/12/

ある宗教法人さんの施設なのですが、
今回、東京は高田馬場にて支部を改築される事になり、
傳來工房のアルミ鋳物パネルを再度お使い頂く事になりました。

設計は日本設計
施工は大成建設

いやぁ、やっぱり綺麗なパネルです。


さて今回は新しくオブジェが加わりました。

これです(モックアップ)
 ↓


大きさは大中小と3種有り、
それぞれ85mm、140mm、そして180mmです。


色はシルバーを基準に多少の金色を混ぜています。

さて、このオブジェをどうするのでしょうか??
そうです、天井から吊ります。

天井は両サイドに向かいアールとなって垂れ下がっています。


吹き抜けの天井部分にも少々。。


デザインとしては最初に羽ばたく「羽根」からスタートして、
五穀豊穣の「米」になったり、「レンゲ」になったり。。

先のパネルといい、今回のオブジェといい
天井を見上げ、その空間が不思議な雰囲気をかもし出す効果の
お手伝いをさせて頂きました。

2009年08月22日

京都のアルミ鋳物外装

京都のデザイン意匠アルミ鋳物専門メーカー
傳來工房の専務 橋本昇です。

新しいもの好きの京都人の気質か、京都市内には
エポック(言い方が古いかなぁ・・)つまり時代の起点となる建築物が多い。

とりわけ、建築分野にデザインアルミ鋳物を納めている傳來工房としては、
この建築の事は、いつか紹介しなければと思っていた傳來工房の仕事の紹介です。

京都市役所前の御池通に柳馬場通(やなぎのばんば)との
交差点南西角に位置する「京都朝日ビルディング」。

(全景)

設計:指宿真智雄(いぶすきまちお) 蠏築デザイン一級事務所
竣工:1972

設計は、大阪万博の《万博ホール》の設計建築家として
高い評価を受けられ活躍されていた指宿真智雄さん。


37年前竣工されたとは思えないモダンでシンプルなファサードに
窓の位置や全体のバランスに現在でも建築家のセンスがうかがえる。

さて近代、現代建築の外装にアルミ鋳物、アルミキャストを
初めて採用されたのは、ご存知、巨匠 村野藤吾の千代田生命本社ビル(1966)。


(千代田生命本社ビル 現在は目黒区総合庁舎)

建築家が求める造形的な意匠が自由に具現化でき、
高い耐候性そして軽い比重(2.7)がアルミ鋳物、アルミキャストを
外装や色々な部位で使われる後押しをした。

当時、色々な建築家が新しい意匠にアルミ鋳物を採用したが
ほとんどが粘土や石膏から造形された有機的な意匠であった。

その意味からこの朝日ビルディングに「幾何学的な意匠を
当時初めてアルミ鋳物、アルミキャストを採用された意味」は
デザインアルミ鋳物メーカーとして大変重要なことだと感じております。

その幾何学的な意匠、テクスチュアとは、これです。

(京都朝日ビルディング テクスチュア 立体六角形)

薄っぺらい金属仕上が多い中、近くに寄ると
アルミ鋳物の肉厚が約t10mmもある質感がなんとも温かく感じられ、
思わず触りたくなるのは私だけか・・・

六角形というと特に京都という土地柄、伝統意匠の亀甲模様を
思い浮かぶがそんなカビ臭さを微塵も感じさせないモダンなディティールです。

当時、六角立体を数千個あるこの原型を作った
当時の傳來工房アトリエスタッフにも拍手もの!

最近、中堅若手の建築家やデザイナーの中に
アルミ鋳物アルミキャストの今までにない新しい意匠や使い方に
チャレンジされる方が増えてきたように感じます。

例えば、丸の内パークビルディング壁面ルーバー、(三菱地所設計)
追手門学院大学一号館意匠外装スクリーン(三菱地所設計)
某宗教法人 天井レリーフ・ルーバー(日本設計)

などなど、新しいだけではなく非常に完成度の高い仕事です。


採用されるアルミ鋳物に求められるキーワードは、

従来の意匠性プラス

・環境貢献
・エネルギー貢献
・機能性
・トータルコストパフォーマンス
のように思います。

ぜひ、アルミ鋳物の《ものづくり》として
これからも新しいキャストの使い方にお手伝いしたいと願っております。

《余談》
指宿先生と初めてお会いしたときモダンな作品と連動しない
現役のお相撲さんを彷彿する大きな体格に驚いた。

しかし京都大学学生の頃はスマートで映画監督の大島渚と
一緒に演劇部で活躍され当時のアバンギャルドな活動を
懐かしそうに話されたことを思い出します。

2009年07月30日

追手門学院大学(アルミ鋳物意匠パネル)

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

京都市の隣町、大阪府は茨木市からアルミ鋳物の施工例をご紹介します。
追手門学院大学でのお仕事です。
芥川賞作家の宮本輝さんが先輩におられます。

設計は三菱地所設計、
施工は大林組


1号館という事務所棟の建替えで傳來工房のアルミ鋳物を御採用頂きました。
お題は、そうです、「桜」です。



基本的なモジュールは幅3m、高さ1.1m
ガラスのサッシから700mm離してアルミ鋳物パネルを設置。
建物の2F、3F部分を四周に渡り覆っています。
その枚数、実に600枚です。



村野藤吾先生の時代にアルミ鋳物は何千屬隼箸錣譴深太咾呂△襪里任垢、
近年で具象的なデザインでこれだけの規模は珍しいです。



室内では春に限らずサクラの影が舞い落ちます。


アルミ鋳物の造形性、加工性、軽量性等、存分に生かされた物件ではないでしょうか。

ちなみに、今回のパネルはここまで完成度を高める為に、
デザインの打合せを何度も行ない、モックアップやサンプルをたくさん作ったり。

また、強度面でも大林組様のご協力を得て

動風圧試験


風切り試験


曲げ試験


それに引っ張り試験も行ない万全を期した製品となっています。

ご協力頂いた皆様、ありがとうございました!!

2009年07月27日

外装リニュアル素材の選択肢

アルミ鋳物アルミキャスト専門メーカーの京都傳來工房専務の橋本昇です。

本来なら7月17日の祇園祭山鉾巡行が終わると梅雨が明けるのが恒例ですが
今年の梅雨は、どうなっているのか・・・

京都夏のもうひとつの歳時記は、8月16日の大文字。
ご存知のように8月はご先祖様を供養するお盆の行事です。

8月12日にお墓参りをして、13日からお精霊さんを家の仏壇にお迎えします。
京都ではそして16日夜の「大文字の送り火」によって四日間帰られていた
ご先祖様のお精霊をお見送りします。

さて、お取引先や知人からこの蒸し暑い夏に上洛され、
何をお土産に買えば良いかよく尋ねられますが
私はこの季節には、お盆もあるので上質なお香をおすすめしています。

そう言えば、薬師寺の名物管長だった故高田光胤さんが
「仏様の好物をご存知ですか?それは、お香ですよ。
お参りする時には、良いお香を沢山焚いてあげてください。」と
あの名調子の講話で話されていたことを思い出します。

京都には、老舗の香木屋さんやお香屋さんが沢山ありますが
もちろんおすすめのお店は

香老舗 松栄堂 さん(しょうえいどう)  

烏丸二条上ルAM9:00〜PM7:00
(土曜・日曜・祝日はPM5:00 まで)


今回は、この松栄堂本店RC造6Fの外装リニュアルを
アルミ鋳物アルミキャストでお手伝いした傳來工房の仕事の紹介です。



設計:奥野建築事務所
テクスチュアー模様は、もみ和紙の凹凸をアルミ鋳物で復元しました。

あまり知られていませんが外装リニュアルには、
コーナーや軒天の出隅入り隅など役物対応が自由にできる
アルミ鋳物外装をご存知の建築家は少ないのでは?

ぜひ、外装リニュアルにはアルミ鋳物、アルミキャストも選択肢にどうぞ!

《クイズ》
京都に来るなら「大文字」検定

大文字は五山(ござん)の送り火と言われますが、
山に文字や絵にして灯火されるのは6つです。

大文字、左大文字、妙、法、船形
そして最後のひとつは何でしょうか?

答えは、鳥居です。

2009年05月26日

丸の内パークビルディング竣工!(その一)

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

東京の丸の内にまた新名所が誕生しました。
「丸の内パークビルディング」と復元された「三菱一号館」です。


設計は三菱地所設計、
施工は竹中工務店。

「丸の内パークビルディング」は地上34階で事務所、店舗として使用されます。
「三菱一号館」は1894年(明治)に竣工した丸の内最初のオフィスビルを
そっくりそのまま復元されたそうで、美術館として活用されるそうです。

さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房と言えば「三菱一号館」の「復元」という言葉に
敏感に反応してしまうのですが、
今回、我々がお世話になったのは、パークビルディングの方の意匠です。
地上10m程のところにアルミ鋳物面格子を納めました。

まずはデザイン承認を頂き、最初に製作したのがモックアップです。
硬質発泡ウレタンにてパーツ単位に成型をして、

組み合わせて、色を塗り、


東京でモックアップの吊りこみです。


デザインは創建時のエンブレムをモチーフにしたとの事です。
建物の廻りをぐる〜っと巻くように施工をしました。

基準パネルの大きさは幅5200mm、高さが1300mm。
四周枠の大きさは高さ、奥行共50mmとしており、
アルミ鋳物としてはかなり分厚い仕様となっています。
目の前で見てた時には「大きいパネルやなぁ〜」って思ってたんですが、
さすが、10m以上離れた目にはピッタシって感じです。

上下のブラケット及び、ブラケットの化粧カバー、
そして時計盤もアルミ鋳物にて製作。


地下通路への階段部分にも1枚基準品を設置しました。


と、この辺で「その一」を終了して、to be continued… です。
その二にもご期待を!

2009年05月01日

日経新聞「私の履歴書」

意匠アルミ鋳物、アルミキャストメーカーの
傳來工房専務の橋本昇です。

本日5月1日から日経新聞「私の履歴書」に
久しぶりに建築家が約一ヶ月かけ連載される。

その建築家は、磯崎 新(いそざき あらた)。

モダニズム一辺倒の時代から現代美術も建築デザインもファッションも
すべての感性が次の時代を模索していた時、いち早くポストモダンを
提唱する建築家として磯崎さんが登場した。

磯崎さんは、その提唱を建築デザインとして見事に表現された。

われわれ傳來工房は、その磯崎さんが代表されている
磯崎アトリエさんといつくかのアルミ鋳物の仕事をお手伝いしました。

それらは、ポストモダンの中で語られるところの
「伝統的な素材、有機的な仕上げを活用した新しい意匠表現」の部分を
担当したように感じます。

その中のひとつが磯崎さん出身地にある「大分県立図書館」


《全景写真》

《エントランス》


この建築内部のメインは、図書館だけにもちろん大閲覧室です。

ここを「百柱の間」と名付けられ、
その主役となる列柱をアルミ鋳物で傳來工房が鋳造しました。

《百柱の間》

《アルミ鋳物空調ポール》


建築デザインに関係されている方は、ご存知と思うが
19世紀末のオットーワグナーが設計したウィーン市郵便局のエントランス
ベンチレーションポールを彷彿させる。

私自身もウィーンでこれを見に行った事があるが
磯崎さんの空調ポールについて「ものづくり」の立場で少し語ってみたい。

まず、材質はアルミ鋳物で同じだが
ワグナーのそれは当時鏡面仕上げと判断できる。

それに対して磯崎氏の空調ポールは、職人による手作業で
ランダムヘアーライン仕上げをキャストに初めて採用された。

見る角度によって微妙な光沢が反射する。

特筆すべきは、約7t厚のアルミ鋳物本体が一体鋳造で筒型になっている。
これはブロンズ像などに使う中を中空にする大型中子(なかご)の鋳造技術だ。

見かけは現代的な意匠だが本体は彫刻を同じ鋳造方法である。
これほど大きい中子を使う鋳造は、美術鋳造の工房でしか出来ないものだ。

ポール内部の機能は、大きな樹脂製のボールが室温によって上下し、吸気と
排気が上下で機能出来るようにシンプルに設計されているものが組み込まれた。

《余談》

磯崎さんの奥さまは国際的な現代美術彫刻家の宮脇愛子さん。
私は、以前から宮脇さんのかろやかで繊細なワイヤーによる作品の
ファンでもあります。



2009年03月28日

滋賀県立琵琶湖博物館

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

日本一大きな湖と言えば、京都のお隣さん、滋賀県の琵琶湖ですね。
京都や大阪の人は琵琶湖の豊な水の恩恵を受けています。
また、レジャーとしても海水浴やバーベキュー、キャンプ、釣りなど
関西人としては琵琶湖周辺で過ごす機会は多いものです。

この琵琶湖の湖東、草津市に滋賀県立琵琶湖博物館があります。
設計は日建設計、施工は竹中工務店。
1996年(平成8年)に開館しました。


この博物館、メインは水族館なのですが、他の水族館とかなり違うところがあります。
他では珍しく、淡水魚を中心とする施設となっており、
湖をテーマにした博物館としては日本で最大規模との事です。
琵琶湖以外の淡水魚や、プランクトン、そしてお約束のトンネル水槽等も有り、
充分に楽しめる施設となっています。


さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお世話になったのは、外装部分です。
壁の一番上の笠木と呼ばれる部分です。
博物館の低層部の笠木部分で約400mにもなりました。
奥行は360mmとなっており、見上げた時に意匠部のカナメになっています。



屋根部分に施工するものですから水じまいには特に気を使います。
鼻先部分で雨水が壁に垂れないように、
また割付部のコーキングが破断した場合にも備えている設計となっています。


見上げて見える部分というのは少ないのですが、
建物全体を引き締めるような実用性の有る意匠となっているのではないでしょうか。

春に向けてあちこちと出かける機会が増える今日この頃。
琵琶湖博物館の近くには平山郁夫作品、佐藤忠良作品が常設の佐川美術館も有り、
なかなか楽しめるエリアだと思います。

2008年12月12日

元気で?モダンなアルミ鋳物外装

アルミ鋳物、アルミキャスト専門メーカー傳來工房の
専務の橋本昇です。



《大阪産業創造館》 大阪市中央区本町
設計 東畑建築設計事務所
施工 清水建設JV

行政が民間企業支援事業として珍しく成功している事業の建物です。

大阪市経済局が中小ベンチャー企業の支援、創業支援の拠点として
魅力あるセミナーやイベントが毎週行われています。

元気のいい経営者、例えばお洒落なブティックや各種デザイン事務所のオーナー
から広告代理店のマーケッターまで若いファッショナブルな人が多いのも特徴です。

特に独自の感性や技術など、言わばコアコンピタンス(自社の強み)をどう事業
として成功させるかを色々な角度から学ぶことができ、支援も受けられます。

ご興味ある方は、ぜひ一度のぞかれることをお薦めします。

われわれ傳來工房は、
そんな元気のある建築《大阪産業創造館》の
正面、東面、北面の各部位をお手伝いしました。


《正面 右サイドアルミ鋳物ボーダーパネル》
わかりますか?中央よりやや右に黒く写っているパネルです。



《東面 低層部外装パネル》



《北面 外装パネル》

15mmのリブが30mmピッチに規則正しく配列されたモダンな意匠を
東畑建築設計さんが敢えてアルミ鋳物を採用された理由を思い出しました。

今回の外装は、ガラス、SUS、アルミ板など色々な素材をコラージュされましたが
アルミ鋳物の金属でありながらムクの質感と自然なテクスチュアーがシンプルで
モダンなリブにも程よい温かみを持たせられる事が決め手となったようです。

また、アルミ鋳物パネルは、ムクの肉厚が薄部でもt6〜7mmあるため
各種開閉機構や役モノ対応など強度を確保しながら色々な対応がしやすいのも
理由にあげられます。

ふと思い出しましが
日本で初めてアルミ鋳物を《モダンなリブ意匠》として外装に採用されたのは
約30年前、三菱地所さんが設計された東京麹町にあった日本テレビ本社だった。

30年前の当時としてはかなりインパクトのあるモダンな使い方だった。
もちろん我々傳來工房がお手伝いしました。

そういえば当時の日テレをご担当されていた岩井さんが
現在、三菱地所設計代表取締役副社長としてご活躍されている。
しばらく御無沙汰です。

閑話休題、
大阪産業創造館は、交通量の多い本町通りに面した狭小地の高層ビルだけに
東畑建築設計も建築JVも施工業者も色々と苦心と工夫があった。

傳來工房の設計や職人達も搬入や施工に知恵を使ったが
とりわけ、清水建設JVの皆さんの工事計画と対応は素晴らしかった。
良い仕事が出来まして、ありがとうございました。

《余談》
私も傳來工房スタッフも
《大阪産業創造館》で行われる興味あるセミナーには参加し勉強しております。

とにかく面白そうなセミナーが目白押し


特に《藤村正宏氏》など人気マーケティングコンサルのセミナーが
信じられない安い料金で参加できます。
会場中、熱気とやる気ムンムンのセミナーですよ!

その他ワンコインセミナー(500円)などがあり驚きます。
さすが商人の町大阪です。

でも重要ですよこのように国内景気を盛り上げていく姿勢は。

このパワーで不景気を一掃したいですね。
何しろ日本の景気は中堅中小企業が担っていますから!

2008年10月29日

アルミ鋳物外装パネル

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。
すっかり朝夕は秋めいて来ました。
と、同時に京都市内は朝から観光バスラッシュです!
お寺さんや嵐山の紅葉が色付いて来て。い〜季節ですぅ。

さて、今回ご紹介のアルミ鋳物物件は京都、
東西に走る姉小路(あねやこうじ)通りと
南北に走る御幸町(ごこまち)通り、麩屋町(ふやちょう)通りの中間点。
京都の中心部で近くには柊屋、俵屋という創業200年〜300年という
老舗有名旅館が立ち並ぶ京都らしい町屋の多い地域です。



アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお手伝いさせて頂いたのは
あるブティックの改修工事の外装アルミ鋳物パネルです。



設計は京都の辻村久信+株式会社ムーンバランス。



通常のアルミ鋳物外装パネルでは無く、外装のサッシから約200mm空間を開けて
透かしのアルミ鋳物パネルを設置するという商品です。



基本的なデザインは設計事務所さんの方で構想を錬られ、
アルミ鋳物鋳造の技術的な打合わせを何度も重ね仕様を決めて行きます。



木型としては2種類。
基準のサイズは横875mm×高さ1000mm。
縦桟の見付けは35mmです。
上下型を使用する事によって、前面と後面の2パネルを
重ねたようなデザインになっています。


京都の観光地の寺町や新京極からも近く、
休日になれば観光客や修学旅行生が町屋やショップを求めて来られる地域。
ブラブラと散策が心地いい季節ですねぇ!

2008年09月07日

アルミ鋳物《意匠扉》2作目 《祇園編》

意匠アルミ鋳物専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。

女子ソフトボールで盛り上がった熱い北京オリンピックも終わり、
最近朝夕に少しずつ秋の気配を感じる季節になりました。
 
毎年ながら今年の夏も、京都のうだる様な暑さに呆れていましたが
その暑い京都祇園町へなんとお昼に行ってまいりました。

《祇園巽橋付近》

京都祇園を言えば舞妓さん、芸妓さん。その舞妓、芸妓の代表として
テレビの画面に初めて出てきたのが安藤孝子さんこと「おたかさん」。

元祇園甲部の名芸妓さんでその昔、日本テレビ系列の深夜番組『11PM』に
作家の藤本義一さんの司会で初代アシスタントとして出演されていました。


《本物は、もっとベッピンさんです。藤本義一さんも若い!》

当時、おたかさんは祇園町の中でも特に財界、芸術、芸能各界一流の
大人が集まる「BAR 孝子」のママとしても活躍されていました。

その親しんだ場所に「お茶屋 安藤」としてBARもある新しい建物が新築されました。


(1987年)

その時、我々傳來工房にご指名がかかったのがお店の顔となるデザイン扉。

お施主さんであるおたかさんから大事な玄関扉のご希望を聞くと

「モダンなエエ扉作っておくれやす」の一言。(さすが、祇園町のアバンギャルド)

そして設計事務所の先生と相談しながら提案した扉がこれです。


写真では伝わっていませんがかなり上質で重厚感溢れる扉です。
H2500×W1200材質:アルミ鋳物 仕上:アクリルウレタン樹脂塗装

この扉のテクチュアーは、もみ和紙の凹凸模様をシリコンで型取り
サイドに縦リブを加え、それを木型にしてアルミ鋳物を流し込みました。

デザインアルミ鋳物パネルは外部内部仕上げ共、贅沢に使いました。


「お店の名前どうしましょか?」
「義一さんに書いてもらうからそれを上手に使こてちょうだい」

扉の右上部にそれを入れる事にしました。

それがこれです。


藤本義一さんが書かれた文字を5mm蝋(ロウ)文字で丁寧に切り取り、
それを表扉の木型にセットし《文字を扉とアルミ鋳物で一体鋳造》しました。

これは、アルミなど鋳物でしか出来ない技法です。
内外装のデザインアルミ鋳物パネルに色々な文字やロゴ、ピクトなど
色々な使い方が出来そうですね。

単なるデザインパネルではなく
文字やロゴとパネルが一体化している価値は、大きい。
文字などの一体鋳造は、何よりも、施主が喜ばれます。


竣工後、何回か製品検査?も兼ねてお邪魔しましたが
いつもこう言っていただいた事を思い出します。

「ノボル君、この扉たぶん祇園町で一番重たい扉どっせ。
 開け閉めする時の何とも言えん重さがごっつエエわ〜」
(翻訳:私も大変気に入ってます。)

《余談》
盛夏の休日、お昼の祇園レポートです。(もし、よかったらどうぞ)

四条切り通し上ルの「権兵衛ごんべい」で好物の《鳥なんばそば》を食し、
いつもなら親子丼も頼むのですが暑さで本日はダウン・・・
ちなみにここの親子丼は昨年のdancyuダンチュウで日本一に選ばれました。


観光客でゴッタかえす甘味処「小森」を横目で見ながら
(本当は寄りたかったですが)
フラフラと古美術店が沢山ある新門前通りへ


戀壺洞 (この字を読める人は、スゴイ。)  
本物の古伊万里の好きな方には有名なお店です。
答え→レンコドウ

あまり古伊万里に興味がない方でもご上洛の際には立ち寄りをお薦めします。

手頃なそば猪口から小皿も色々ありますので日常使いに丁度良く、
毎日の食事の中でちょっとした京都の思い出にもなると思います。


特に建築家やデザイナーの皆さんは花唐草や蛸唐草など
呉須の染付けがお好きな人は多いですね。ここには良いものが揃っていますよ。

私はここで美味しい冷たいお茶をご馳走になりました。

《戀壺洞 れんこどう》
東山区新門前通縄手東入西之町
営業:11時〜18時 定休日:火


最後に美術工藝にチョット詳しい方へ

ここの屋号の篆刻は、熊谷守一の書です。

さすがに凄いもん持っておられます。

2008年08月12日

アルミ鋳物《意匠扉》1作

意匠アルミ鋳物専門メーカーの傳來工房専務 橋本昇です。

今年の京都もすごい暑さが続いています。

京都植物園北にあるご存知北山通りは、磯崎新氏、安藤忠雄氏、
高松伸氏などの建築作品が並び、お洒落なブティックやカフェがたくさんあります。

その中心に小学生の頃から通っていた剣道道場が今でも残っており、
紅顔時代に遊んだ上賀茂のノンビリした田園風景とのギャップには、
あらためて驚かされます。

その北山通りがお洒落な通りになる前に完成した《アルミ鋳物性意匠扉》の
傳來工房の仕事をご紹介します。

コーポタクミ アルミ鋳物意匠扉 H:約2400mm  築 約30年!



アールヌーボー風の具象ですが、何ともいえない
軽やかさ(かろやかさ)と華やかさがある
どこか現代的な造形美を感じるレリーフ扉です。



この作品は傳來工房アトリエスタッフが粘土で原型を作り、
京都工場でアルミ合金(AC3A)で鋳造しました。
仕上げは、松煙イブシ仕上げです。

私は前から知っていたのですが、この扉を通り過ぎるほとんどの人が
顔をこの扉に向けていることに気がつきます。

車で通り過ぎる人の中には、「アッ!・・・」と言っている人もいるのです。
私や家族もいつもこの扉の前を通るのが楽しみで大好きな扉です。

ここにお住まいの方もこのお洒落なピーコックの扉には、
間違いなくご満足されているに違いありません。

でも一番喜ばれているのは、築年数に関係なく
人気がある集合住宅コーポタクミを所有されているお施主さんでしょうか?

扉一つでも素敵なランドマークになるとは、意匠や造形の凄さに驚きます。


2008年07月08日

京都造形芸術大学

京都のアルミ鋳物、アルミキャスト専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。

京都ではこの季節蒸し暑い日が続きます。
その京都の北白川(きたしらかわ)に《京都造形芸術大学》があります。

現在の学長は、今最も勢いのある日本画家の千住博氏。
副学長は、多才な作詞家の秋元康氏。
その他、各学部教授陣も市川猿之助や宮本亜門などの名前もあり、
かなり個性的な芸大といえます。

約30年前この大学のキャンパスが出来た時、大学からの依頼で
われわれ傳來工房が大学入口に大きなレリーフをアルミ鋳物で製作しました。


《アルミ鋳物レリーフ》
W2030×H1180×D60mm 
材質:アルミ鋳物 仕上げ:ブロンズ風ウレタン塗装

「教えるとは 共に希望を語ること
 学ぶとは 真実を胸に刻むこと」

フランスのレジスタンス詩人《ルイ・アラゴン》の詩です。
(Louis Aragon: 1897-1982)


今回、大学側から2つの依頼がありました。
一つは、キャンパス内校舎「人間館」にこのレリーフを移設すること。


《人間館》


もう一つは、姉妹校の山形市にある東北芸術工科大学に
同じレリーフを製作し設置することでした。


《写真東北芸術工科大学全景》
設計:(株)本間利雄設計事務所 
この大学は、日本で初めての公設民営の大学です。

今回の仕事で学校法人や宗教法人など「永遠に残すべき、伝える言葉」を
アルミ鋳物やブロンズなど立体的な金属でカタチにしておく価値は
大きいと感じました。やはり、素材や質感の重みか・・・


企業でも、経営理念やミッションなど社員と共有する大切な言葉を
大きなアルミ鋳物やブロンズのレリーフにしてはいかがでしょうか。

出来れば建築空間に一体化させる事が出来れば最高ですね。

《余談》
数年前、この京都造形芸術大学で行われた産学協同プロジェクトの
シンポジウムに参加した。

その時、現在名誉学長をされている芳賀徹(はがとおる)氏が
興味深いことを言われた記憶があります。

ある有名洋菓子企業の社長が
「スタッフの《ソウゾウ力》で企業の業績が左右する。」と話されたところ、
芳賀さんが質問をされた。

「その《そうぞう力》とは、どんな漢字の《ソウゾウ力》の事ですか?」
「もちろん、クリエイティブの《創造力》のことです。」とその社長が答えると

芳賀さんが噛み付いた。

「とんでもない事だ。最も重要なのは、イマジネーションだ。
つまり、《想像力》だ。
イメージをカタチにするためにどれだけ具現化できるイマジネーション力が
あるかで成功の可否が決まる。
これはアートでも建築でもケーキをつくることでも共通する。」と結ばれた。

卓見だ。
専門は比較文学で一見紳士だがなんと熱い人だとファンになった。


《芳賀徹京都造形芸術大学名誉学長》

2008年04月28日

マールブランシュ草津店(アルミキャスト製透かしパネル)

今回の探訪日記は滋賀県は草津にやってきました。
駅前に近鉄百貨店が有ります。
その店舗にマールブランシュというスィーツを扱うお店があります。
本店は京都にあり、北山のお洒落な一角にお店を構えられている
地元では非常に有名なスィーツ店です。
ちなみにスィーツ好きの私もちょくちょくと使わせて頂いています。

今回はこの草津店舗の内装にてお世話になりました。
設計は大阪市のKURU(クルさんです)


いつものように設計のご担当者からのデザインを
モックアップ(模型)にて表現します。
モックアップの素材はデザインや大きさによって様々な素材を使用します。
粘土や木、発泡スチロール等など。
今回は樹脂にて模型を製作、お施主様や設計担当者にご覧頂き、
ご承認を得て木型に進みます。

パネルの上部端までの高さは約2800mm。
基準パネル(700mm×700mm)を縦に4枚並べて
熔接まとめをしています。
横のパネルとのジョイントはそれぞれ意匠の端部が
重なり合うように設計。
正面からは全体を一枚のパネルのように見せています。

パネルだけではタワみが出て来ますので、
各基準パネルのセンターにメクラパネルを意匠的に施し、
この裏面からステンレスのボルトをバックパネルまで伸ばして支えています。

バックパネルの赤とアルミ鋳物の白のコントラストが間接照明を介して
非常に綺麗にまとまっています。

内装関連でも是非一度ご相談下さい!
お待ちしております!!

2008年03月23日

澪標(みおつくし)とアルミ鋳物手摺

デザインアルミ鋳物専門メーカー
傳來工房専務の橋本昇です。

ここ最近、沿岸界隈で大きな海難事故が続いています。

海難事故と聞くと
坂本龍馬の「いろは丸事件」を思い出す人も多いのでは・・・


《いろは丸  蒸気汽船》

そう、1867(慶応3)4月 坂本龍馬隊長率いる海援隊での最大の事件です。


《坂本龍馬》


伊予大洲藩よりいろは丸を借り、多額の借金をし
商社として運輸を始めた途端 この事故に遭遇した。

船は沈没、積荷はすべて海の底・・・最悪の事態となった。

その時、龍馬は幕府裁定を回避しつつ
のちの国際法となる『万国公法』を基に
日本で初めて蒸気船の海難事故審判に臨んだ。

そしてなんと徳川御三家の威光を振りかざす
相手側の紀伊藩から莫大な補償金を勝ち取った。

主役の龍馬にうるさ型?の土佐藩重役後藤象二郎が加わり
絶対諦めない覚悟であの手この手で詰めていくこの段は
唾を飛ばしながら紀州藩重役を論破する龍馬と後藤の姿が
浮かぶほどの名場面だ。


さて、日本では千年以上前から安全な航行を確保するために
色々な知恵が今でも残っています。

そのひとつが「澪標(みおつくし)」です。

澪(みお)とは水脈の事、標(つくし)とは表示の事。
澪標とは、浅瀬の航路を示す海の表示板です。


《写真 澪標》

みおつくし(澪標)は古歌にもよまれ
最初に難波江の浅瀬に立てられたといわれています。

《澪標》

もともとの形は、×形のものでしたが天保年間の絵図には
この形をしたものが描かれるようになりました。

維新後明治27年4月、海運や港にゆかりの深い大阪市の市章に
澪標(みおつくし)の意匠が採用されました。


《大阪市章》

1990年、大阪の中心地中ノ島に新しい大阪市役所庁舎が完成しました。


《大阪市役所全景 設計:日建設計》

この建築に大阪市章である「澪漂」の意匠が
色々な部位に使われていることはあまり知られていません。

その意匠を具現化するために自由な造形性と耐食性の強い
アルミ鋳物が材質として採用されました。

それらアルミ鋳物製品(アルミキャスト)の
意匠図から鋳造製作を我々傳來工房がお手伝いしました。


《アルミ鋳物製 バルコニー手摺り》
澪標(みおつくし)のデザイン部分がわかりますか?
幾何学的な澪標の意匠を上手く引用されていますね。



《正面上部 アルミ鋳物製 FIX面格子》
縦型アルミ鋳物FIX面格子の意匠も高い完成度です。

市役所のある大阪中ノ島には、その他たくさんの傳來工房の仕事が見られます。

この大阪市役所のほかに
現在、なぜか総裁不在の日本銀行「日銀大阪支店」、
国宝級の陶磁器が常設展示されている「東洋陶磁美術館」、
復元された名建築「大阪中央公会堂」、
知る人ぞ知る「中ノ島バラ園内、薔薇意匠ブロンズ鋳物照明灯」や
その他、栴檀木橋(せんだんのきはし)、水晶橋などなど

大阪中ノ島に行かれる機会があれば
ぜひデザインアルミ鋳物製品やブロンズ鋳物ウォッチングに!

《余談》
紀伊藩が支払いの決まった補償金7万両の実行を渋りに渋った。
約束期限の遅延をくりかえし、ようやく決済された直前直後、
慶応3年11月15日京都近江屋で龍馬が暗殺された。享年33歳


《龍馬 最後の写真 33歳》

龍馬の凄さは、この時期いろは丸事件で決死の覚悟で
躍起になっていたにも関わらず、事故から暗殺までのたった半年の間にも
後藤に大政奉還を提案し、その礎となる船中八策を立案したことだ。

眼前の人生を左右する大問題に全力に取り組みながら
大きな使命の実現に向け、それを遅れの理由にしなかった。

ここにも龍馬の魅力が見える。

袞P垤房 専務 橋本 昇

2008年03月14日

神戸国際会館(アルミキャスト製手摺)

こんにちは。アルミ鋳物メーカーの傳來工房、杉村です!

今回の探訪日記は兵庫県は神戸にやってきました。
三宮駅の南側(海側)に「神戸国際会館」が有ります。


もともとは戦後にコンサートホールとして建設された建物ですが、
阪神淡路大震災の時に全壊をしてしまいました。

1999年に現在の形で建て替えが完成し、
2000人を超える人員を収容出来るコンサートホール、
ショップ、そして事務所スペースなどで占められています。


設計は日建設計、施工は竹中工務店。
御覧のように低層部の手摺をアルミ鋳物にて御世話になりました。


トップレールと真中の意匠部は一体型にしています。
この形状も自由に表現が出来るところがデザイン意欲をソソリマス。


支柱は使ってなく下部の鋼材にボルト留めとしています。


また各パネル間はピンで結んで固定。


テクスチャー(模様)も一見ゴツゴツとした感じに見えますが。。
これくらいの荒々しさを出した方が重厚感や質感も強調されるんではないでしょうか。
全体建築の中でただ単なる手摺では無く、
建築デザインに違和感無く溶け込んでいる気がします。


アルミ鋳物の表面模様はショットブラストをしたり、細かな梨地が多いのですが、
この手摺のように造型(粘土等)をして表現するのも楽しいものです。

過去の物件では設計の先生方が工場来社され
実際に粘土をヘラで造型されたりしたこともしばしば。

自分でデザイン、造型をした粘土原型がそのままの姿で物件に設置される。
そのお手伝いを是非、アルミ鋳物メーカー、傳來工房で!(くどいですか??)

2008年01月18日

バンコク高級ホテルにて

アルミ鋳物メーカー、傳來工房ファンの皆様、こんにちは!
杉村です!


今回の探訪日記のお題はといいますと、、
日本を離れてみました!


boutique hotel (ブティックホテル)という言葉をご存知でしょうか?
日本では fashion hotel と混同されているようですが、
本来(欧米では)の意味は差別化され、暖かく、こじんまりとした
高級ホテルです。
日本で言うと高級旅館みたいなものですか。。



さて、ここはタイ国内。バンコクの中心地です。
2007年の暮れにオープンしました 「MADUZI Hotel」 というホテルです。
かなりラグジュアリーな、そして隠れ家的でして、
看板も出ていない、なんの建物かも分からない、部屋数も41室と、
知ってる人は知っている、知らない人は全く知らない的なブティックホテルらしいです。
(すいません、私が見たワケではないので受け売りです。。)


このホテルのレストラン部の内装に傳來工房のアルミ鋳物が採用されました。
デザインに関して、計画当初からあれこれとやり取りを行い、
決定したのがアラベスク模様。


アラベスク(arabesque)は、モスクの壁面装飾に通常見られるイスラム美術の一様式で、幾何学的文様を反復して作られている、とネットでは書いてあります。


今回のデザインは非常に複雑なもので直線構成なのですが、
アルハンブラ宮殿を思い出させるディテールで、
線が絡み合いまくるデザインになりました。



さて、デザインが決定し、モックアップに取り掛かります。
入り組んだデザインで、デザインディテールを守りつつ、
鋳造に支障が出ない最大限を見つけ出すのに非常に苦労です。



サイズはW1000mm×2820mm、W1000×H2540mmの2タイプです。
基本的には2分割で、中央部でビス留めをしています。
壁面からの支持がないので反り等ないように厚めに木型製作をしました。



御覧のように外装材(ガラス)との間仕切りとして、
また、天井の意匠パネルとして使用しました。



外部からの意匠も、ガラスを通して非常に綺麗に納まっています。
いやぁ〜、アルミ鋳物の造形性のよさには感嘆です!



タイへご旅行へ行かれた際には是非お立ち寄り下さいませ。。
と言っても一泊軽く5万円はするようですが。。。

2007年12月21日

アルミ鋳物ヴォールト天井

こんにちは!
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です!

いよいよ今年も大詰めですね。
この頃になれば朝には氷が張り、雪が散らつくイメージが強いのですが、
今年もまた暖かい年末の京都になっています。

さて今回は地下鉄、コスモスクエア駅のご紹介です。
ハイカラな名前ですが、
大阪市交通局の地下鉄中央線にある駅です。



近隣には「なにわの海の時空館(海洋博物館)」や
若い人達がライブなどでよく使う
「Zepp Osaka(イベントホール)」があります。

設計は大建設計、施工は大成JV。

さて、駅構内ですが地下に降りて行き、
プラットホームに立って見上げてみて下さい。


そうです、今回、アルミ鋳物の傳來工房が御世話になった部位は「天井」です。



ローマ時代から主に教会で使用されてきた建築方法で
ヴォールト天井と言うものがあります。
ヨーロッパなどに旅行するとよく見かけますね。

もともとはアーチを石造りや煉瓦、
或いはコンクリートで作っていた曲面天井らしいのですが、
これをアルミ鋳物で表現しました。

サイズは柱間で5000mmです。
この間でアルミ鋳物を8分割して納めています。
深さは1000mmと500mmの2タイプを製作しました。
かなりの奥行が出ていて天井が広く感じられます。



テクスチャーはお馴染みの(?)和紙模様。

施工時には天井躯体からは吊りボルトにて固定をしており、
ルーズホール等を駆使し、隣り合う鋳物と平坦に納まるようにしています。



ただ、基本はアルミ鋳物商品の製作精度が重要になってきます。
特に今回のような局面商品では木型精度が重要となります。
また鋳造後、アルミ鋳物は歪みも出てきますので、
矯正を行う仕上げ精度も同時に求められます。

このように、難易度の高い意匠の凝ったオーダー製品を
デザインし、設計、生産を行うお手伝いを傳來工房は行ってきました。

こんなん出来るかな?と思われる時には是非お声をお掛け下さい!


今年はほんとうにありがとうございました!!
来年も傳來工房の探訪日記はドンドコと(関西風擬態語です)気張って参ります!

皆様、よいお年をお迎え下さぃ!

2007年10月25日

神戸女学院大学(学生寮)

こんにちは!
アルミキャストメーカー、傳來工房の杉村です!
しかし寒いですねぇ。
朝晩の冷え込みには鼻水が出てしまうような季節になりました。
1日うちで寒暖が激しい中、風邪には最新の注意をしましょう!


さて、今回のアルミキャストメーカー、傳來工房のお題は
兵庫県の西宮にあります、『神戸女学院大学』です。

アメリカの宣教師が伝道の為に私塾を開いたのが学校の始まりだそうです。
設計は一粒社ヴォーリズ建築事務所、施工は竹中工務店。
ヴォーリズの代表作の1つとなっている作品です。


建築はスパニッシュミッションという様式でまとめられており、
細部等、非常に凝った設計がなされています。

さて、アルミキャスト専門メーカーの傳來工房がこちらで御世話になったのは
「メアリー・アンド・グレイス・ストウ学生寮」と名付けられている寮です。


外観を一見すれば「これだ!」って分かりますね。
そうです。バルコニー手摺です。


アルミキャストの造形性を最大限に活かした意匠。
中央部のデザインは学校の校章のシルエットを表わしています。
他のデザインを含めて、部分原寸モックアップを作成して、
設計の先生と細部に渡ってお打合せを行い決定!

また造形性だけではなく、枠の見付けも65mmを取っており、
非常にしっかりとしたアルミ鋳物に仕上がっています。


トップレールも楕円形のデザインとして、一体鋳造にて仕上ており、
全体として綺麗にまとめ上げられた作品です。


通りすがりでちょいと見に行こか、ってな事が出来ない場所なのですが、
傳來工房の隠れた逸品です!

2007年09月29日

大理石風のアルミキャストです!

こんにちは!
アルミキャストメーカー、傳來工房の杉村です。

ようやく秋らしくなってきました。
しかし、長引いた夏でしたね。
京都ではこれから観光シーズンが到来です。

今回の探訪日記は京都市内での物件をご紹介致します。
場所は市内の中心地。
二条城の真ん前に某宗教法人さんの施設があります。
石構えで非常にどっしりと設計をされている建物です。
設計は東畑設計、施工は清水建設。

外装部分で傳來工房がお仕事をさせて頂きました。
しかし、どこから見ても大理石等、石貼りでしか見えない!
と思われていないでしょうか?


実は屋根のすぐ下のボーダーパネルや少し軒天井になっている部分が
アルミキャストなのです。
設計当初、当然に石を考えられたのですが、
ご存知のように重く、デザインが多様に渡る加工はコストも膨らむと、
アルミキャスト案が浮上してきました。

そこでアルミキャストメーカーの傳來工房が登場です。
設計との打合せで、石風の割れ肌感やデザインは
造形性の抜群なアルミ鋳物ですので問題なくクリアー。
問題は仕上げです。
あくまでも石をイメージしたいとの設計の意向に試行錯誤。
結論としては多色塗装にて石風の表情を出す事になりました。

ベース色の塗装から始まり、何色もの色をチラす事で、
大理石風の色目、質感を出す事で御承認を頂きました。

このようにGRCや石で製作困難なもの、また重量が気になる場合に
軽くて、デザインが自由に出来るアルミ鋳物をお使いいただくケースが多々あります。

もし、紅葉の秋の京都へ来られる場合は二条城に寄っていただき、
ちょいと通り向かいに視線を流してみて下さい!!

2007年08月29日

京都大学博物館

アルミキャストメーカー、傳來工房の杉村です!


さて、今回のアルミキャストメーカー傳來工房の施工例紹介は
前回に引き続き、モダンテイストな門扉にしてみました。

場所は京都の吉田。と言えば知っている人は知っている「京都大学」です。
その広大な敷地内に「京都大学総合博物館」という施設があり、
京都大学が有する所蔵物を展示する場所として設置されました。

設計は京都大学施設部、施工は戸田建設JV。
もともとアルミ鋳物のフェンスが設置されており、
その意匠を用いて門扉を新設するお手伝いです。

サイズとしはW5200mm×H2400mmの両引き扉。
両サイドにはフィックスのアルミ鋳物フェンスが1枚づつ。

デザインはシンプルな縦格子を基本にメクラパネルを意匠的に付しています
御覧の通りそれぞれの構成材は見付けこそ30mmなのですが、見込みが大きく、
且つ面格子がダブルになっています。

細く見える縦桟で30mm×30mm。
パネルの両端と天端の枠がなんと30mm×100mmとなっています。

シンプルなデザインですがムクの構成材の大きさとが相乗してしっかりとした門扉になっております。
横の打ちっぱなしのコンクリートとも綺麗に対比して綺麗に映えてます。

鋳物というと唐草やテクスチャー(表面模様)で構成されがちですが、
シンプルなデザインでもスッキリと且つ厚みのある製品に仕上がります。

大学構内への入り口はあちこちあるのですが、
こちらのようにアルミキャスト製門扉は傳來工房製なのです。

2007年08月17日

最高裁判所のアルミ鋳物レリーフご存知でした?

アルミ鋳物、アルミキャスト専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です!
残暑お見舞い申し上げます。

立秋が過ぎてもまたまだ厳しい暑さが続きます。

わが国の三権分立の一翼を担う司法。
法治国家の象徴として位置する最高裁判所。

その最高裁判所は昭和22年5月の発足から
長い間、いくつも仮庁舎住まいをされてきた。

発足以来21年ようやく昭和43年に
その建築設計コンペが実施され、217の作品の中から
鹿島建設設計部岡田新一氏案が最優秀として受賞された。

皇居南の桜田門濠前に位置し、石で仕上げられた外観は
まさに「法と秩序」「法と尊厳」をファサードから感じます。
しかし、築30年を超える古さを全く感じさせないデザインにはあらためて驚きます。

当社傳來工房は、この建築のエントランス最上部の
横幅約12mのアルミキャストレリーフをお手伝いしました。


警備上、近くに寄れなかったので写真では少しわかりにくいですが
玄関入り口最上部庇下のやや弓型形状幕板の部位です。

ここになぜ、石ではなくアルミ鋳物によるレリーフが
設計された事は直接お聞き出来なかったが、
興味深い事実を傳來工房のアトリエのスタッフや
鋳造現場の職人達は今でも覚えている。

それはこのレリーフを製作にあたり、
岡田新一氏自ら原型を作りに傳來工房京都本社工場へ来られた事である。

当時、原型製作にあたり色々なタッチを試された後、
スタッフも驚くくらい、凹凸の深い、荒々しいタッチの粘土原型を作られた。
さらにその中にかすかに「波紋」を意匠化されたものが造型された。

岡田氏が実際にアルミ鋳物レリーフの原型となる粘土を
触りながら途中、フッと何か見つけられたのではと感じる。


この荒々しいタッチのレリーフが実際に現場に立つとそれには違和感はなく、
逆にファサードの中で唯一、人間らしい親しみのある表情をうかがえる。


最近、若手中堅の建築家が傳來工房京都本社工場に来られ
原型やアルミ鋳物を触りながら意匠や設計、ディティールを
相談される機会が増えてきました。

それは傳來工房にとって大変有り難く、
これがアルミ鋳物の素材を建築やデザインで生かす最高最短の道だと感じます。

傳來工房の京都工場、アトリエに来られ、素材に向き合われると
図面やサンプルだけで生み出せないひらめきやアイデアが
生まれると思うのは私だけではないと思います。

そのひらめきが最終的には建築作品としての価値を高め、
そしてクライアントが喜ばれる。
「建築家とモノづくりの関係」は、昔もこれからも変わらないと強く思います。

建築家の皆さん、傳來工房の京都本社工場を見に来られませんか!
スタッフ一同、大歓迎でお待ちしております。

(JR京都駅からタクシーで約10分です)

2007年07月31日

豊島園駅(都営大江戸線)第二弾!!

みなさん! 御世話になっております!

アルミキャストメーカー、傳來工房の杉村です。

さて今回は、豊島園駅第二弾と題して、アルミキャスト製門扉をご紹介します。
場所は豊島園駅から北へ徒歩5分ほどトボトボ歩いていると、
非常に近代的な打ちっ放しのコンクリート建造物が現れます。


実はこの建物、信行寺さんという寺院なのです。
設計はプランツアソシエイツ。
山門の門扉をアルミキャスト製にて製作しました。
W4750mm×H2000mmの両開きで、
隣にはW1000mmの片開き門扉があります。


一見シンプルなデザインの門扉なのですが、
ご覧頂くと2種類のアルミキャストデザインパターンで構成されているのが
お分かりになると思います。

1つ目はリブタイプのパネル。
そしてもう一方はプレーンな角格子。
格子のピッチは40mmで、奥行は20mm。


この2種のデザイン対比が非常にバランス良く、シンプルであり
重厚感が出ています。


さらに、この角格子ですが、実は二重になっているのです。
写真で分かりますでしょうか??
表部分と裏部分に2枚使用しており、門扉自身に厚みをしっかりもたせています。


取っ手もアルミキャストにて製作をしており、デザインの要にもなっています。

数々の賞も受賞している建物です。
遊園地などへ行かれた時にフラッと立ち寄られてはいかがでしょうか?

2007年05月29日

豊島園駅(都営大江戸線)

こんにちは! アルミキャストメーカー傳來工房の杉村です!

今回の「傳來工房探訪日記」は豊島園(駅)にお邪魔を致しました。
都営の大江戸線を使い豊島園で下車。
改札を出る前の通路の壁面に傳來工房が勢力を傾けて製作した
レリーフが有ります(ちょいと大げさですが。。)

レリーフには子供達が遊ぶ姿が造形されています。


子供達や小鳥はブロンズキャストで製作されています。
ある作家先生とのコラボレーションにより豊島園駅らしい作品に
仕上がっています。

ところどころ光って見えているのは光ファイバーです。
光源機があちこちに内蔵されており、
光の点が流れるように色を変えていきます。

バックパネルはアルミキャストで基本部分のテクスチャーは和紙模様。
この模様の上に樹木などの意匠を入れ込んで一体鋳造を行っています。

改札を出られる前には必ず目につきますので、
アルミキャストメーカーの傳來工房を思い出して頂ければ嬉しいです。

2007年05月01日

磯崎アトリエと傳來アルミ鋳物の仕事

《アルミ鋳物専門メーカー傳來工房》専務の橋本昇です。

磯崎新氏設計作品の中で傳來工房が
アルミキャスト(アルミ鋳物)のお手伝いをした仕事の紹介第2弾です。


京都コンサートホール (1994) 京都市左京区下鴨
設計 磯崎新アトリエ 
施工 清水建設・東急建設・要建設・岡野組JV

京に都が来て1200年。
京都市がこの遷都1200年事業のひとつとして
国際的なコンサートホールを計画しました。

京都は古くから全国の地方自治体の中で
唯一自前の本格的な交響楽団を保有し、
その京都市交響楽団のベースホールとして
国際的なクラッシク音楽専用ホールとして完成しました。

傳來工房がお手伝いした部位は
\橘牝口上部 アルミキャスト外装パネル 

工芸の伝統的な仕上げ松煙イブシで仕上げた
アルミキャストのムク(7亳)の質感が、
現代的なファサードの割付に歴史の重みと現代の感性を醸し出しています。

■隠謄┘鵐肇薀鵐后.▲襯潺ャストポールオブジェ(空調装置付き) 
ワイヤーホイール仕上げ

これは、19世紀末ウィーンに代表される
名建築「ウィーン郵便貯金局(設計:オットーワグナー)」内部の
アルミキャストベンチレーションを意識されたものに違いないが
磯崎氏のこれには意味がある。

12基のポールが現代彫刻のように円陣に配置され、


ポールオブジェ円陣中央下にデザインされた
風水と思われる方位プレートが設置された。
(この方位プレートは京都の風水の重要な位置関係にある
下鴨神社と上賀茂神社を結ぶ直線上に設置された)

これは、平安京遷都1200年を向かえ、
これからの新しい京都の1200年に込められた磯崎氏のメッセージである。


さて12本ポール上部に蒼い呉須染付けによる
干支文様の小さな白磁陶板が
嵌められている事はあまり知られていない。


磯崎アトリエ側からは
この十二支の陶板制作の陶房や作家のリクエストはなく
私に一任され、知恵を絞った。
密かに将来の記念になることを・・・

そして知人の陶芸家 清水征博(きよみずまさひろ)氏に依頼した。
(父上は、国際的な現代彫刻家として活躍された故清水九兵衛氏)

2000年、征博氏は国内の陶芸界では大変由緒ある銘
八代 清水六兵衛(きよみずろくべい)を襲名され
現在、現代美術陶芸作家としても活躍されている。
この事は磯崎先生もご存知ないのでは。


《余談》
建築JVの厳しくも素晴らしい皆さんと一緒に仕事をさせてもらいました。
打ち上げの最後はなぜか難しいドイツ語の唄をJVスタッフや
現場の職人達と一緒に合唱で〆た事を思い出します。
懐かしいなぁ〜

コンサートホール建築現場だけに
当時の建築工事所長寺田氏の粋なはからいでした。

2007年03月20日

磯崎アトリエと傳來アルミ鋳物の仕事 

建築空間にアルミ鋳物でお役に立てる事を喜びとする
《アルミ鋳物専門メーカー傳來工房》専務の橋本昇です。

建築デザインの潮流の中でポストモダンを
最初に提唱された国際的な建築家、磯崎新氏。

その設計事務所である磯崎アトリエのご依頼でたくさんの
これまでにない新しいアルミ鋳物のお手伝いをしてまいりました。


静岡県コンベンションアーツセンター《グランシップ》 
1999年 設計 磯崎新アトリエ

巨大な船をイメージされたデザインです。

こちらは子供たちがサッカー(さすが静岡ですね)や
鬼ごっこで一番利用されている広場側です。
こちらのデザインも圧倒されますね。

その巨大なメインゲートのアルミ鋳物を傳來工房がお手伝いしました。
久しぶりに見るとなんとなく、中世の鎧のように感じました。

このアルミ鋳物の仕上げは、美術工芸界でいう「虫食い模様松煙仕上げ」です。

7mm厚ムクのアルミ鋳物の質感と温かみある独特のテクスチュアーが
現代建築の構成の中に溶け込みます。

ポストモダンの要素「伝統的意匠の引用」を
実践されたひとつの例がこれかもしれません。

国内の色々な磯崎新アトリエと創り上げたアルミ鋳物の仕事を
このブログの中でご紹介してまいりますのでこうご期待!

《余談》
磯崎新氏と同じ東京大学丹下教室に一時期、黒川紀章氏がおられました。

今回の黒川さんの都知事選挙出馬は、
難解な磯崎新著作「ポスト・モダン原論」より理解に苦しみます。

2007年02月28日

新宿アイランドタワー

暖かくなったと思ったら、
また急に冷たい北風ビュンビュンの京都です。
アルミキャストならお任せ下さい。傳來工房の杉村です。

さて、今回ご紹介の物件は東京は西新宿。
竣工後、幾度となくテレビドラマなどで登場している
アイランドタワーでのアルミキャスト施工例をご紹介します。
設計は日本設計、施工は大成JV。
「LOVE」のオブジェでも有名です。

さて、傳來工房がお手伝いさせて頂いた部位は
アルミキャスト製の扉です。
アイランドホールに数箇所、そして住宅棟にも設置をさせて頂いています。

ホールのテクスチャーは弊社がデザインした「和紙」と呼ばれるもの。
日本伝統の和紙をクシャクシャっと揉んだようなデザインになっています。
アルミキャストならではの凹凸間を表現し、
光の陰影が非常に綺麗なテクスチャーとなっています。
また厚さ7mm以上のムクの質感もあり、扉に重厚感を醸し出しています。
ホールの方の扉ならガラス越しですが外から見れます。

さて、地下に降りていくと円形のオープンパティオがあります。
気候のいい時期には椅子に腰掛け一服をしている
サラリーマンをよく見掛けます。
このパティオへの降り口である階段ステップにも
アルミキャストが使われています。

そのステップの大部分はガラスブロックなのですが、
このブロックを囲む枠がアルミキャストなのです。

アイランドタワーにお立ち寄りの際にはご覧いただければ嬉しいです。

アルミキャストはデザインされる方の思い通りに造型が可能です。
あなたのオリジナルキャストのご相談、
ドシドシ受け付けております!

2007年02月14日

六本木のアルミキャストプランター

アルミキャスト専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。
毎年2月は底冷えする京都でも
バレンタインデーのチョコレートが溶けそうなこの陽気?
地球温暖化を身近なものとして感じる毎日です。

今、六本木東宝シネマで
「不都合な真実」というスゴイ映画が上映されています。

アル・ゴア元米国副大統領が米国を中心に世界的に行っている
「地球温暖化」講座を映画化したものです。
公式サイトです

http://www.futsugou.jp/main.html

この映画は温暖化問題の事実をビジュアルで伝えるものですが
とにかく、見た人によるとすごい衝撃らしい。
温暖化について今まで他人事のようなとらえ方が全く変わるほどらしい。
ぜひ、機会があればどうぞ

さて今回の紹介は、その映画が上映されている六本木からです。


もちろん、六本木ヒルズです。
このプロジェクトのランドスケープデザイン設計計画段階から
傳來工房がお手伝いしました。内容はアルミキャスト(アルミ鋳物)のプランター。
もちろん特注です。


ケヤキ坂、集合住宅棟、ホテル棟のほぼ六本木ヒルズ全域に
各種のアルミキャストプランターを製作設置しました。


この写真撮影している時に、マンションのお住まいの方や
虎屋カフェのスタッフの方から怪訝な目で見られていましたが
実はこのアルミキャストプランターは驚くべき事をおこしています。(少したいそうですが)


まず、オープンしてから森ビルさんの紹介でこのプランターを
買いたいという数人の一般の奥さんからお電話いただきました。
それも10個20個と!お名前を書くとすぐわかる某有名人夫人もおられますが、
皆さん港区の方でした。最近でもあります。


そしてデベロッパーさん、設計事務所さんからの問合せです。
こんな事は、今まで傳來工房ではあまりなかったのですが
今でも毎月のように問合せがあります。

そこでスタッフと考えました。なぜか?こんな問合せがあるのか?


まず、アルミキャストが出来る自由なデザインの良さが第一です。

もうひとつはアルミキャストは金属でありながら軽くでとにかく割れない!

アルミキャストは金属でありながら自由な形状ができ金属特有の冷たさがないのです。
(これは、名建築家 故村野藤吾先生の講演コメントの引用です。)

また、環境視点からアルミキャストの素材を見ると約90%が
リターン材(再生利用材)ですから
エコ素材としての価値も非常に高いといえるのではないでしょうか。

二酸化炭素を吸収し、町に彩を与える草花。
この草花を植え、育てるアルミキャストプランターを作る事で
温暖化対策にも貢献できそうな気がします。

そして、われわれは考えたのです。傳來工房オリジナルを作ろうと!

オシャレな「傳來工房オリジナルアルミキャストプランター」です!
この企画後すぐに 某ランドスケープ設計事務所から採用され今月施工します。
また後日、施工写真はこのコーナーでご紹介します。

4月にはカタログもでき、5種のアルミキャストプランターを発売します!
お急ぎの方は図面、資料をすぐにお送りします。

ご希望の方はこちらのお申込みサイトへどうぞ!
コメント欄に「プランター資料希望」を記入いただき、こちらをクリック!

http://www.denraikohbo.jp/mail-bronze/

今すぐクリック!

http://www.denraikohbo.jp/mail-bronze/

2007年01月01日

アルミキャスト神社建築!

アルミキャスト、ブロンズキャスト専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。
新年明けましておめでとうございます。

昨年末に、駅伝往路の箱根越えで三島に入りました。
そして久しぶりに三島大社に参拝してきました。


実はここに傳來工房のアルミキャスト外装の中でも私の大好きな作品があります。
三島大社宝物館(ほうもつかん)です。
設計は企業組合針谷建築設計事務所。


神社側と設計事務所の間で格式ある三島大社に相応しい
日本文化を感じさせる現代的なファザードとして
アルミキャストを外装仕上げパネルとして選ばれました。


当時、意匠設計を自らご担当された針谷建築設計事務所鈴木所長より、
現代的な中にも神社建造物としての風格を醸しだすために
色々な意匠と仕上げの相談をお受けしました。

最終的に梨地模様のテクスチュアーに横リブを意匠化し、
イブシ銀のような風合いを出すために
工芸のエージング技法《松煙イブシ》で仕上げました。


地震多発地帯でもある事を考慮され軽量(約30kg/屐砲
パネル強度ある(肉厚7〜10mm)アルミキャストは
意匠面と同時に耐震構造の仕上げ材としても有効なお話を時々お聞きします。

そしてエントランス上部の軒天井パネルも同じアルミキャストで採用されました。


三島大社は、源頼朝が源氏再興を祈願し旗揚げ成功以来、
全国の武将に広く知られるようになりました。

この宝物館には、頼朝の妻北条政子からの奉納と伝えられる
「国宝 梅蒔絵手箱及び内容品一具」が保管されています。
激動の中世の歴史を思い出しますね。



今回のようにアルミキャストの良い仕事を訪ねると
私は本当に仕事冥利に尽きると感じます。

2007年も傳來工房が皆さんのお役に立て、喜んで頂けますように
誓いを立て手を合わせてまいりました。

今年一年も、皆様よろしくお願い申し上げます。

2006年12月13日

苦労しました。。。

みなさん、こんにちは!
街はもうすっかりクリスマス気分です。
あちこちでイルミネーションが眩しい年の瀬、
皆様、いかがお過ごしでしょうか??

今回は某施設にて御世話になりました、商品をご紹介致します。
建物のエントランスをくぐるとホールがあります。

天井部分を御覧下さい。
モヤモヤ〜っと波打っている天井を御覧頂けると思います。
そうです、こちらの天井での意匠アルミキャストパネルを傳來工房にて
製作をさせて頂きました。

アルミキャストのデザインについては、施工の1年半前もから
設計の先生と何度となくお打合せをさせて頂き、
ようやくに出来上がったものです。

全体を見上げると天井が一枚のアルミキャストの如く映っておりますが、
実は木型としては4種類なのです。
それぞれのパネルサイズが1140mm×1400mm。
長方形では無く、ジグソーパズルのピースのような形状をしています。

この4種類の木型(製品)をそれぞれが上下左右に意匠が合わさるように。。
ここが担当デザイナーが一番苦労したところです。
原寸図を製作し、それに基づいて原寸モックアップ(模型)を作り、
設計の先生方と細部に渡りお打合せを繰り返しました。

また設計の先生のご希望にて、目地をなるべく目立たなくして欲しいと。
今度は弊社での設計が頭を悩まして。。。
写真をご覧頂くとお分かりになるでしょうか??
2枚のパネルが重なるように設計を行ない、製品に仕上ました。


苦労はしましたが、完成品にお施主様、設計の先生より絶賛を頂き、
このような機会を与えて下さった事、非常に感動をしました。

一般には公開はされていない建物なので実物はご覧いただけないのですが、
御希望有れば、他お写真もございます。
ご連絡下さい。

2006年11月02日

立命館大学

最近、観光バスがやたらと増え始めて、
京都がいい季節になってきたんやなぁ〜、
とつくづく思う今日この頃。

皆さま、お元気でしょうか??
杉村 です。


傳來工房では昔から学校法人のお仕事をたくさん頂いております。
その中で、最近に施工させて頂いた「立命館学園本部 法科大学院」
をご紹介します。


場所はJR山陰本線の二条駅のまん前。
近くには二条城や、神泉苑、少し南に行けば
新選組の壬生寺などがある場所です。

さて、傳來工房でのお仕事は、外構の門扉とフェンスです。
四角形の敷地のうち、3面をアルミ鋳物製のフェンス、
門扉で囲っています。


意匠は勿論、傳來工房デザイナーの手によるものです。
設計の山下設計さんと打合せを重ね、ディテールを詰めに詰めて、
ようやく最終形にたどりつきました。

デザインをするにあたっては、クラシックな建物に
合うように、意匠を厳選しました。
また京都らしさ、を表現する為に、植物の「藤」をモチーフに入れ込んでいます。
「藤」は有職模様でもよく使われていた伝統柄。
有職=平安時代=京都とイメージを膨らまして。。


ちなみに、「立命館」と学校名の銘板が正面に見えますが、
こちらも傳來工房製で、ブロンズ鋳物です。
さらに言うと、立命館の創始者である西園寺公のお顔の
ブロンズレリーフが建物内部の玄関ホールに設置されてます。

レンガなどもヨーロッパから輸入されたとの事。
建物、外構とも重厚感があって、京都に新しい有名建築物が
登場!!と感じさせます。

2006年09月25日

さいたまスーパーアリーナ(前)

やっと秋らしくなってきましたね。
杉村です。

今回の物件紹介は「さいたまスーパーアリーナ」です。
さいたま新都心内に建設されました多目的ホール。
格闘技好きの方にはPRIDEの聖地として、また
関東圏では最大規模のコンサートホールとしても有名です。

さて、傳來工房はこの場所でどんなお仕事をさせて頂いたのか。
はい、カメラさん引いて下さい〜

もう少し引いて下さい〜

はい、こちらはアリーナに隣接する「けやきひろば」
埼玉県の木であるけいやきが200本並んでいます。

「そんで、傳來工房の作品はどこ?」
実はこの「けやきひろば」の写真の中に出ています。
そうです、床です。
もう少し詳しく言うと、「グレーチング」
よく御覧頂くと、石と金属製のグレーチンが交互に並んでおり、
床が構成されているのがお分かりになると思います。
この「グレーチング」こそ、アルミ鋳物By傳來工房なのです。

床に鋳物を使用する場合には通常のアルミであれば傷が付き、
そこから腐食を始めます。
アルミの場合は腐食といっても、酸化皮膜を自ら作り出しますが、
見た目はムラムラと、汚くなってしまいます。
この問題を解決する為に、素材を厳選。
鋳造方法も圧力を掛けて行なうダイキャストとしています。
メンテナンス用軽トラックに耐えるように強度計算もしてあり、
盗難防止の為、締め付けボルトも特別な仕様となっています。


さて、それでは、カメラさん、もっと引いて下さい〜
こちらは「けやきひろば」前の合同庁舎。
この建物を支える支柱にも傳來工房の柱パネルが付いています。
こちらもアルミ鋳物製で、「和紙」をイメージしたテクスチャー、
そして少しのリブを付けています。



コンサートに、格闘技観戦に行かれた時には思い出してやって下さい!