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2009年10月10日

NHKテレビ取材です!

デザインアルミ鋳物専門メーカーの傳來工房 専務の橋本です。

昨日、傳來工房京都本社及び工場のNHKテレビの取材がありました。

なんと、トップバッターは営業部!
朝から大騒ぎです。

《営業部取材風景》



今回の取材は朝のNHKニュース内の「元気な中小企業」というコーナーの放映分です。
内容は、この十数年間、全社員で取り組んでいる環境整備活動です。

傳來工房の環境整備とは、

《礼儀・規律・整理・整頓・安全・衛生》の6つです。


まずは、営業部エクステリア課のエース東野主任の机の中から

《文具が3定化された机の引き出し》

※3定とは、「定位置・定品・定量」

「あるべき位置」に
「あるべき物」が
「あるべき数量」を

常に確保できる形や仕組みのことです。

3定は最初に作る時よりも
最初の綺麗な状態で維持し、改善進化さし
この形を他の職場部位に展開するのが最大の難関です。

日常の仕事と全く同じです。
まず、形から入りあらゆる物・事を改善進化さすのが3定の要諦。


ちなみに上の写真で東野主任が手に持っている会社支給ボールペンは、
入社7年以来たった2本目!
一本目もこの3定により昨年まで約6年間芯だけ換え、失わずに使っていた。
さすがにネジ部分が甘くなり交換となったらしい。

しかし、引退した古いボールペンも今でもある部品として活用されている。
この内容については、テレビ放送をお楽しみに!

そして今度は、アルミ鋳物製品の仕上げ工場です。
【傳來工房の3定の帝王】と囁かれる製造部の酒井さんの登場です。

《アルミ鋳物製品仕上げ工場》


酒井さんの環境整備や3定は単なる整理整頓からはるか上を見据えたもので
《作業スピードUP、品質向上、コストダウン、安全》を
考え抜いた作業台の3定化です。これもNHKをお楽しみに!

最後に私から環境整備活動について少し思いを・・・

世の中には、売り手や作り手からお客さまに対し
《より品質の良い、お求め安く、洗練されたデザインで
そして心を込めて作っています、売っています》という
メッセージが色々な企業からさまざまな媒体で発信されている。

しかし、これがなかなか伝わらない。伝わっていない。

その理由は、何か?

それは、どこの企業でも業種でも同じような言葉を発信しているからに違いない。
 
大切なのは、お客さまから満足いただける企業になるために
《お客さま満足度NO1》や《品質第一主義》というテーマを
スタッフ全員で、どう実践しているかを伝えることだと思います。

われわれ傳來工房は、約50人の従業員全員で
お客さまにお役に立て、喜んでいただける
《お客さまの利益と笑顔》を目指し、
環境整備活動を通してボールペン一本の置き方や仕上作業台改善など
小さな事でも真剣に工夫し、智恵を使いながら実践しています。

今回、NHKの取材により傳來工房が取り組んでいる環境整備活動の一端でも
紹介されることは私たちにとってこの上ない喜びでもあり、
これからの大きな励みとなりました。

本当にありがたく思っております。

☆放映日時  10月19日(月) 午前7時45分〜8時
《NHKニュース おはよう関西》の「元気な中小企業」というコーナーで
紹介される予定です。

《営業部の3定化された環境整備備品棚》

わたしも京都本社にいるときは、毎朝工場内の築35年のトイレを
素手で奥の奥まで磨きこんでいます!云わば、「そこまでするか!」レベルです。

そして、トイレ掃除が終わると本当にすっきりして気持ちがいいです。
これは、「もうやめられません!」レベルです。

2007年11月17日

フィンランドからの訪問者

アルミ鋳物、アルミキャスト専門メーカーの
傳來工房専務の橋本昇です。

今回は、京都工場見学の来客紹介です。

皆さんフィンランドと言えば何をイメージされますか?



ムーミン!そうですね。

その遠いムーミンの国フィンランドから11月9日に
はるばる京都の傳來工房へ、イカツイ男性5人が来られました。

目的はデザイン性の高いアルミ鋳物やそのアルミ鋳造技術の研修視察です。

左から
タンペレエ工科大学鋳造研究所  K1格闘家のような風格のペレッカ先生
     同               海賊髭のやさしいボスのマロ先生
ラハティ応用科学大学        上品な紳士のニエミネン副学長
スタジオ・コジマ(フェンランド在)今回のコーディネイターのデザイナー児島宏嘉先生    
タンペレエ工科大学    有名FIレーサーと同姓のハンサムなハッキネン先生   
      
会社説明後、工場視察に入り特に建築意匠アルミ鋳物工程について案内。

2.6m×1.8mの約1.5トンの砂が1秒で固まり、
フィルム一枚でその砂型が持ち上がるVプロセスを見学し
彼ら全員、唖然、信じられない様子。


工場見学途中に、急に ニエミエン副学長が私にひそひそ・・・

内容は傳來工房のデザインアルミ鋳物フェンスを
ヘルシンキを窓口にロシア、バルト三国に売れば
絶対に成功すると盛んにオファー。

念の為、他の教授に聞いたところ、
全員が「ここの意匠アルミ鋳物は北欧で売れる!」の声の大合唱。
ほんまかいなぁ〜。

理由を聞くと「錆びない、意匠性が高い、軽い。」
とうも、現在もフィンランドには、アルミ鋳物による
デザインフェンスというカテゴリーがなく、
デザイン的なものは、ロートアイアンか鉄鋳物だけらしい。


事務所に戻り、デザインスタッフ席で今年入社した
新人の岡田(京都芸大卒)の華麗な?C・G操作にウットリの様子。



アルミ鋳物工場視察後、ミーティングで興味深い話を聞いた。


日本と同じく第二次世界大戦敗戦国となったフィンランドは、
復興国策の中に工業デザインを取り入れた世界でも稀な国家であること。

その後、デザインを絡めたハイテク産業を基幹とする工業先進国として
著しい変化を遂げることに成功した話があった。

そういえば携帯電話の生産量が世界1位ノキア(NOKIA)や
世界中に広がりつつあるOSのLinuxなどなど・・・。

話が盛り上がった帰り際、
私より1つ年上のニエミネン副学長(1954生)から

「レベルの高い木型原型力と それを具現化する高度な鋳造技術にも驚いたが、
品質向上の為に 全社員で実践されている環境整備活動に特に関心を持った。」

と感想があった。



傳來工房スタッフもムーミンの国の副学長からお褒めの言葉で喜びも倍増!

専務の橋本昇からのメッセージです。
フィンランドより近い日本国内の皆様へ

ぜひ、京都の紅葉と合わせ、傳來工房工場見学のご計画を!

女性スタッフ共々、喜んでお迎えいたします。
イカツイ男達もニコニコ!



《最近の工場見学企業のご紹介です!》

.┘ステリア明日香様  11月7日 8名来社
愛知県豊橋市にある全国でもトップクラスの住宅ガーデンデザイン設計施工企業の皆さんです。


▲織ヤ造園様 11月12日 5名来社
フィンランドとほぼ同じ面積、人口の北海道からお見えいただきました。
本社が札幌市にあり、名門の造園企業さんです。
デザイン的なガーデンエクステリア事業を札幌市を中心に積極的に展開されています。


皆さん、ご遠方よりご来社頂き本当にありがとうございました!

2007年07月07日

建築家の皆さんの工場視察です!

傳來工房の工場視察をレポートします!

アルミ鋳物、アルミキャスト専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。

厳しい暑さが続きます。特に京都の蒸し暑さは天下逸品?
その暑い京都で約800度で金属を溶かし、アルミ鋳物、アルミキャストを
鋳造している傳來工房の工場温度はこの季節はピークを向かえます。

先般、(社)大阪建築士事務所協会から当社工場視察のリクエストがあり、
暑い合間の小雨の中、16名の会員皆さんに京都本社工場へ来て頂きました。


会社概要と鋳造プロセスの説明の後、3班に分かれ
アルミ鋳物鋳造ラインによるVプロ砂型造型から鋳造仕上げ、
木型製作、展示場と約1時間で工場をご案内いたしました。


その中で全社員、全部門で約8年間続けております
「環境整備活動」についてもご説明させていただき、
特に工具や事務所内机の3定(定位置、定品、定量)については、
時折「オー!」「エ〜!」などの歓声もいただきました。


視察の皆さんの中には20〜30年ぶりに来られた先生もおられ、
鋭い質問や感動する温かいお声掛けも頂戴し
スタッフ一同に代わり御礼申し上げます。

視察された参加者に書いていただきました感想文を
ご本人のご了解を得てご紹介いたします。

´蝪邸Sエンジニアリング 楠本先生
工場は、壁・天井・床とも高価な材料は使用されていませんが
清潔でいきとどいており感心しました。
20数年前と比較し建築は変わっていませんが中味の変化に驚きます。
引出しの中にはびっくりしました。見学ありがとうございました。

↓襪気鏃築設計 石川先生
金属のような硬いものが粘土みたいに手で加工したような風合いに
なっていて不思議に感じていました。
(レリーフや門扉)彫刻みたいに塊を1つ1つ削っているのだと思っていましたが
本日の見学にてナゾが解けました。
型をつくるのに粘土を用いていたんですね。裏側を知ることができ嬉しく思います。
従業員の方々も挨拶をしてくださって感じも良かったです。
職人さんの仕事も私もしたいと思っているのであこがれます。ありがとうございました。

青山建築積算事務所 吉原先生
作業中の職人さんが、みなさん非常にご丁寧あいさつして頂き驚きました。
又、工場内及び事務所内のきれいさに感動しました。
特に机の引き出しの中が印象に残っています。
通常ヘルメットは借りますが、白衣まで貸して頂いた事
又、工場見学からもどった時に冷たいおしぼり、アイスコーヒーを出して頂いた事、
アンケートのエンピツ及び消しゴムが新品だった事、非常に気を使って頂き逆に申し訳なかったです。
本当にありがとうございました。

などなど参加された大阪建築士事務所協会会員の皆さまから
たくさんの熱いホットなお声を頂き、心から御礼申し上げます。


最後に今回の工場視察いただいた設計事務所、大手ゼネコンの
建築家やご担当の皆さんの視点は、もちろんアルミ鋳物鋳造技術や
アルミキャストプロセスでしたが、それ以上に前述の感想文のように
ものづくり現場での「製作環境」や「製作する人」をかなり重要視されている事を
あらためて痛感いたしました。

高品質、低コストのアルミ鋳物製品を目指す為に
傳來工房はさらに環境整備活動を進化させてまいります。

そして少しでもお役に立て、喜んでいただける「ものづくり」を目指します。
本当に(社)大阪建築士事務所協会の皆さま、温かいご声援ありがとうございました。

2006年09月02日

銀色に輝くインゴットは?

こんにちは、
アルミ鋳物、アルミキャスト専門メーカーの傳來工房専務の橋本昇です。

昨晩あたりから急に過ごしやすくなりました。

爽やかな風を感じながら寝つき、
そして目覚める幸せを感じるのは私だけでしょうか。
(マザーテレサも言っていましたが?
お金のかからない幸せは真の幸せです。)


さて、銀色にまぶしく輝くインゴットの正体は・・・

アルミ鋳物用のアルミ地金(じがね)です。
これが黄金のゴールドだったらと不埒な事をおもってはいけません。

実はこのアルミ地金、
今年に入り中国需要や世界的な自家用車需要の影響により
とんでもないくらい急騰しました。一年前の約1.5〜2倍です。

現在、ようやくアルミ地金相場も落ち着いてきましたが
高値での落ち着きはアルミ鋳物メーカーとしては影響が大きく
まだまだ油断はできない様子です。

当社のアルミ鋳物の主生産ラインである「Vプロセス」で
このアルミ鋳物用インゴットを約760度で溶解し、製品を鋳造します。


このアルミ鋳物用インゴットをきれいにイゲタに組んだ状態のまま、
一気に溶解炉に投入します。
溶解炉の中はまさしく燃えるように真っ赤に準備されています。

傳來工房で鋳造しているアルミ鋳物用インゴットは、
建築外装材や屋外のランドスケープの材料として
耐候性、耐腐食性、造型性、加工性共、アルミ合金の中で
群を抜く性能を保有する「JIS規格 AC3A」を使用します。


この材料を使い、JR二条駅前に現在建設中の
「立命館学園本部法科大学院」(設計:山下設計 施工:大成建設)の
大型デザイン門扉やフェンスを鋳造しております。


この大型デザイン門扉・フェンスのデザインは、
立命館や京都の歴史を意匠化し提案いたしました。

当社のデザイン提案は、
3次元つまり立体的な高い完成度を前提としたものが特徴で、
特に学校法人や宗教法人の風格ある主要な物件には
施主や建築家の皆さんから喜んでいただいております。


9月からも神戸学院大学ポートアイランドキャンパス
(設計:日建設計 施工:竹中工務店)の
アルミ鋳物によるデザインバルコニーの鋳造製作に腕を揮います。

《ご参考に当社の主な学校法人の実績をご紹介します》

神戸女学院、女子美、立命館、同志社、関西大学、
京都大学、龍谷大学、四天王寺大学、文教大学、
華頂短大、松下政経塾など全国実績多数     (順不同)


長くなりましたが最後に

ぜひ、各種法人の施設担当者の皆さんや
若い建築家やアーチスト、デザイナーの皆さんへ
傳來工房のアルミ鋳物工場に視察に来られませんか。

作品や意匠を考える上でものづくりの現場は大変参考に
なると思いますよ。ご連絡いただければ喜んでご案内します。

そういえば、ずいぶん前に
フィリップ・スタルク
大きな体を揺らしながらアルミ鋳物作品の相談にきました。

そしてアルミ鋳物の鋳造工程を案内し
大変参考になったらしく、大喜びでした。

その時、なぜかアルミ鋳物の塊りを
ZEROのアタッシュケースに大事に持っており、
「それは何か」と聞くと現在設計中の建築模型だと
自慢げに言っていました。

私は、過去色々な建築模型を見ましたが
無垢のアルミ鋳物の建築模型を見たのは初めてでした。

でも私から見ると出来があまりよくなく、
傳來工房で作ればもっと良いものを作るよと笑いながら言うと
ヒゲ面の笑顔で「次回はぜひ頼む」と言っていました。


スタルクのデザインは
独特の曲線や曲面デザインの為に
彼の作品は、型に流し込んで製作する
アルミ鋳物が一番適しているようです。

ポストモダン以降、
日々激変しているデザインシーンの中で
彼はインテリア、ID、建築など
世界中のあらゆる場面で活躍してますね。

ミスタースタルク、今度日本に来たら、京都で待ってまっせ!