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2009年11月30日

横浜港のアルミ鋳物

アルミ鋳物外装、意匠キャスト専門メーカーの
京都の傳來工房専務の橋本昇です。

昨日から、いよいよ司馬遼太郎原作NHK特別番組「坂の上の雲」が始まった。


いよいよと言うのは、2つの楽しみがあるからです。

1つは、随分前に読んだあの好古・真之兄弟
そして友人・子規の姿がどんなビジュアルにより物語が進むか。

2つめは、真之役のモックンこと俳優・本木雅弘だ。


この役者の演技を見ると日本人が忘れかけている
日本男子の《気概》や《憂い》を思いださせてくれる。


この物語の背景となる日露戦争で日本が超大国ロシアに勝利した後、
日本も経済や文化も本格的な国際化が進む。

その大きな窓口となる横浜港に先日行く機会あった。
横浜港には当時の国際化の象徴ともいえる「氷川丸」が今も係留されている。

《氷川丸 ひかわまる 1930-1960》

その氷川丸の前に由緒あるホテル「ホテルニューグランド」がある。



《ホテルニューグランド本館》

隣接する高層建築新館のアルミ鋳物外装をわれわれ傳來工房が鋳造した。


《ホテルニューグランド新館》

材質:アルミ合金鋳物(アルミキャスト)JIS規格 AC3A
塗装:アクリルウレタン樹脂塗装



テクスチュアーは、私の大好きな傳來工房オリジナルのモダンな揉み和紙調。
コーナーパネルは勿論、軒天、ボーダーパネルなど役物もアルミ鋳物は
意匠、強度、機能共、フレキシブルに対応できるのが特長。


アルミ鋳物の高い耐候性は、港の潮風も全く問題なく使えるのも大きな特徴です。

余談:丁度、氷川丸の反対側の岸壁にイージス艦が来ており、
    もし、真之が現代の人だったら乗っていたかもしれない船か・・・

ドラマと並行してもう一度、「坂の上の雲」を読み返してみようか。
年末年始の楽しみが増えた。


2009年11月24日

アルミ鋳物製特注門扉(個人邸)

アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。

さてさてやって来ました、ここは大阪府堺市。
高級住宅街として名が通る地域です。

この地でアルミ鋳物メーカー、傳來工房にお声を掛けて頂き
今回製作した商品が門扉です。

以前から個人邸様には数々の特注門扉を手掛けてきました。
既存木型を使用したン十万という門扉から、
新規デザインを提案し、木型を新調して製作した特注門扉まで、
幅広くご対応をしてきました。

その中の門扉でもかな〜りハイクラスな門扉を今回承りました。

個人邸様なので、全景は少し控える事に致します。

ご覧のように縦格子の門扉を新調木型にて製作を致しました。


門扉サイズはW2300mmの両開き、
高さは門扉本体だけで2200mm有ります。
ヒンジ部にはオートヒンジを使用し、鍵は当然の事ながら電気錠です。


各縦格子の大きさですが、奥行を43mmとシッカリ取る事により、
重厚感、重量感のある門扉に仕上がっています。


同様のデザインにて勝手口にも片開き門扉を設置しました。


またバルコニーにはこれまたアルミ鋳物製の特注プランターを製作、施工です!


聞くところによれば建物だけですうおくえん!との事。
室内も少し拝見しましたが、石、石、石。。オンパレードです。
不況不況と言いますが、知恵を磨けば大豪邸も可能なんですね。
頭に汗せねば。。。