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2013年03月30日

傳來工房のディズニーの仕事

建築・ランドスケープにおける
アートワーク専門メーカーの
京都傳來工房の専務 橋本昇です。

京都もようやく桜が咲き誇り、
4月7日(日)までが見ごろだと思います。

さて今回の傳來工房の仕事は、
お子さん達の憧れの東京ディズニーランドに関連する仕事の紹介です。

JR舞浜駅前にディズニー直営のオシャレで可愛いホテル
《ディズニーアンバサダーホテル》があります。

椰子の木がリゾート気分を盛り上げ、
さらにディズニー直営ホテルだけに
子供達も大きな期待でテンションも上がります。

ホテルエントランスに向かうバスまでが
もう、すでにミッキーマウス気分!

そんなホテルのラウンジにある
大きな大きな《ブロンズオブジェ》を
我々傳來工房でお手伝いいたしました。

高  さ: 約4m 
材 質: ブロンズ(青銅鋳物) 
仕 上: 古美イブシ発色仕上げ
鋳 造: 傳來工房 京都本社

この大きなブロンズオブジェを
傳來工房で2基鋳造しました。

内部には、光ファイバーが組み込まれ、
夜にはさらに光り輝きます。

東京ディズニーランドにお寄りの際には
ぜひ、ディズニーアンバサダーホテルの
傳來工房がお手伝いしたブロンズオブジェをご覧ください!

【あとがき】お時間があれば・・・

桜と同時に祇園甲部歌舞練場で
「第141回 都をどり」が開催されます。
4月1日から4月30日まで 

お昼から夕方まで一日四回の公演で
約一時間の番組なのでオネムの出やすい
オジサマ族には丁度いい時間。

そして何よりも綺麗なお花の総揃えに眠気も吹き飛びます。


ミッキーやミニーちゃんも可愛いですが
祇園の舞妓ちゃんも負けておりまへんどす。

2013年03月26日

和の傳來作品

お元気ですか! アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です!

思い起こせば1200年前(いやいや、それはムリがありますな)
傳來工房が産声を上げた平安時代。
当時はアルミではなく、ブロンズの鋳造を行っており
「傳來」の銘で蝋型鋳造の仏具や神具を鋳造した記録が残っています。

時を経て平成25年の現在でも、そのDNAに潜んでいる
和魂を継承をしており、年に何度か神社仏閣のお仕事をしています。

例えば、「神額(しんがく)」
こっから、神の領域ですよ!
と神社の入り口にある鳥居の上に掛かっていますね。

ほとんどの神額は木製なのですが、
朽ちなく変形もなく、かつ軽いアルミ鋳物製神額を
傳來工房では製作しています。

部分的にですが本金箔を貼って鳥居に飾られます。
貴方の街の神社にも傳來工房鋳造の神額があるかも、です。

また境内に吊られる灯篭も製作しています。
こちらは現代の素材を使いステンレス製です。

こちらは三方(さんぽう)と呼ばれる神具です。

神事などでお供え物を載せたりする台ですね。
素材はアルミ鋳物製、そして本金箔仕上。

一口に金箔と言っても多種多様あるのです。
24Kの純金箔もあるのですが、通常は
銀と銅を混ぜて金の純度が58.82%以上のモノが金箔と呼べるそうです。
その中でも純度が高い1号金箔を三方で使用しました。

ちなみに金閣寺も1号金箔です。


金閣寺(注:傳來工房施工ではございません)

ただし、金閣寺は通常の厚み(0.1ミクロン)の
5倍の厚さの箔を使用されているらしいです。

価格のたか〜いウレタン塗装で金色ってのもあるんですが、
やっぱりホンモノの金の輝きには適いません。
本当にピカピカ輝いていますね。