皆さま、こんにちは。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。
アルミ鋳物メーカー、傳來工房では古来より
神社仏閣の金物を手掛けてきました。
古くは平安時代に東寺様や西本願寺様に
ブロンズ鋳物の五具足(香炉や花台)の鋳造を行っていました。
近年では建築に携わり、様々な建物にデザイン鋳物として
お世話になっていますが、今でも寺院様、神社様への
鋳物製品を特注にて納めさせて頂いています。
今回は長野県、岡谷市のお寺さんからのお仕事をご紹介します。
場所は岡谷市の「城向山瑠璃院 照光寺様」
千年余の歴史をもつ信州岡谷市の古刹です。
ブログ等を見ていると手水舎が凝っていて、SNSにも載っていますね。
さて、アルミ鋳物メーカーの傳來工房がお世話になったのは
今年初めに落慶された「阿弥陀堂」です。
設計はサイト様
施工は山岸建設様
阿弥陀堂の内部は厳かな空間となっており、阿弥陀如来像が中央におられます。
天井も作家による作品との事です。
アルミ鋳物メーカー傳來工房はこの阿弥陀堂への引戸を製作しました。
基本デザインをもとに傳來工房でご提案。開口はW3200×H2700。
3枚パネルの構成になっています。
中央のパネルは上下にアールシルエットの透かし鋳物、
両サイドのパネルはレリーフパネルになっており、
それぞれ桔梗紋と梶の紋です。
現場にてガラスを挟み込まれて完了です。すりガラスの中央部はクリア-になっており、外部から阿弥陀如来像が見えるようになっています。
建物が高台に建っているので、回廊からは岡谷市街、そして諏訪湖が一望でき
最高のロケーションとなっています。
Sugimura
雪も溶けていい季節になってきました。
お近くの方はドライブがてら、是非ご覧ください!