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2007年07月17日

祇園囃子と傳來工房

ブロンズ・アルミキャスト、アルミ鋳物専門メーカーの
京都傳來工房専務の橋本昇です!

無事、祇園祭の最大イベント山鉾巡行が終了しました。
今年は台風4号の影響もあり大変心配されましたが
本当に良かったと思います。

実は、巡行2日前の宵々山(巡行2日前夜)に
ある目的で繰り出しました。もちろん、目標は先頭の鉾です。

めざせ長刀鉾(なぎなたぼこ)!

一般の方と同じように鉾下で手拭いを買い、鉾乗り場の
2階へ行きます。

まず、祇園祭の神事始めの儀式で受け取られた「切符」に
無病息災を祈願し、人が溢れんばかりの鉾乗り場橋桁近くへ


祇園囃子を鳴らしている長刀鉾の囃子方に目を凝らし、知り合いの顔を見つけて
ちょっと用事について相談。ついでになぜか記念写真?となりました。


向かって左端が同志社大の大先輩で
香老舗 松栄堂社長の畑さんです。
10歳の時、祇園祭のお稚児さんもおつとめになり
息子さんもお稚児さんになられた京都でも貴重な?知り合いです。
畑社長のエッセイ《薫薫語録》です!

向かって右端が長刀鉾囃子方一番のモテ男!
ワコール東京勤務の西村良則くんです。
祇園祭には必ず京都へ帰ってくるようです。

真ん中は、最近なぜかふっくらしてきたワタクシ橋本です。

今回の目的は、実は鳴りもんの「点鐘」。コンコンチキチの鐘(かね)です。

祇園囃子のこの鐘は、傳來工房が鋳造製作し、納めております。

現在使用されている状況確認と傳來銘の写真取りをするために
長刀鉾保存会皆さんの迷惑かえりみず、長刀鉾を探訪しました。


さて、祇園祭の山鉾の巡行順番はクジで決められますが、
長刀鉾だけは別格扱いの先頭とされています。

皆さんは色々な媒体で
祇園祭の長刀鉾の写真と同時に
「コンコンチキチ」の音色を聞かれると思います。



その時、少しだけ
祇園囃子の鐘「鋳作 傳來工房」を思い出して頂くと幸いです。