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アルミ鋳物メーカー、傳來工房の杉村です。
京都市内のど真ん中に位置する京都御苑。
グーグルマップの航空写真を見ても市内中心部でひときわ緑が深く、
市民の憩いの場になっている国民公園です。
私が高校生の頃、近くの女子高生さんとカポーでして、
学校帰りには待ち合わせ、一緒にブラブラと散歩したりベンチで話したり。。
思い出の場所になっとります。
あの頃は初々しかったなぁ〜
閑話休題。さて、この御苑の中に国立京都迎賓館が平成17年に竣工しました。
設計は日建設計、施工は大林組。

装飾的な部位としては大工、左官、建具師によるもの、
製品としては金工、蒔絵、漆芸、染色等、京都の伝統技能中心となっており、
アルミ鋳物の出番はあるのか?と思っていたのですが。
アルミ鋳物の傳來工房の出番は外構でやってきました。
外部にセンサーが張り巡らされており、このセンサーのカバーに
アルミ鋳物をご使用頂きました。

デザインこそシンプルではありますが、
梨地肌を付けて、薄い板では醸し出せない重厚感が有ります。

このセンサーラインを超えてしまうと、
自動で「入らないで下さい」と音声が流れます。
私も撮影中にウッカリ踏み込んでしまい、注意されてしまいましたっ。
他に小さな金物として、「意匠ボルト」を製作。
日本国政府の紋章入りボルトです。
5百円硬貨の表と一緒ですね。
直径50mm、ヘッドの厚みは15mm有り、
手に持つとズッシリと重みが伝わります。
ボルトヘッドは真鍮製の鋳物、ボルトはステンレス製です。

工事中は打合せ等で内部へ入ってはいたのですが、
竣工後の姿を見た事が無いのです。
毎年、見学会があるみたいなので、一度は行っておかなければ、と思っています。
京都のブロンズ鋳造、アルミ鋳物専門メーカーの
傳來工房専務の橋本です。
年間いったいどれだけの人が新幹線京都駅を利用するのだろう。

ビジネスはもちろん、
一般観光、修学旅行、学会・各種国際会議、大学生、
茶道華道文化関係者などなど・・・
たくさんの方が利用されるその新幹線構内の
《傳來工房の仕事》をご紹介いたします。

ブロンズ胸像(通路側)
作品名:「こころのとも」 作家:杉村尚(故人)
ブロンズ鋳作:傳來工房
杉村先生の作品に共通するのは、なんとも言えない上品さがある独特の造形だ。
どの角度から見ても指の先まで杉村先生の作品には上質の品格が漂う。
この作品は、京都南ロータリークラブ創立25周年を記念して製作寄贈されました。

ブロンズ胸像(側面)
《余談》
杉村先生は、日展評議員をつとめられ、
晩年は京都教育大学名誉教授として活躍された。
永い間、京都教育大で教鞭を執られ、ある教授から聞いたが
とにかく普段から怖かったらしく、生徒にはもちろん先生方にも
ご立腹されると容赦しなかった。
しかし、なぜか私には、いつも親切でやさしかった。
思い出に残っているのは、ブロンズ鋳造の打ち合わせに奈良のご自宅に行くと
「のぼる君、メロン食べるか?」と熟れたメロンをよくご馳走になった。
一見神経質そうに見える杉村先生は、実は話が大変お上手で
ユーモアを交えながら色々がお話を聞きし、楽しい時間をご一緒した。
新幹線京都駅構内にあるこのブロンズ像の前を通るたびに、
あの甘いメロンの味を思い出します。(笑)

ブロンズ胸像(店舗側)
《御礼》
平成22年2月2日、ホテルグランヴィア京都での
《弊社会長橋本奈良二 お別れの会》に全国から約900名を超える方々から
献花を頂戴しました。心から御礼申し上げます。
友人代表として河内誠一様(�螢蹈泪鵐薀ぅ娉馗后砲凌瓦里海發辰芯ぜ�は、
臨席された皆様の心の琴線に触れ、目を潤ます方もたくさんおられたと
会終了後にお聞きました。
形式的なお別れ会ではなく、大勢の皆様で故人を偲んでいただき
大変ありがたく感じております。

合掌