大型デザイン門扉などを専門とする
京都の傳來工房専務の橋本昇です。
少子化が猛スピードで進み
「こども手当て」で国民の声が賛否両論の中、
私学学校法人の経営も荒波の時代が来ている。
全国にある私学女子短大もこの10年間に
ほとんどが4年制や男女共学に移行、統合された。
今回は、そんな厳しい環境にも
時代に適応する独自性を発信し続ける
歴史ある私学の名門女子大の仕事ご紹介します。
先週土曜の早朝、
桜が咲き始めている神奈川県相模原市の
通称《じょしび》
正式には、「女子美術大学」へ行ってまいりました。
明治に開校されていた東京美術学校(現東京芸大)は、当時男子校であり、
美術を志す女学生の為に、1900年「私立女子美術学校」として開校された。
現在、私立の美術大学の中でも最も歴史がある大学です。
1990年にこの相模原校が開校され、
その正門の大型門扉製作をわれわれ傳來工房がお手伝いをいたしました。
モダンなキュービックの意匠をモチーフを
H鋼を使いガッシリとと作りこみました。
特に、格子の入り隅溶接部のディティールは、
現在見ても当時の傳來工房の仕上げ職人達の
こだわりや技術の高さよくわかります。
撮影後、正門横の守衛室の方に
この門扉の使い勝手についてお聞きしたことろ
日常の開閉動作には、20年経っても全く問題ないと嬉しいお声が聞けた。
特に厚手のH鋼による約2トンほどの門扉重量についても
「これくらいの重さがないと強風や防犯上、必要ですよ」と
力強いお言葉も大変ありがたかったです。
《小門扉 製作施工 傳來工房》
これから各種法人や施設の統合時に、新しい顔となる正門。
特に大型意匠門扉のご計画には、ぜひ経験豊富な傳來工房にご相談ください。
専門担当が、丁寧にお手伝いさせていただきます。