「不可能」と「難しい」の違い
8月も終わりというのに、相変わらずの酷暑が続きます。
如何お過ごしでしょうか?
企業は環境適応業、
伝統は革新の連続である
などなどの言葉通り環境変化に応じて会社を作り替えてきました。
今存在出来るのはそのお陰です。
しかし、言うが易し行うが難しで簡単なものではありません。
変革に踏み切れていない人を見ると、共通点があるように思います。
「不可能」と「難しい」を自分に都合よく混同しているように思います。
「不可能」と「難しい」については勿論、言葉が違いますし、意味も異なります。
不可能は可能の反対ですし、難しいは易しいの反対語です。
可能と易しいを混同したり、間違って使う人はまず、いないと思います。
しかし、不可能と難しいは意識せずに
ごちゃごちゃにして使っている場合が多いように感じます。
〈不可能〉は文字通り、いくら努力しても実現できない事柄です。
〈難しい〉はできない理由を解決していけば実現できる事柄です。
仕事上での起きうる事柄で、不可能なことと言うのは滅多にあるものではありません。
やりたくない仕事、面倒な仕事、困難な仕事、骨の折れる仕事、
これらは難しい仕事かもしれませんが、不可能な仕事ではありません。
しかし、それらの仕事に直面した時、
解決策を考える前に、出来ない理由を並べ立て、
意識の中で、単なる難しい仕事を不可能な仕事に
置き換えてしまっている場合が多いのではないでしょうか。
反面、不可能と思えることを可能にしてしまう人もいます。
そういった人たちは自分に限界を作らず
果敢に新しいことにチャレンジする人たちです。
65歳の今、改めてチャレンジ精神を思い起こしたいと思います。